• 9回に登板し、安定した投球で試合を締めた白銀=サーティーフォー相模原球場で(寒川朋子撮影)

  • 菅野は3打点の活躍で、チームの勝利に貢献した

  • チームを引っ張る福山は、3回に適時打を放った(会川梨夏撮影)

投打でつかんだ勝利!今季初の勝ち点

[硬式野球部]東都大学野球2部秋季リーグ東農大2回戦(2016年09月27日 19時53分)

東都大学野球春季2部リーグ対東農大2回戦が9月27日にサーティーフォー相模原球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

東農大 200 000 100=3
駒 大 001 002 01×=4


       打安点
(8)米 満 320
(4)福 山 411
(7)長谷川 200
H青  地 100
 9酒井良  000
DH 巴 山 300
RD島 田 000
(9)高橋優 200 
R97 諸 積 100
(3)高 石 210
(6)菅 野 423
(2)高橋亮 300
(5)伊藤修 220
R5田中佑 200
      計2984

     回   打安責
 谷 中 3   1531
  辻 本 3   910
 ○伊藤一 2   931
 白 銀 1   300

 先制されたものの、3回に福山慎吾(営4)の適時打で1点を返すと4回から登板した辻本宙夢(政2)が好投し流れを引き寄せる。すると6回2死一、二塁から菅野赳門(商2)が中越えに2点適時二塁打を放ち逆転。7回に追いつかれたが、8回再び菅野が中前に適時打を放ち勝ち越し。最後は怪我から復帰した白銀滉大(法2)が2日連続で試合を締め、見事今季最初の勝ち点を獲得した。
   
◆西村亮監督
「(今日を振り返って)もう少し、という感じ。毎試合課題やミスが出て、すっきりとした試合はできない、ということもあるが、だとしても考えさせられる部分が多々ある。(先制され逆転し、追いつかれ逆転という試合展開については)谷中の入りがもっとしっかりしなきゃいけなかった。最上級生として期待しつつも、また(前と)同じことを繰り返している。意地というか、魂を見せてくれるようなピッチングを見たかったが、相変わらずの部分があった。(昨日言っていた2戦目の戦い方について)今日見ていただいたら分かる通り。だいぶすっきりしない。まだ模索しながらという感じ。(監督から選手に声掛けをする場面が多く見られたが)こういう考えで行こうというところを(伝えていた)。夢中になりすぎていて何を考えているんだか分からないようなところが多々ある。あれっていうことが結構あるから、確認できるタイミングがあれば(声かけを)している。(次は延期になっていた立正大2戦目だが)1試合目と同じような展開にはならないと思うし、向こうは気合いも十分で、対策の方はいろいろ練ってくると思う。集中して一試合一試合ベストを尽くせるようにしたい」

◆高橋亮介主将
「(今日は)最終的に勝ったというのは、次に繋がって良いことだと思うが、今日も昨日も反省すべき点はあった。谷中が先発で行って、もっとやってほしいなと思った。国士との試合でも投げたが、もっと気持ちを見せてほしいと思う。結果としてミスから点を取られるというのは、もったいない。野手は、粘って追い付かれてもまた点を取ることができたので、粘り強さが出てきたと思う。(8回に決勝打を放ち、この日3打点の活躍の管野は)元々持っているものは良いので、打撃で結果を残せたのは良いと思うが、それよりも守備とか姿勢を変えてほしいなと思っている。守備のミスがあったり、気持ちの面でも上級生がきちんと指導して、もっと強い選手になってほしい。(投手陣は)谷中は初回を含めてもっとやってほしいなと思ったが、投手全体としてはよく粘って、流れを自分たちに持ってこさせることができたと思う。(今季初の勝ち点を獲得して)チームの雰囲気は良くなってきていると思う。明後日立正大戦があるが、本当に大事な試合になるので、良いことは継続できるように、反省すべき点はきちんと反省して、良い試合ができるように準備したい」

◆菅野赳門
「今日の試合は、後攻ということで先に守りで自分のミスが出てしまい入りが悪くなってしまった。しかし、チャンスで打席が回ってきて点を取り返そうという気持ちで入ることでいい形につながった。6回裏の逆転のチャンスで回ってきた打席は緊張した。相手の外野が前進守備だったため、楽な気持ちで強く振って抜けることを意識して打席に入った。同じく8回裏の打席は、追い込まれたために、アウトにならないように意識することで、結果的に逆転タイムリーを打てたのでよかった。次の3戦目となる立正大は、力があるチーム。今日のような野手のエラーなどのミスで簡単に負けてしまう。そのために打撃の前に、そのような細かいミスを無くすようにしたい。そしてそこから打撃に繋げていきたい」


◆白銀滉大
「(昨日、今日と)少し緊張はあったが、楽しく、いい感じで投げられた。(公式戦での登板は昨年10月20日以来だったが)久しぶりに投げたので、試合独特のドキドキ感があった。(昨日、今日はどちらも9回の登板だったがプレッシャーなどは)多少はあるがそこまではなく、楽しく投げられた。(2試合続けて三者凡退だが)気持ちよかった。(登板を言われたのは)元々最後の方と言われていたが、9回というのは8回裏の攻撃が終わる前ぐらいに言われた。(怪我をしていたと聞いたが)去年の秋、10月ぐらいに肘の靭帯の部分断裂をした。それからずっと投げれずにいて、今年の夏前ぐらいから投げられるようになった。(次に向けて)またこういう場面でまわってきたらしっかり抑えられるように頑張りたい」

*また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_basaball)

次戦、対立正大戦第2回戦は9月29日(木)12時~サーティーフォー相模原球場で行われる予定。


■サーティーフォー相模原球場へのアクセス
JR横浜線 「渕野辺駅」(南口)下車
バス渕野辺十字路回りで 「渕野辺公園前」下車
小田急 「相模大野」(北口)下車
バス大野台経由、相模原駅行き 「渕野辺公園前」下車

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