• クラス2Aで表彰される森=東京都シンボルプロムナード公園セントラル広場で(星野文巳撮影)

  • 力走する主将の杉野(星野文巳撮影)

  • 1年生ながらクラス2出場の古川(田渕巧海撮影)

  • アマチュアとして競技を続けていくと語った渡邉(井上萌撮影)

森、クラス2Aで準優勝! 渡邉、杉野も健闘

[自転車部](2016年08月03日 22時51分)

全日本学生RCS第5戦WANGANサイクルフェスティバル湾岸クリテリウムが7月30日、東京都シンボルプロムナード公園セントラル広場にて行われた。結果は以下の通り。(駒大のみ)

クラス3A
佐藤新(法2) 6位 
槍山広貴(仏2)
押江俊樹(経1)

クラス3B
山岸隆明(法2)
平邑悟史(地2)

クラス3C
永田誠太郎(法2)
小嶋翼(仏2)
岡田朗緋(営1) 13位

クラス2A
森勇太(法3) 2位

クラス2B
古川明(地1) 4位 22’00” 

クラス1
渡邉雄太(政4)9位 35’29”
杉野元基(法3)17位 35’33”


◆北野OB
「(今回のレースについて)クラス1の展開については順大がとても良い動きをしていて、ある意味それを潰す動きのために振り回された感じであった。その中で、杉野が中盤動くことでいいところを見せたが、エースである渡邉と杉野の両方が体調不良からの復帰明けであまり調子が良くなかった。全日本明けで気がゆるみ、そこにピークを持って来た1ヶ月後のレースなので、調子がそんなに上がってない。そういう苦しみの中で2人とも自分なりの動き、杉野はアタックをしたし、渡邉は最後のスプリントをしっかりやったので、上がっていくためのステップとしては良い上げ方を出来た。なので、良い通過点のレースになったと思う。(インカレに向けて)インカレにはまだ、渡邉、杉野、森、古川の4人しか出場できず、古川は完全に今年が初なのでチャレンジであり、他の3人が成績を出すために走るが、この3人の脚質は協調する脚質ではないので、1人1人が残れるところまで残ったところで攻撃を加えていける、そんな展開をできればいいと思っている。今年の目標はベスト20に送り込むこと。(今後のチームの課題は)今チーム力として言うと、協調というところがなっていないので、チームワークというところ。どうしても個別で走る、折角2、3人居るのだが、もっと多い大学のチームに振り回されてしまうところがある。今、2年生世代が大変仲が良く、人数も揃っているので、来年3年生に上がる時にチームプレーで、今日の順大のようにレースを作る方にまわっていく展開を今後目指していきたいと思っている」

◆渡邉雄太(政4)
「(今回のレースについて)今日は先月の大会の披露を抜くために休んでいたためあまり練習ができておらず、良くなかった。しかし調子の割には良く、全日本に繋がる良いレースとなった。(チームの雰囲気は)とても良い感じで、先月1人1年生が昇格しインカレに出場できるようになり、インカレに出場することができる資格を持つ人が4人居り良い状態になっている。(今後について)暑さへの対策をすることと、しっかりとレースを走れるように練習していきたい。(将来について)自身の実力ではプロにはなれないので就職を考えているが、アマは続けていきたいと考えている。残りの学生生活は、後輩に教えていくことと楽しく走ることを目指している」

◆杉野元基主将(法3)
「(今日のコンディションは)3週間ほど前に風邪をひいてしまい、前回のレースも10分ほどで自転車を降りてしまった。この一週間は、この日のために真剣に調整を重ねた。(レース展開を振り返って)逃げができるかと思っていたが、思っていた以上に集団が固まっていた。自分はスプリント勝負では周りに劣るので、ラスト5週目までで前に出ようと思っていた。勝つためにできる限りのことはやったと感じている。(意識したこと)逃げ切りたかったので前半から飛ばすことを意識していた。(インカレに向けて)ロードレースだけでなく、トラックにも出場するので、そこでも表彰状を狙いたい。ロードレースは、結果だけでなくレース中の走りでも評価される世界。途中での走り、勝ち方にもこだわりたい」

◆森 勇太(法3)
「(今日の調子は)良かった。今回は逃げ切れるとは思っていなくて、予想通りスプリントという展開だったので、そのために力を残していた。良い展開に持っていけたが、最後は力が及ばなかった。(今日までには)短時間で走る練習などを繰り返して準備していた。クリテリウムは、全日本などの大きい大会とは違って、自分の得意な見せ場であり獲りに行くレースでもあった。(インカレでは)力のあるうちに良い展開に持っていき、スピードを含めた総合的な力を身に付けて最後のインカレに臨みたい」

◆小嶋翼(仏2)
「(今回のレースについて)今日の調子は比較的良かったが、あまり強く無いのに暑さがあり嫌だった。今回のレースは明大の森本尊也さんが短距離の選手でゴール前のスプリントでは勝てないので最後の方で逃げ切るというのが戦略であった。今回のレースでは、もともと20周出会ったのが15周になったので、12週で逃げていくしか無いと考えていた。(距離が20周から15周になったことについて)あまりインターバルが得意では無いので嬉しかったが、短距離の選手も楽になるのでそれは嫌だった。(今後について)今回の大会でクラス3からクラス2に昇格しないと夏のインカレに出場できないが、昇格することができなかったので、今年の11月の大会でインカレに出場することができる資格を手に入れられるように練習していきたい。練習内容としては、月に最低でも1000キロ、目標では1500キロほど走り体を基礎から作り直して基礎体力作りをしていきたいと考えている。すでに一つ下の学年が昇格しているのが、これ以上後輩に差をつけられるのはかっこよく無いので、先輩という意識を持ちながら来年に向けて頑張りたい」

◆佐藤新(法2)
「(今回のレースについて)有望選手の足があるということは知っていたので、必ずどこかで逃げたいという気持ちで回していた。最終周で横が空いたのでここで行くしかないと思って飛び出したが、つかまりまってしまった。(インカレ出場のかかった今回のレースに向けての心境は)みんなインカレ出場に向け(インカレにはクラス2以上のみ出場することができるため)クラス2への昇格を目指して良い雰囲気になっていたので僕もそれに乗っかろうという気持ちで練習し、何が足りないのか自分で考えながら走っていました。(足りないと感じていたところ)最終周ではスプリント勝負で、力と力のぶつかり合いになってしまうのだが、自分はスプリント力がないので、そこを補う走りとはなんだろうかと考えていた。(今後について)今後は、今回無駄足を使いすぎた感じが強かったので、もう少し頭を使った走りをしたい」

◆古川昌(地1)
「(今日のコンディションは)先週レースがあったばかりで調整を続けていた。疲れがなかなかとれず、前日も練習を休み、今日に備えていた。 (試合を振り返って)先週クラス2に上がったばかりだったため、技術力の不足を痛感した。逃げることは出来たが、集団の前方てレースが出来なかったことが悔やしい。 (レース中に意識したことは)後方にいるとインターバルが発生し、試合運びを有利に進めるこどが難しいので、出来るだけ前にでることを意識していた。(クラス2とクラス3の違いは)技術面の差が大きかった。特にコーナーを曲がる際にその差を感じた。(今後の目標は)レースを走る前は、完走と一桁順位に食いこむことを目標としていました。今大会ではこれらの目標の達成が出来たため、今後はクラス2での優勝を目指し、精進していきたい」


掲載が遅れましたことお詫び申し上げます。

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