• 5回米満の3点適時打で喜ぶベンチ=大和スタジアムで(中川達夫撮影)

  • 公式戦初安打を放った菅

  • 今季初先発の上野(糸日谷太地撮影)

  • 初登板の竹本(寒川朋子撮影)

連勝で勝ち点奪取!秋への課題見えた!

[硬式野球部]東都大学野球春季2部リーグ対青学大3回戦(2017年05月18日 16時51分)

東都大学野球春季2部リーグ対青学大3回戦が大和スタジアムで5月18日にて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

青学大 000 010 010=2
駒 大 001 031 03x=8


      打安点
(7)諸 積 412
(6)青 木 421
(8)米 満 314
(9)酒井良 400
(3)岡田耕 430
(2) 長  200
(D) 菅  310
(5)平 野 320
(4)田 中 221
     計29 128


    回    打安責
  上 野   20 5 0
 ○白 銀 13 1 0
  高橋由 1 0 0
竹 本    2 1 0

 
 打線は3回、青木健太(経4)の中越二塁打で先制点を挙げると、5回2死満塁の場面で米満一聖(市4)が中越三塁打を放ち一挙3得点。6回、8回にも4点を奪い計8得点、12安打の猛撃を見せる。4回と8回にそれぞれ1点ずつ失点するも踏みとどまり、リーグ戦初出場の竹本裕瑛(法1)が試合を締め勝利。最終戦を白星で飾り、4位で春季リーグを終えた。
  

◆大倉孝一監督
「(今季を振り返って)本当はこの春に優勝してということを目論んでいたけど、細かい課題がいっぱいあった。取れる試合を取れなかったり、競ってる試合でミスが出たりということがあったので、それを1つずつやっていくしかないなという実感。(今日上野選手に期待したことは)期待したというか次に向かって課題をもった投球をさせたかった。(課題とは)変化球をどう配置させるかということ。(菅選手に初安打が生まれたが)DHもいろいろ選手を使っていった。結果が出る出ないよりも1番は打席に入る考え方を経験してほしかった。いいものはあるからみんな順番に使ってるわけで。でもそれが狙い球が絞れなかったり、強気でいけなかったり、ということでどんどん経験してほしくて。1本出たので本人も楽になったんじゃないかな。(今季は流れがいい時や得点後に失点することが多かったと感じるが)ミスが出るんだよね。まだミスが出る実力だということ。普通だったらあんなところでミスが出るものではないけども、ミスが出てるという力。それを克服するだけのことをやらないとしょうがないよね。(バントミスなどもかなり多かったが)そうそう。バントミスもあったし、今日も簡単な内野のエラーが2つあった。それをなくさないともっと上には行けない。(今季選手達が成長した、またもっと成長してほしかったと感じる部分は)細かい、今1球1球で自分がどう動けばいいのかという考える力をしっかり持ってほしい。ただし、勝ってようが負けてようがベンチの中の雰囲気、勢いというのはずっと一貫して通せたのではないかな。(夏の期間は)ミスをなくすということと、1個ずつの捕る、投げる、振るというレベルアップを総合的にはからないといけない」

◆米満一聖主将
「(今日を振り返って)最終戦ということで何としてでも勝ち点取って終わろうという風に話していた。それが実現できてよかった。(自身のプレーについて、3回に3点三塁打があったが)ぼくの個人的なプレーは日によって違うからわからない。あの時はもう監督の方から打てる球だけを思いっきり振り抜いてこいということだったのでそれしか意識していなかった。それがたまたまあの結果につながったから良かったと思う。(打線のつながりが見えたカードだったが)今まで通りじゃダメだっていうのを遅いながら気付いた。1戦目負けた時に、それを本当の意味で全員ガラッと変えて明日の試合を臨もうという話をして、それが出来つつあった試合かなと思う。(ガラッと変えた部分とは)粘っこくというか、それは初戦から言っていたが、それを本当の意味で意識するということ。今までも意識していたけどそれが中々表現出来なくて、それをもっと結果じゃないところで表現出来るように、練習からも姿からも変えて行こうという話をしていった。(立正大戦2戦目の時に言っていた、考え抜いた結果とはどんなだったか)まだまだ考えることはたくさんあって、これはもう本当のスタートラインに立てたかなというくらい。また春に課題として出たものを秋つなげられないと全く意味がないので、まだまだ安心せずにやって行きたいと思う。(今季を振り返って)中々勝てない試合というか、チームとして苦しい状況が続いた。課題がすごいいっぱい出て、まだまだだなというのを自分たちで気付けた。それが(次に)生かせられる材料になったのかなと。(来季に向けてどんなことをしていくか)すぐに次は秋だということに頭を切り替えて。勝つためには何すべきかというのはこの春に課題が明確に見えたというか、自分たちではここ(が課題)だなというのが見えた。それを何としてでも秋につなげられるように、個々のレベルアップだったりチームのレベルアップを図って秋何としてでもつなげていこうと思っている。(来季に向けて一言)本当やるしかない。僕たちも最後のリーグ戦なのでそこに全員気持ち込めてまたやって行きたいと思う」

◆青木健太
「(今日を振り返って)昨日から今日しっかり取ろうという気持ちで試合に望んでたので、全員で勝ちに向かって、やりきれたんじゃないかなと思う。(3回目の先制点は)
打ちたい、打とうと思ったんじゃなくて、しっかり自分のスイングをしようと思って、しっかり打てたので良かった。(全試合出場は)特に思ってないですけど、ミスもありながら、本当にまだまだ課題があるので、秋に向かって、今回と夏と、どんどんレベルアップできるように練習していきたいと思う」

◆白銀滉大(法3)
「(これまで)ずっと負けていて、昨日と今日勝って、勝ち点をとることができたので、ほっとしている。自分が投げ始めたときは接戦で、(青学大は)先に点を取られてしまうとずっと打ってくるチームなので、気を引き締めて点を取られないようにしたが、最後は崩れ始めてしまったので、まだまだ課題はいっぱいあるなと思った。最後の方は打ってくれて点差もあったので、気持ちは楽に投げることができた。(今季の自身の満足度は)自分の思った通りに投げられたのがここ2試合くらいだったので、まだまだ安定させて投げられないといけない。満足はしていない。ここ最近真っ直ぐはよく走ってて、上手く空振りを取れたり、カットボールでカウントを取れたりしたので良かったが、スライダーなど変化球でカウントが取れなかったので、そこを改善していきたい 」

◆菅力也(商2)
「(初安打が生まれたが)昨日初めてスタメンで出て、バントしかなくて代わってしまって、どうしても1本打ちたかった。その中で今日はしっかりボールが見えていたので、特に打った打席は打てるなと思った。昨日より緊張せずに打席に入れたのでしっかりバットを振れた。(昨日代打を出されてベンチでかなり悔しそうにしていたが)そうですね。マジかと(思った)。左ピッチャーだったので予想はしていたが、でもやっぱりチャンスで打ちたい。仕方ないかなとは思ったが悔しかった。(ここまで結果が出なかったが)やっぱり始めの方は代打とかで使ってもらってもリーグ戦の雰囲気は独特だったので、打席の中で余裕が持てていなかった。今回初めてスタメンで使ってもらって、調子が上がってきていたので、やってきたことを信じて打席に入ることができた。余裕が違った。(1本出て変わったことは)ホッとした。よかったなと思った」

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