• 和栗は試合後、全日本への決意を語った=東京武道館で(小倉笑香撮影)

  • 1年生ながら、大きくチームに貢献した越田

8強入りならずも、11年連続の全日本出場へ

[剣道部]第42回関東女子学生剣道優勝大会(2016年09月17日 09時53分)

第42回関東女子学生剣道優勝大会が9月17日、東京武道館で行われた。結果は以下の通り。

〈一回戦〉
☆駒大4ー0城西大

先鋒○志村霞月(経4)<(面)、面>2-0宮本●
次鋒○岡崎愛実(文3)<面>1-0長谷川●
中堅○前波萌乃香(営1)<面>1-0中屋●
副将○越田百香(法1)<胴>1-0峯崎●
大将 和栗宏実(文4)0-0高住

〈二回戦〉
☆駒大1ー0城国大

志村0-0金屋
岡崎0-0浦
前波0-0兵等
和栗0-0古内
○越田<面>1-0渡邉●

〈三回戦〉
駒大0ー2国学大☆

●志村0ー1<面>杉本○
○前波<胴>1−0金成●
●渡部悠希(文4)0−1<面>尾関○
和栗0−0有働
越田<突き>1−1<面>表

駒大は二回戦からの出場で初戦、城西大に圧倒的な力で快勝する。三回戦、城国大に接戦を強いられるも、大将戦で1年生の越田が面を決めて競り勝つ。続く四回戦、国学大と対戦するが、後少しのところで追いつけず、惜しくもベスト8進出とはならなかったものの、11年連続の全日本出場を決めた。

◆中正剛監督
「(今日は)城西国際大学が一番の関門だった。城西国際大学は全日本大会に出場かけてだったので、そこをなんとか勝ち越すことができた。(三回戦の国学大戦は)最後は越田が頑張ったが、一本差が大きかったと思う。今後、上段対策をさらに強化していきたい。(越田さんは)1年生だが、すごい良い試合をして励みをくれた。女子は10年連続全国大会に出場していて、今年で11年連続で途切れるかどうかの瀬戸際だったので、11年連続出場することができたということは選手に感謝したい。(次戦は)全国大会の切符を得たので、出場するのなら優勝目指して一から稽古を出直して良い勝負ができるように頑張っていきたい」

◆和栗宏恵(英4)
「(今日の調子は)良くはない。昨年に比べると良くなかった。(チームの雰囲気は)試合の流れは良かった。いい雰囲気の中で戦えていたと思う。(自分の試合を振り返って)もう少し取りに行くことが出来ていれば、よかったなと思う。攻めればよかった。いつもとは比べ物にならない、プレッシャーの中でやるということがきつかった。(全日本に向けて)もう一度一からしっかりと稽古を積んでもっと自分らしく、がつがつとした剣道をしたい。チームの勝利に貢献できるポイントゲッターになりたい。目標は日本一」

◆越田百香(法1)
「(今日は)最後の試合で、自分が勝たないといけないところだったので取りきれなくて、引き分けで終わってしまった。まだ1年生なので、来年さらに勝てるように頑張りたい。(2回戦と3回戦については)2回戦はその試合が全日掛けだったので、4年生に迷惑かけないように自分が取れるところがあったら、取りに行こうと思ってやった。3回戦は取らないと勝てないので、なんとしてでも自分が一本取りに行くという気持ちでやった。(課題は)五分で回ってきた時ではなく、振りで回ってきた時もしっかり取れるよう自分が勝って勝ちにつなげられるようにこれから稽古していきたい。(次戦に向けて)一つでも上に行って、4年生が最後の大会なのでできるだけ多く試合をできるように頑張りたい」

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