• 今季初ゴールを決めた伊勢=川口市青木町公園総合運動場で(織原祥平撮影)

  • 前線で攻撃の起点となった大谷

  • 角井は何度も好セーブを見せた

  • 攻守の要として活躍した桑原

先制するも手痛い2失点、リーグ戦2度目の連敗に

[サッカー部]第90回関東大学サッカーリーグ戦・第10節・対桐蔭横浜大戦(2016年06月04日 23時09分)

第90回関東大学サッカーリーグ戦・第10節・対桐蔭横浜大戦6月4日、川口市青木町公園総合運動場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


駒大1-2桐横大☆
   (1-1)
   (0-1)



【得点者】
8分:[駒]伊勢(大村)
22分:[桐]鈴木(木下)
53分:[桐]浅川(石川)


【メンバー】
GK角井栄太郎[2]
DF宮坂瑠[4]、熱川徳政[3]、須藤皓生[2]、伊勢渉[2]
MF小川礼太[1]、桑原智[4]、大村英哉[3](→57分初芝政弘[3])、中原輝[2](→79分金大生[3])、吉岡雅和[4]
FW大谷真史[4](→67分小口大司[4])


前半8分駒大の先制で試合は動いた。右コーナーキックからの混戦を伊勢のヘディングでものにし、立ち上がりを優位に進める。ところが22分、DF陣の裏を取られ、右クロスからのヘディングで同点弾を許すと、エンドが変わった後半53分には相手のパス交換でDFの組織が崩れ、1対1を押し込まれ逆転。その後巻き返しを図り敵陣奥深くまで幾度となく攻め込むものの、決め手を欠きそのまま試合終了。8位争いをものにできず今シーズン2度目の連敗を喫した。

◆秋田浩一監督
「(今日は)勝てなくて残念だった。(相手の守備を崩すために)全てかな。でもやっぱり試合に勝とうという強い意志が相手のほうが勝っていたと思う。選手たちは徹底してやれなかった。(先制点後のプレー)消極的になった選手が何人かいた。しょうがないと思うが、もうちょっと積極的に行ければよかった。(最後の精度の部分は)前節と一緒だった。2点決められてから頑張ろうとしていたが、それを最初から戦えたらよかったと思う。(ハーフタイムには)ディフェンスでは前からプレスを連動して連続してやれば、どこかでチャンスがくるから、あきらめないでやれと言った。攻めに関しては早くつないで外から速いクロスを入れなさいと指示した。(残り1試合となって修正すべきところ)戦う気持ち。母校というかこの駒澤大学のためにロイヤリティを持ってやることが大切だと思う」

◆大谷真史(G4)
「(今日は)自分たちの弱さが出てしまった。自分たちが突き詰めたと思っていても、結果が実力で、自分たちにはまだ足りないものが多い。この結果を全員が他人事ではなく、自分事として受け止めるということが今は一番大事。(今回の試合で)かった点に目を向けるのではなく、足りない部分があるから負けているので、一人一人が問題点や改善点と向き合わなければ、この状況は打開できない。一人一人が死ぬ気でこの試合に取り組んでいるか、突き詰めてきたかを振り返ると全然足りていない。(次節へ)リーグ戦は1試合1試合の勝負なので、また切り替えてフレッシュに戦わなければならない。勝ちにこだわっていくには、今回の反省や駒大生として何をするべきなのかを考え、全ての甘さを排除するべき。次も素晴らしい相手なので、謙虚にひたむきに駒大のプレーをもう一度自分たちを見つめ直し、理屈無しで戦っていかなければならない」

◆伊勢渉(法2)
「(今日は)サイドを使うプレーを徹底することを意識して、それがセットプレーからの点につながったので良かったが、その後に今日も失点してしまった。前半に点を取られないように修正する目標だったが、まだまだ甘かった。(今日の守備は)相手の裏へ抜けられた時の対応も全然だし、宮坂さんに頼ってばかりだったので、もっと自分から詰める意識を持たないといけない。(先制点を挙げたが)見方からの“ふんわりしたパス”が来たので、いったん後ろへ逸らそうとしたら入ったので、結果的に良かったと思う。(開幕以来の先発だったが)紅白戦からいいプレーができてなくて、けが人の影響もあって監督が自分を使ってくれた。勝つためにやれることをやろうと思った。(次節へ)前期最後で勝って次へつなげていきたい」

◆須藤皓生(営2)
「(今日は)前半自分たちのやることはっきりしていなくて、押し込まれる時間帯が長かった。後半は修正できたが、最後気持ちで押し込むことができなかったのでやりきれなかった。(チームに求められていることは)相手にしっかりついていくということと、ヘディングで跳ね返すということ、あとはサイドハーフの裏へ正確にボールを蹴ること。(持ち味は)自分はヘディングとオーバーラップしたときに縦に早く行けること。(先制点後の守備)得点後に失点することが多いので、とにかく集中することを話し合っていたが、少し足りなかった。(残り1試合に向けて修正点は)もっと頑張るということと、キックの質を上げること、守備では一対一での厳しさをもっと練習から高めていきたい」

なお、次節は6月12日、味の素スタジアム西競技場にて14:00から慶應大と対戦する。
【会場へのアクセス】
・京王線「飛田給」駅より、徒歩5分、または西武多摩川線「多摩」駅より、徒歩20分

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