• リーグ戦初勝利の阿部=後楽園ホールで(田上 佳雅撮影)

  • 相手を攻める沖島翼

  • 監督とハイタッチを交わす藤山

  • 「クリンチ」の状態

駒大の力見せた!次につながる大勝

[ボクシング部]第70回関東大学ボクシング1部リーグ3節中大戦(2017年06月10日 19時56分)

第70回関東大学ボクシング1部リーグ3節中大戦が6月10日、後楽園ホールで行われた。結果は以下の通り。

【LF】○杉山広将(営2)[RSC(1R1分52秒)]●永田丈晶

【F】○阿部宏斗(商3)[WP3-2]●牧野草子

【B】○南出仁(商4)[WP5-0]●松下竜之助

【B】○嶋田淳也(歴2)[ABD(3R1分47秒)]●下永誉人

【L】○藤山義憲(商2)[WP5-0]●冨田真広

【L】○斉藤陽二(営4)[WP5-0]●渡邊耕佑

【LW】○沖島輝(経4)[WP3-0]●岡澤セオン

【W】●坂本拓舞(歴4)[WP0-5]○栗栖陸生

【M】○沖島翼(法4)[WP5-0]●新田隆人

※RSCはReferee Stop Contestの略で、負傷などにより試合続行不可能と判断したとき、レフェリーが行う勝敗宣告のこと
※WPはWin on pointの略
※TKOとはテクニカルノックアウトの略(=RSC)
※ABDとはチーフセコンドによるリングへのタオル投入(棄権)のこと

 駒澤の力を見せつけた。ライトフライ級杉山の1ラウンド1分52秒でのRSC勝ちを皮切りに9戦8勝。南出、藤山、齊藤、沖島翼の4選手が5-0で判定勝ちを収めるなど相手を圧倒した。惜しくも坂本が敗れたものの、林田コーチは「自信をここ(中大戦)で取り戻してくれたと思う」と語り、残りのリーグ戦につながる一戦となった。

◆中島成雄総監督
「(今日の試合は)今日はみんなリラックスして、力が(必要以上に)入っていなかった。1部残留はこれで決まるがあと2戦しっかり(やってほしい)。優勝するような強いチームとはもう試合が終わっているが、負け方がどちらも4-5。ほとんど差はないからうちもトップレベルだということ。あと2戦しっかり頑張ってもらいたい」

◆林田太郎コーチ
「(今日を振り返って)みんなよく頑張ってくれたと思う。(8-1での勝利について)9-0を目標にやっていたので少し残念な部分もあるが、負けた坂本も自分の力を出し切っていたので良かったと思う。(この試合で得たものは)自信だと思う。(次の試合に向けて)自信をここで取り戻してくれたと思う。優勝の可能性は限りなく低くなってしまったがあと全勝してAクラス、3位以上に入れるように頑張りたいと思う」

◆沖島輝主将
「(今日を終えて)勝てて良かったなと。相手は身体能力も高く、リーチも長く、サウスポーだったので、やり辛さの塊だった。強い選手だった。(序盤打ち込まれていたが)そういうことは想定していたので、そうなった時にできるだけ切り返しができるように練習してきた。スタミナは絶対切れないようにかなり練習では追い込んできた。それが勝ちにつなげられたかなと思う。内容としてははっきり言って全然良くなかったが、次につなげられる試合ができたので良かった。(今日のチームの勝利のキーパーソンは)最初のLF級で勝利してくれた、杉山選手。それで応援も勢いづいたので。負けた時の試合は応援の士気も徐々に下がっていくが、皆が勝ち続けてくれたことで、応援が盛り上がり、選手も最後まで集中していけた。(次戦へ)自分としてもチャンピオンの意地があるので、それを見せつけられるように、勝利したい」

◆杉山広将
「(今日を振り返って)最初から相手が前に来ることはわかっていた。そこをどう攻略していくかを考えていた。最初ボディを打とうかと思ったが左フックが当たると分かったので左フックで攻めた。(勝利のポイントは)1年生の頃からリーグ戦に出させてもらっていたが、全然勝てなくてチームに迷惑をかけてばかりだった。今日こそは絶対勝つという気持ち、少しはチームに貢献できたかなと思う。ここまでリーグ戦に出させてくれた監督やコーチに恩返しが少しでもできたかなと思う。(試合後コーチからはどんな言葉をかけられたか)よくやったと一言。本当に嬉しい」

◆阿部宏斗
「(今日を振り返って)9-0で勝つ、全勝で勝つというプレッシャー。高校大学と結果を残せていなかった。みんなの中で劣っている。勝つか負けるかわからなくて、自分の中の不安とプレッシャーで泣きそうになった。試合をやってみて自分の中ではちょっとダメかなとも思ったが、勝てて良かった。(苦しい場面もあったかあと思うが)相手にずっと外をとられてしまって、相手のペースだった。自分ががむしゃらに持っていくような、2,3ラウンド目はそういう展開だった。パンチもそんなに当てられていなくて、自分が軽いのをもらってしまっていたので本当に負けたと思った。始終苦しかったが結果勝てたので良かった。チームのためにも、自分のためにも。(試合後の涙の理由は)安心の涙。これまでリーグ戦に1,2年どちらも出させてもらっていたが負けて、去年は1ラウンドで倒されて負けてしまっていた。(今回と同じく去年も)赤コーナー、フライ級で倒されて負けたので、今回もそれがよみがえった。勝てて安心して涙が出た。それと高校の頃の恩師も僕のためにわざわざ来てくれた。いつも負けた試合ばかりであんまり恩返しはできなかった。今回形はどうであれ、結果的に先生に勝ちを届けることができたので良かった」

◆南出仁
「(今日を振り返って)正直やりたいことができなかった。練習していたことが何個かできなかった。(できなかったこととは)試合前にこのコンビネーションで当ててリズムを作ろうと決めていたやつがあったが、それが試合になるとなかなか難しいなというのがあった。(そういった中でどんな戦いを心掛けたか)うーん、難しい。とにかく一勝、勝つことしか考えていなかったので。とにかく勝てて良かった。(このあとの試合は)みんなやってくれると信じている。実力はうちの方が上。普通にやればやってくれると思う」

◆嶋田淳也
「(今日を振り返って)1ラウンド目動きが固かったが、2ラウンド目からは少しずつ修正できて3ラウンド目にはダウンを取れた。(2ラウンド目モーションをかける場面があったが)チャンスだと思った。パンチも当たってきていたので仕掛けました。(終始余裕があったように見えたが)1回勝っている相手なので、気持ちの面では余裕があった。しかし少し倒しに行こうとしすぎて1ラウンド目いくつかパンチをもらってしまったのはある」

◆藤山義範
「(今日を振り返って)よくリーグ戦は緊張してしまう。でもずっと(前の選手が)勝っていてくれたので連勝で行こうと。(1ラウンド目のガッツポーズのときの気持ちは)打ったとき応援が盛り上げてくれるので自分も(波に)乗れた。一発当たるとみんなの声が聞こえてテンションが上がった。(攻撃の勢いを感じる試合だったが)倒そうかなと考えていたが倒すのは難しい。力みすぎて駄目だった。もっと力を抜いてできれば良かった。だがパンチは手ごたえがあったからよかった。でも倒し切れていないので反省。(勝った気持ちは)嬉しい。その一言」

◆齊藤陽二
「(今日を振り返って)内容は全然良くなかったが、4年生5人全員が出られるのはあまりないのでとりあえず勝てて良かった。今日は相手を抑えるとかじゃなく勝てと監督からも言われていた。(手ごたえは)相手がめちゃめちゃ強い選手ではなかったので、自分が本調子でなくても勝てたが、やる前は1ラウンドで勝つと思ってやっていた。(よろける場面もあったが)反則されて踏ん張るというよりは反則取らせるという動きを練習しているせいか癖でそうなった。(今日の感想)あと試合が2回ある。今回勝てたのも前回1試合休んで、休んでいた期間にOBの田中亮明先輩(16年卒)と一緒に練習出来たから。そのおかげだと思っている。1年からお世話になっている先輩なのであと2戦でしっかり返したい」

◆坂本拓舞
「(今日を振り返って)ちょっと固かった。手数が少なかった。(結果負けてしまったが、今日の試合で得たものは)ちょっとまだいっぱいいっぱいで。あんまりわからない。やっぱりリーグ戦ってすごいな、と。チームを背負うではないが、重いなと思った。(なかなか押されている場面が多かったが)後手になってしまったことと、手数か少なかった。あと追い足がなかったというかしつこさがなかった。(コーチからはどんな言葉をかけられたか)途中力んでしまってでばててしまった。コーチからはお前の方が練習頑張っているぞ、というような励ましの言葉。お前の方ができるんだという後押しの言葉をもらったが、結果的に自分の力のなさが出た。9-0で勝つはずだったが自分が弱かった。(どんな気持ちの涙か)悔しさ。(次に向けて)終わりではないのでしっかり頑張りたいと思う」

◆沖島翼
「(今日の結果は)勝つ気しかしなかった。チームが良い流れできてくれていたので、流れに乗れたと思う。(今日の勝利につながったのは)打ち分けと、パンチのインパクト。それに加えて、体幹がぶれなかったこと。(監督・コーチからは)打ち分けや相手との距離が詰まった時のクリンチワークについてアドバイスをいただいた。(チームは初勝利だが)勝ったことは良いことだが、9-0で勝利することを目標として掲げていたので、そこは悔しい。(次に向けて)次がヤマになると思うので、いかに自分のボクシングができるか、そこを残りの2週間で修正していきたい」

※「クリンチワーク」とは、ボクシングにおいては相手に抱きついたり、体の一部を掴むことで相手の動きや攻撃を止めたりする技術のこと。(写真4枚目参考)

次節、拓大戦は6月24日(土)第4試合、後楽園ホールで行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線・総武線 都営三田線 水道橋駅下車 徒歩1分
丸ノ内線・南北線下車 後楽園駅下車 徒歩1分
大江戸線 春日駅下車 徒歩5分
都営新宿線・半蔵門線 神保町駅下車 徒歩10分

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