• 得意技の小手を決める中村=エディオンアリーナ大阪で(宮本拓実撮影)

  • 主将の三浦は4年生最後の大会となった

強豪相手に接戦となるも、二回戦で敗退

[剣道部]第64回全日本学生剣道優勝大会(2016年10月10日 15時50分)

第64回全日本学生剣道優勝大会が10月9日、エディオンアリーナ大阪で行われた。結果は以下の通り。

<1回戦>
☆駒大3-1朝日大

先鋒 白鳥源也0-0柏戸
次鋒 ○中村仁<(小手)、小手>2−1<胴>山本●
五将 秋山裕0−0久保
中堅 ○髙山輝<(小手)、面>2−0田中●
三将 ○桑原侑成<(面)、小手>2−0高倉●
副将 大崎隆盛0−0土田
大将 ●三浦隆治0−2<(面)、面>小松○


<2回戦>
駒大2-3慶大☆

白鳥<面>1-1<面>近藤
○中村<(面)、面>2−0北村●
●秋山0−2<(小手)、小手>黒川○
○髙山<(小手)、面>2−1<面>杉山●
桑原0−0藤本
●大崎0−2<(小手)、小手>伊藤○
●三浦0−2<(面)、面>廣田○

※カッコ内は一本目

初戦は朝日大と対戦し、次鋒の中村が得意の小手や中堅の高山、三将の桑原も面や小手などを決めて勝利し、二回戦へ進出する。二回戦は慶大と対戦し、どちらも譲らぬ戦いを見せる。これで勝つと三回戦進出が決まる大将戦で三浦は相手に面を2本決められて敗れ、三回戦進出にはならなかった。

◆中清剛監督
「(今日は)初戦の朝日大は予選(=東海学生剣道優勝大会)でベスト4だったので、なかなか強くてびっくりした。試合前に打ち方を見たが、しっかりとした剣道をしていて侮れないと思ったが、なんとか勝つことができてよかった。二回戦の慶大は、最初から強いことがわかっていたので、前半戦の流れを後半に続けられず、活かせなかった。(慶大戦の前の声かけは)相手が慶大とは思わないでやるのは自分達しかいないのだから、最後まで勝ちに対する執念を持って行けと選手に言った。(選手の様子は)今回、前日にこの施設が使えなく稽古ができなくて、コンディション作りが難しかった。各自で自主練という形で調整をした。(次に向けて)うちの強さである打ちくる、振り切る、抜け切るというアグレッシブな剣道や体幹を鍛えるなど練習し直して、全日本だけでなく様々な大会で上位に勝ち入れるようなチームを作り出したい」

◆三浦隆治(法4)
「(今日は)緊張した。前日は緊張しなかったが、ここに来たら無駄に緊張した。初戦は小学校からずっとやってた相手で、いつも負けていた。これが最後になるかなと思い、挑んだがやっぱりダメだった。二回戦は同点で回ってくるのが初めてで、絶対取りに来るんだろうなと思っていた。そこで初めから逃げに入った。そこが負けの方向に繋がってたと思う。(同点で挑む前は)副将戦で大崎が調子悪そうな感じだったので、もしかしたらと思っていたら、負けたので自分が取らないといけない状況となった。(主将として声かけは)プレッシャーに感じて欲しくはなかったので、4年生最後だからとは言わないで楽しくやろうというのを一番にして楽しくやろうと言った。(チームには)無駄に緊張やプレッシャーを与えるようなことはしたくなかったので。過ごし方も各々に任せてミーティングもあまりしていなかったが、そういうのがよかったのか悪かったのかわからないが、自分たちの代はそういう感じだったので、それが後輩達に良い影響になればと思っていたが、それを変えてくれるのも続けてくれるのも嬉しいが、それでは勝てなかったので、後輩にはうまいこと変えてもらって頑張ってもらいたいと思った。(後輩へは)後輩は厳しくすると言っていたので、それに慣れてしまった人が反抗とか嫌がる人がいると思うが、そういうのには負けないで一個下の厳しさを出して頑張って行って欲しい」

◆中村仁
「(今日は)先輩たちの足を引っ張らないようにするのそれだけだった。初戦はとても緊張していて一本取った後に相手に取られてしまって、このまま終わったらチームの流れが悪くなると思ったので狙いに行ってよかった。二回戦は、監督にとってこいと言われたので絶対にとって主将につなげようと思い、とった。調子としては、練習試合とかで全て負けていて、本番は使えてもらえるかななど心配していたが、監督が信じて使ってくれたのでしっかり勝ちのこだわった。(得意技は)小手で、先生に小手については厳しく指導されてその技が大学でも通用できると思ったのでとてもよかったと思う。(次戦の新人戦に向けては)レギュラーとかも決まっていないので、初心に帰って絶対に勝つという気持ちで試合に臨みたい」

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