• 21得点4アシストと躍動した前田=代々木第二体育館で(田中碧撮影)

  • 石井は要所で3Pを決める活躍(雪田清子撮影)

  • 主将としてチームをまとめた川嵜

  • 渡邉はインサイドで存在感を示した

  • 得点とリバウンドでダブルダブルの針生

残り1分半で逆転! チームでつかんだ劇的勝利!!

[男子バスケットボール部]第65回関東大学バスケットボール選手権大会(2016年05月05日 22時53分)

第65回関東大学バスケットボール選手権大会・順位決定トーナメントが5月5 日、代々木第二体育館で行われた。結果は以下の通り。

○駒大85-80法大●
(1P 21-25)
(2P 17-21)
(3P 22-19)
(4P 25-15)

【スターティングメンバー】
G 前田祥太(営3)
F 石井峻平(G3)
F 川嵜幸祐(営4)
F 渡邉健太(経3)
F 針生信洋(営2)

【スタッツリーダー】
得点 針生信洋 26
リバウンド 針生信洋 16
アシスト 前田祥太 4

今年から同じリーグで戦うことになる法大との一戦。序盤に出遅れると、点差を縮めては離される追い付けない時間が続いた。迎えた第4ピリオド。一時は2桁得点差をつけられるも、粘り強いディフェンスから流れをつかみ、差を詰める。残り1分半、針生の3点プレーでついに逆転し、この試合初めてのリードを奪った。それ以降は相手の反撃を許さず劇的な勝利を収めた。

◆白井憲二監督
「(今日は苦しい時間が長かったが)ベンチでは選手のサポートをしっかりしてあげようと思っていた。全体の出来は100点ではなかったが、気持ちを切らさずにできていたと思う。シューターの川嵜や石井にあまりボールを入れられなかったがそこで前田がひっぱってくれた。(よかったところは)間違いなくこの大会中でボールへの執着心は一番だった。(明日は)順大は3部リーグから一緒に2部に上がるチーム。自分たちのほうが力は上だと思うが、構えずにチャレンジャーの気持ちを忘れずにやっていきたい」

◆川嵜幸祐
「(今日は)全員で勝った試合だと思う。(監督からは)ガードのプレイヤーが多かったので全員で守って走ろうという話をされていた。(苦しい場面が多かったが)針生と前田に助けられた。今日はその二人が引っ張ってくれた。(競っているときは)今日は相手の外からのシュートが多く決まっていた。いつか落ちるだろうとは思っていた。あきらめるというような気持ちはなく、辛抱強くやろうとしていた。(前回の試合からの気持ちの切り替えは)今日のテーマは我慢強くやり抜こうというテーマで、焦りはなかった。(次戦にむけて)去年は15位だったが、今年は13位14位決めに上がることができた。相手の順大は同じ2部リーグの相手なので心の強さや体などすべての面で違いを見せつけたい」

◆前田祥太
「(試合を振り返って)入りが悪くて、3Pをたてつづけに入れられて、入りが悪かったなという印象。ただ巻き返せて最後勝てたのはよかったと思う。(今日は)インサイドが点数を取ってくれてたのでその分外のプレーヤーも点数が取りやすかった。(流れを変えるシュートを決めたが)自分で打っていこうとは思っていた。キャプテンも打っていけと言ってくれたので打って行けた。(明日の試合は)明日も外が得意のチームなので3Pを打たせないようにするのと、去年まで3部で一緒に戦っていて今年度から順大も2部なので力の差を見せつけたい」

◆石井峻平
「(試合を振り返って)最後苦しいゲームだったが、最後勝ちきれたことはすごくよかった。(大事な場面で外から決めたり、リバウンドがあったが)そういうところで決めれたのは良かった。でもまだまだやれることはたくさんあるのでこれからだと思う。(最後のフリースローを決めた瞬間は)ホッとしたという感じ。あまり自分の仕事をできていなかったのであのくらい決めないとチームのためにならない。決めれてほっとした。(明日の試合は)勝たないとだめな試合なのでしっかり今日みたいに強気強気で最後勝ちたい」

◆渡邉健太
「(今日の試合は)自分以外の4人がたくさん点を取ってくれたのでありがたかった。(リバウンドや、ディフェンスが光っていたが)そういった部分をしっかりやっていかなければ自分は試合に出られないので。ディフェンスは気持ち。今までは先輩にしごかれてきて、その先輩が来てくださっていたので負けるわけにはいかなかった。(オフェンスリバウンドも取っていたが)シュートを打つ回数が増えれば必ず決めてくれる。自分は縁の下の力持ちとしてやっていきたい。(次戦は)しっかりと力の差を見せて快勝したい」

◆針生信洋
「(今日は)最後は自分たちが思い描いていたプレーができた。逆転勝利ができてうれしかった。(監督からは)ずっと押されていたが、我慢強く戦うことを指示されていた。最後は仲間がフリースローでつないでくれた。チームの勝利だと思う。(逆転のシュートを決めたが)気持ちは常に前に持っている。逆転した瞬間はうれしかったが、そこで満足してはいけないと思った。(逆転してからの数分間は)バスケットボールは2分もあれば10点くらいひっくり返されてしまう。攻撃は最大の防御という言葉のように攻め気を持たなければいけない。(次戦に向けて)相手も去年3部から上がったという同じ立場のチーム。また同じリーグでプレーすることになるが力の差を見せつけることができるような点差で勝利したい」


      

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