• 初戦から先鋒、明大戦で大将を務めた白鳥=東京武道館で(宮本拓実撮影)

  • 実力が発揮できず悔しいと語った桑原

  • 中村はチームを引っ張っていけるような立場になるように頑張りたいと意気込んだ

強豪に惨敗も、勢い見せる

[剣道部]第62回関東学生剣道新人戦大会(2016年12月11日 21時41分)

第62回関東学生剣道新人戦大会が12月11日、東京武道館で行われた。結果は以下の通り。

〈二回戦〉
☆駒大6ー1神大

先鋒○白鳥源也(経2)<面>1-0根上●
次鋒○ 中村仁(G1)<面>1-0土谷●
五将○ 鈴木拓(経1)<小手>1−0北嶋●
中堅○石川真之介(文2)<面>1-0津田●
三将● 河内隼人(政2)0−1<面>鈴木○
副将○ 内久保恭真(経1)<面>1-0渡辺●
大将○ 桑原侑成(G2)<面>1-0坂本●

〈三回戦〉
☆駒大6−1電通大

○福田雄馬(法2)<(小手)、小手>2−0夏目●
中村0−0喜地
○久賀航己(仏1)<胴>1−0本村●
○白鳥<(面)、胴>2−0平井●
○石川<(面)、胴>2−0丸谷●
○内久保<(面)、面>2−0酒井●
○桑原<(小手)、面>2−1<面>上岡●

〈四回戦〉
☆駒大3−1大東大

白鳥0−0西澤
○中村<(小手)、小手>2−0早川●
福田0−0柳澤
石川0−0神原
○鈴木<小手>1−0牧島●
○内久保<(小手)、面>2−0須藤●
桑原<面>1−2<(胴)、突き>樋浦○

〈準々決勝〉
駒大0−4明大☆

●福田0−1<小手>山田将○
●中村<面>1−2<(面)、小手>山本○
●鈴木0−2<(面)、面>槌田○
石川0−0小田倉
●桑原0−2<(面)、胴>千田○
内久保0−0阿部
白鳥0−0山田凌

駒大は二回戦からの出場。初戦から勢いある攻めで二回戦、三回戦と圧勝し、四回戦へと駒を進める。四回戦は中村の得意技である小手、内久保が小手、面を決めるなどして準々決勝に進出する。準々決勝は果敢に攻めるが相手の力に負け、惨敗。今大会を終えた。

◆中清剛監督
「(明大戦は)勝って欲しかった。手強かったがまだ、新人戦。これからの貯金もある。現時点では、実力不足という点を認めざるを得ない。それを糧にして稽古をしていく。(今日の剣道は勢いのある剣道に見えたが)神大も強かったし、大東大も強かった。どちらにしても侮れなかった。終始積極的にいった。(メンバー変更を多かったが)普段はここまで入れ替えたりしないが、新人戦ということもあり選手の実力を見極めるため。(白鳥さんが大将は相手と5月の個人戦を意識してのことか)当たると相手も嫌がるし、桑原と相手の大将は同じ高校で、互いに手の内を知っているので。この方が逆にやりやすいのかと思った。(チームの雰囲気は)よかった。1年の集大成なのでそういう意味で気合いが入っていた。(次に向けては)新人戦なので次がある。悔しさを糧にして稽古を積めば強くなれる。軸を鍛えたりだとか、自分から仕掛けていけるように練習を積んでほしいし、これから冬の自主練期間に入る。この期間が一番大切。稽古に勝るも稽古はなし。しっかり練習を積んでほしい」

◆桑原侑成
「(今日の試合は)1年生に助けてもらった部分がある。自分の実力が発揮できず悔しい。稽古不足がでてしまった。(勢いのある試合展開に感じたが)新人戦らしく元気よくやっていこうというのを目標にやっていて、実行できてよかった。(明大戦は)面と胴をとられてしまった。雑にいきすぎてしまった。実力不足。(課題は)練習不足。そこが結果に繋がってしまった。(来年にむけて)今年と同じ稽古だとベスト8で終わってしまう。来年からはもっともっと上を目指していく。一人一人の意気込みや練習に対する思いを変えていかなければならない。最後の明大戦は悔しい思いをしてしまった。来年はこの様な思いをしない様に練習に励んでいく」

◆白鳥源也
「(今日は)あまり納得のいかない結果だった。具体的には試合の内容があまり良くなかった。(初戦など決めていましたが)今日の調子が悪く、頭を使って序盤は打ったりしたが、強い相手に勝たないと、去年から大会に出させてもらっている立場なので、そういう意味で勝てなかったというか、引き分けではダメなんだという感じ。(明大戦での相手は5月の個人戦でも戦った相手だが)まだまだ全然。一回りも二周りも相手が上手なので、まだ足元にも及ばない。(冬の自主練は)前の方に出る選手としては、足腰が大事で、走ることを主体にして、スピードもパワーも足りないので、走ったり、筋力つけたりなどのトレーニングが必要になってくるので、それらをやりつつ地元に帰って道場とかで稽古をつけてもらって、もっと強くなりたい。(来季は)新1年生が入ってきて、強いので、ゼロから選手目指して、初心に戻ってやりたい」

◆中村仁
「(今日は)最後負けてしまって、稽古不足だと感じた。(最後の試合では面を打つなどしていてが)先鋒が取られて、自分が勝たないとチームに流れが持ってこれない取り返して、取って後につなげようと思ったが、取りたいという気持ちが出すぎてしまって、最後小手を取られて負けたので欲を出しすぎた。(初戦などは勢いがあったが)次鋒という前のポジションで流れをチームに持っていくことを意識してやっているので、自分から技を出して取れたら乗っていくので意識してやった。(得意技の小手は活かせたか)高校のときに先生が教えてもらって、高校の時に習ったことが大学でも通用するとわかったので。その打った後の処理とかをしっかりとやっていきたい。(課題は)相手は体格もあるので、ご飯をしっかりと食べるのともっとスピードを上げて内を強くしたり一本に見せれるようにそういう剣道をしたい。(次に向けて)新1年生も入ってくるので、それに負けないように、自分がチームを引っ張っていけるような立場になるよう頑張っていきたい」

※掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます。

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