全日学 駒大勢、3回戦で姿を消す
[卓球部]第83回全日本大学総合卓球選手権大会 個人の部(2016年10月29日 16時50分)
第83回全日本大学総合卓球選手権大会個人の部2日目が10月29日、長野市真島総合スポーツアリーナ(ホワイトリング)で行われた。結果は以下の通り(駒大のみ)。
<男子シングルス2回戦>
○松田尚樹(営3)3-0永安(日大)
○水谷良紀(営2)3-0大東(京産大)
●渡部大輝(法3)0-3中村(福岡大)
●杉山 遼(国2)0-3田添響(専大)
●向屋敷達也(国1)0-3吉田(愛工大)
<男子シングルス3回戦>
●松田1-3上村(早大)
●水谷2-3徳島(専大)
◆長崎隆志監督
「(今日は)残念だった。惜しいところもあったので、詰めが甘かったのかなと思う。でも、松田も水谷も自分の良い形ができていた。結果は出なかったけど、内容については悲観はしていない。(水谷の相手は)よく気持ち切れないで頑張っていたから、そこは相手ながら大したものだと思う。相手のポフォーマンスが素晴らしかった。(松田の相手も)本当に強かった。1セットに一つも凡ミスが許されないくらい、精神的に厳しい戦いだった。でも、それをクリアしないと、勝てないと思う。日常の練習でもっと厳しくやっていかないといけないのかな。何でもかんでも出来る訳じゃないから、自分の精神的な支えとなる武器は必要になってくると思う。松田は両ハンドのミスの少なさが良い部分だから、それを決定打に生かすというのが大事。そして、今持ってる技術を伸ばしていくのが、新しい技術を身に付けるよりもやっていくべきことだと思う。(これからの練習では)また春先にリーグ戦が待っているが、どこまで伸ばせるか、徹底して自分の個性を作れるかが、重要になる。もっと自分のことを知って、良いところを伸ばしてほしい」
◆松田尚樹
「(今日は)相手が全日本選抜チャンピオンで左利きだった。左利きが苦手だったので、自分なりに対策を練ってきたが、癖が出てしまって練習通りにプレーできない部分がいくつかあった。相手も違うし、緊張もしたのでうまく行かなかった。悔しいの一言に尽きる。今後試合が続くので、切り替えて勝ち負けを繰り返しながら少しずつ強くなっていきたい。(水谷は)1つ年下だが、ダブルスのパートナーで尊敬しているし練習していても強い。楽しいしお互い刺激し合っているので、2人で引っ張って、水谷のためにも頑張って目標を達成できればいいなと思う。 (初めての全日本だった1年生は)今回経験(を積むこと)でチャンスはつかめなかったが、良かった部分もあると思うし、頑張っていたので、自分も力になれたらと思う。リーグ戦1部では残留でも2勝、目標を達成するなら5勝しないといけないことは頭のなかに入れていてほしいとはいつも言っている。(東京選手権へ向けて主将としては)1月1日にみんなで話し合って目標を設定して、目標を達成できたら、自分たちのモチベーションを上げるような取り組みを今後していく予定。個人としてはしっかり2種目予選を通過して、チャンスが有る限り頑張っていきたい」
◆水谷良紀
「(今日は)勝ちを急いでしまった。リードしてから挽回負けしたので、もったいない試合をしたと思う。台から距離を置いてしまったりレシーブがうまく行かなかった。滑ってしまうのでサーブレシーブが台から出てしまった。まだこのコートでプレーするのは2回目で慣れていなかったと思う。(相手は)特にやりづらい部分はなかったが、試合の組み立てや、リードしているときのやり方が下手だった。(チームを引っ張るものとして)松田さんとはお互い頑張っていきたい。今回出ている後輩2人も早めに負けて1人のエース格の人も逆転で負けているので、上級生として(次へ)なんとか予選を通過して、チームにいい影響を与えていきたい」
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