• 好調の佐藤は今日もきっちり勝利を収め、存在感を示した=駒沢体育館で(山本正太撮影)

  • 染谷は”文句なしのパフォーマンス”で終始主導権を握る(山本文隆撮影)

  • 安定した試合運びで1部昇格を決定づけた松田・水谷ペア

破竹の4連勝で、念願の1部復帰決定!!

[卓球部]平成28年度秋季関東学生卓球リーグ戦(2016年09月12日 13時49分)

秋季関東学生リーグ2部・東経大戦と東洋大戦が9月12日、駒沢体育館で行われた。結果は以下の通り。

☆駒大4ー1東経大
●玉置怜央(営1)1ー3山田◯
◯松田尚樹(営3)3ー0吉田⚫︎
◯二木啓太(経1)3ー2櫻井⚫︎
◯松田・水谷良紀(営2)3ー0吉田・小塙⚫︎
◯佐藤卓央(経2)3-0宮川●

 リーグ開幕から3連勝となった。1番手玉置は第1セットを取ったが、2セット目から次第に相手に攻め込まれる展開となり、逆転負けを喫した。しかし2番手の松田が勝利すると、迎えた二木は取られて取ってのシーソーゲームとなったが、終盤から相手のミスを誘い得点を重ね、フルセットで見事白星を飾ると、3番手の松田・水谷ペアと4番手の佐藤が安定した戦いを見せ、見事ストレート勝ちで、昨季に続き東経大を下した。


☆駒大 4ー0 東洋大
◯松田3-1坂本●
◯佐藤3-1石川●
◯染谷凌平(経4)3-1大森●
◯松田・水谷3-0坂本・村北●

 1日目に続き、2日目も全勝で終えた。2回戦の相手は2部に上がってきたばかりの東洋大。1番手の松田は第2セットを落としたものの、安定した試合運びでこれを制した。2番手佐藤もこの流れに乗り、1セットを落とすも勝利。3番手で出場した染谷はブランクを全く感じさせない見事なプレーだった。ダブルスは激しい乱打戦の末、ストレートで勝利し、見事東洋大を下して、2部優勝、1部昇格を決めた。


◆長崎隆志監督
「(今日は)1戦目で玉置が負けて、3戦目の二木もかなりシーソーゲームだったので正直“ヒヤッ”としたが、そのあとの東洋戦で完勝できたので大きかった。(オーダーの起用について)玉置はこれまで1試合も出ていなかったので、初戦の、勝敗の関係ないところで思い切っていってほしかったし、勢いもあるので起用した。(評価は)玉置の良さはサーブとフォアの力強さだが、その良さが試合で出し切れていなくてもう少しその長所を色濃く残せる試合をしてほしかった。久しぶりの試合の染谷は2月に負けた相手に申し分ないパフォーマンスで素晴らしい試合をしてくれた。 (4連勝は)出た選手は頑張ってくれているし、部員の応援もよく声が出ていて雰囲気が沈むことなく済んだ。(明日へ)簡単に勝てる相手ではないので、これまでの試合同様チームで声を出してぶつかっていって、いい形で昇格していきたい」

◆染谷凌平主将
「(今日は)春リーグが終わって以降ブランクが開いていたものの、個人的にはずっと練習していたし、キャプテンとして皆の指揮を高めてもいたので、自分としてはいいできだったと思う。(監督からは)ブランクが明けて最初の試合だったので、雰囲気を作っていけと言われた。相手は大学としては格下だったが、油断していては足元をすくわれる。勝ち負けはもちろん、自分が流れを次の試合につなげることを意識した。(今回の試合運びは)相手はフォアハンドが強い選手だった。2月の試合ではコースが単調になって負けてしまった相手だから、今回はコートを広く使うようにした。(今後の目標は)自分たちの代は明日で引退してしまうので、明日勝って全勝したい」

◆松田尚樹
「(今日は)一年生のときから試合に出場していて、自分が駒沢の柱として勝たなければという気持ちで臨んだ。そのおかげで全勝という結果を出すことができた(監督は)いつも練習に来てもらって、アドバイスをいただいているし、何よりも強くなるための環境を整えてもらったり、モチベーションの維持をしてくれたりといったサポートをしていただいているので、監督の分まで勝ちたいという気持ちがあった。(試合運びは)自分よりも格下の相手と戦う機会が多いので、あまりリスクを冒すようなプレーはせずに、自分の持ち味である安定性を生かすようにした。(ダブルスでは)自分がチャンスを作って水谷選手が決めるというのがいい形なので、自分はサーブを短くするといった目立たない小さいことを気を付けるようにしている。(今後の課題は)今は全勝を自信にしているけれども、まだまだ成長しないと1部では全勝できないので、頑張りたい。(目標は)1部で、自分たちの代でAクラス入りを果たしたい。個人的には、全日本卓球選手権ではシングルスで活躍して、駒沢の名を広めたい」

◆水谷良紀
「(今日は)ダブルスだけだったがしっかり二つとも勝ててよかった。(夏合宿は)いつもと変わらず練習してきた。特にフットワークとフォアの強化をしてきて、前よりは良くなってきたと思う。(お互いのフォロー)競っていた時に点を決めてもらった時には“ナイスサーブです”と声をかけたくらい。(4連勝)前期も個人では全勝していたので、そのままの勢いで今季もいけると思ってプレーしてきた。(明日へ)優勝決定なので思い切って勝てるようにしていきたい」

◆佐藤卓央
「(今日は)一昨日の試合から全体的に勢いがあって、その勢いがあったからこそ今日も勝ち切ることができた。(フォアドライブ、決まっていたが)夏合宿からフォアに関してはベンチ外の水野さんにフォームを教えてもらって、かなり練習して打ち方も変えたのでその成果が出た。(水野さんとは)自分に合った教え方をしてくれて、昨日もタイミングや良くない場所をよく見てくれたので、昨日から今日にかけてうまく調整できた。(明日へ)今のところ自分はまだ負けていないので、明日も自分で得点を挙げて、今日からしっかり準備したいと思う」


次戦、対国学大戦は9月13日(火)13時00分から駒沢体育館で行われる。

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