• 攻守の要・熱川は今大会初戦からフルタイム出場中=味の素フィールド西が丘で(宮下 響撮影)

  • 須藤(左)・深見(右)の駒大高校の"歴代主将コンビ"が駒大の守備を引っ張る

  • 鈴掛は2試合連続スタメンフル出場。走り負けず・競り負けない強靭な体を持つ

  • 途中出場の室町は決定機を演出したが、あと一歩のところで得点できず

  • 高橋は疲労を抱えながらも、攻撃のキーマンとして奮闘した

宿敵に敗れ、4強ならず。 全国への戦いは順位決定戦へ

[サッカー部]アミノバイタルカップ2017第6回関東大学サッカートーナメント大会・3回戦・対筑波大戦(2017年07月05日 17時02分)

アミノバイタルカップ2017第6回関東大学サッカートーナメント3回戦・対筑波大戦が7月5日、味の素フィールド西が丘にて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

【スコア】
駒大0-2筑波大
 (0-0)
 (0-2)
【得点者】
52分:[筑]山川(加藤)
80分:[筑]北川(三苫)

【メンバー】
GK 輪島 稜[4]
DF 深見侑生[2](→84分 眞砂慶太郎[4]) 須藤皓生[3] 星キョーワァン[2] 熱川徳政[4]
MF 鈴掛 涼[3] 大川雅史[4](→70分 大川雅史[4]) 大村英哉[4] 大塲淳矢[3] 中原 輝[3](→79分 安藤 翼[3])

【SUB】
GK鈴木悠太[1]
DF伊勢 渉[3]
MF荒木直道[4]
MF薬真寺孝弥[1]
FW小田駿介[4]
FW矢崎一輝[1]

 3回戦の相手は筑波大。前回大会で逆転負けを喫した、いわば”宿敵”だ。全国大会進出に向けて絶対に負けられない駒大は、選抜のミャンマー遠征から昨日帰国した高橋、星の両選手を先発で早速起用し、この大一番に臨んだ。前半から中原や高橋を中心に決定機を作るも、相手の硬い守備の前に得点を奪うことはできず、前半をスコアレスで折り返す。迎えた後半、駒大は徐々に相手に押し込まれ、何度もコーナーキックを与える状況となる。序盤こそしのいでいたものの、52分に失点。今季初めてセットプレーから失点を喫してしまう。普段ない形からの失点でペースを乱したのか、終了間際には追加点を与えてしまい万事休す。ベスト4入りを逃し、明日以降の順位決定戦へ進むこととなった。
 
◆秋田浩一監督
「(今日は)やっぱ戦えなかった。残念。(セットプレーからの失点)キョーワァンがちゃんとついていかなかった。ボールばっかり見ていたのではないか。そこでやられたんだと思う。ついていってやられたなら納得いくんだけど、そこが少し残念。(サイドバックのクロス)外から行こうという考えがあったので、クロスといっても一度サイドハーフから戻したのを入れているので、あれはあれでいいと思う。サイドハーフがいい体勢だったら自分でいくが、体勢が悪かったらサイドバックに入れればいいと思う。(明日の試合)元気なやつを使いたいと思う。わからないですけど。(選抜のミャンマー遠征から帰ってきた高橋と星について)キョーワァンは3試合出たみたいなのでちょっと疲れがあった。高橋はそんなに出てないので。もうちょっと球が収まればまあまあと思いますけど」

◆高橋潤哉(営2)
「(駒大の選手として久々の出場)守備面での自分の負担は少なかったので、前線からあまり追う機会がなくて攻撃に集中しようと思った。前半はヘディングの面でよかったが、決定的なチャンスがなかなか作れなくて難しかった。セットプレーを警戒していたが、そこで失点してしまったので、チームとして勢いを持って攻められなかった。そういうところは連戦なので、気持ちの部分で負けないようにしなくてはいけない。(室町との連携)自分としては去年からプレーを参考にしている選手なので、考えていることもだいたいわかる。そういう点でやりやすかった。(自分のストロングは出せたか)いけている場面はあったが、決定的な場面を作れなかったので、そういうところでは質をあげなくてはいけない。疲労もあって運動量も落ちてしまった。負け続けると全国大会に出れる可能性が低くなってしまうので、次の試合は勝てるようにやっていかなければいけない。(やはりミャンマー遠征の疲労はあるか)昨日帰国して今日試合だったので疲労はあるが、みんなも連戦でやってきているのでそういうところではみんな一緒。責任を持ってやらなくてはいけないと思う。(明日の試合に向けて)セットプレー以外ではそんなにやられていなかったと思うので、守備はチーム全体で守る。攻撃では惜しい場面もあったと思うので、時間がなく相手のスカウティングができないが、それは相手も同じ。駒大のサッカーをしっかりやって、全国の切符をつかめればと思う」

◆深見侑生(商2)
「(今日の試合を振り返って)勝てば全国に行けた大事な試合だった。それを落としたのは残念。でも明日があるので、切り替えて集中していきたい。(今日は攻めあがってクロスを入れる場面が目立ったが)前半オーバーラップしたときに相手のSHが自分のマークでついてきた。SHだったらあまり守備力がないかなと思って、果敢に上がった。(惜しいクロスもあった)アシストのクロスじゃないと意味がないと思うので、決めるだけのクロスを上げたい。(ここまで試合に出場して掴んだものは)この大学のサッカーはわかるようにはなってきた。(今日は守備でも相手の切り返しについていくなど好プレーがあった)連戦できつかったが、それが自分の体を奮起させて、ついていけたと思う。(リーグ戦の日体大戦で監督に怒られていたが)怒られることしかないので、怒られ慣れている。怒られることはあまり意識していない。(内容は)スローインをしっかり投げろと。(これまでも含めて守備面で言われたことは)守備は自分のスペースを守れということ。(連戦だが)自分達も連戦だが、相手も連戦できついと思う。きつい方が駒大は本来の力を発揮すると思うので、次はしっかり勝てるようにやっていきたい」

なお、次回は7月6日、拓殖大グラウンドにて18:00より流経大と対戦する。
◆拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場
〒193-0985 東京都八王子市館町815-1
JR中央線・京王線「高尾」駅より「拓殖大学」行バス乗車、「拓殖大学」下車、徒歩10分

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