• 大学での初戦で2位を収めた湯淺(伊藤大志撮影)

  • 谷は課題だったラスト200mで力を発揮した

  • 自己ベストを更新した藤木

  • 粘りの走りを見せた工藤(石曽根和花撮影)

記録会でベスト更新!初レースも大健闘

[陸上競技部]第249回日本体育大学長距離競技会(2016年04月23日 23時58分)

 第249回日本体育大学長距離競技会の一日目が4月23日、日本体育大学健志台陸上競技場で行われた。結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。

〈800m〉
【9組】
1位 三浦天道(秋田高) 1:56.02
2位 中田一旗(愛学大) 1:58.75
3位 和泉憲昌(レジェンズ) 1:59.01
6位 谷尚威(仏2) 1:59.52 ☆

【19組】
1位 手塚将弥(日体大) 1:51.53
2位 廣出和樹(早大) 1:51.56
3位 有馬龍(日体大) 1:51.75
6位 杉山秀樹(経2) 1:54.04

〈1500m〉
【11組】
1位 鈴木ニムラ(創大) 3:56.73
2位 湯淺慎也(国1) 3:57.76 ☆
3位 嶋野太海(拓大紅陵高) 3:58.88

【17組】
1位 松枝博輝(富士通) 3:44.55
2位 堀龍彦(東洋大) 3:45.92
3位 小室翼(東洋大) 3:47.03
17位 金尾圭祐(商4) 3:56.92

〈10000m〉
【6組】
1位 野田一貴(大塚製薬) 29:32.37
2位 細井勇介(大阪ガス) 29:35.81
3位 小澤勇斗(専大) 29:36.94
11位 紺野凌矢(歴3) 29:51.84

【7組】
1位 竹ノ内佳樹(NTT西日本) 29:15.51
2位 大野日暉(神奈川大) 29:18.49
3位 近藤秀一(東大) 29:22.82
11位 藤木悠太(経3) 29:33.60 ☆
25位 高本真樹(経3) 29:58.78
37位 伊勢翔吾(経2) 30:57.60 ★
38位 川戸拓海(国3) 30:59.20

【8組】
1位 ジョン マイナ(富士通) 28:43.70
2位 ダニエル ムイバキトニー(カネボウ) 28:04.22
3位 ジョハナ マイナ(富士通) 28:18.45
7位 工藤有生(政3) 28:40.31
26位 下史典(経2) 29:41.44 ☆

※☆は自己ベスト、★は初10000m

駒大からは11人が出場。前半のレースをトップで進めた紺野や、実業団の選手にも離れずについていき積極的なレースを見せた工藤、今回が初レースでありながらも2位でゴールした湯淺の活躍が目立った。今回は先頭集団でレースを展開する選手が多く、自己ベストを更新する記録も見られた。

◆藤田敦史コーチ
「(今日は)レースとしては結果としていいものが得られなかったが、今日に至るまでの過程で練習は各自とても質の高いものをやっていたので、疲労が抜けきらず出てしまった。選手だけの責任ではなく指導者も少し考えるべき点がある。(試合前には)こういうレースだと後半失速してしまうのでやはり組の中で勝負を意識して、粘るところでしっかりと粘って後半勝負に絡めるようにと話をした。 今回は結果が伴わなかったが、練習自体は決して悪いものではなく、あとは調整次第。きちんと練習をやるべき時にやって、練習を抜くときには抜くという形でやっていけば、決して悲観するような結果ではない。今日1本刺激が入ったことでこれからに期待がもてると思う」

◆紺野凌矢
「(今日は)遅い組でのレースだった。3000mまでひっぱっていけたのはよかったがベストタイムも出なく、全く満足のいかない結果だった。まだまだ練習不足だと思う。(レースプランは)集団の中でいこうとは思っていたが思ったよりペースが遅かったのでスタートしたタイミングで切り替えた。(今後は)力がないのでコツコツ練習を積んで目標である箱根の5区に向けて1日1日練習を積みたい」

◆藤木悠太
「(今日の調子は)あまり良くなかった。(今日のレース展開は)ほとんどイメージ通りに走れたが、最後の方が遅れてしまった。(監督・コーチから)前の方で走るように言われていた。(今シーズンの目標は)10000mをやっていきたい。29分切ることが目標」

◆工藤有生
「(今日は)27分台で走り切ることを目標にしていたが達成できず、まだまだ力がないと痛感した。(監督からは)今日はコンディションが悪いので、ペースを落として落ち着いて入れと言われていた。前半は良かったが、後半は体が熱くなってしまい上手くいかなかった。(関カレでは)1位を狙っていくのは当たり前のことで、その前にゴールデンゲームズで10000mを走り、日本選手権の標準を上回る28分2秒を目標にしたい」

◆谷 尚威
「(今日は)最初の一周は足が重かった。(自己ベストが出たが)今月中に1分59秒を出すという目標は達成できたのでよかった。800mはこれからも走っていきたい。(監督からは)ついて行けと言われていた。今までは残りの200mで自分の力を出せていなかったなかで、今日は今まで1番最後に自分の力を出せた。(課題は)最初、速いペースについていくのがきつかったのでもっと楽についていけるようにしたい。(今後は)前回は前に出て引っ張っていくレース展開をしようとしてダメだったので、今日は後ろについていくレースをした。次はまた自分がレースを作れるような走りをしたい」

◆杉山秀樹
「(今日は)他の選手が速いスピードで入っていたので、後半で勝負しようと思った。自分の中では良かったと。(監督、コーチからは)粘ってねばって、粘りまくれと言われていた。また、大学の看板を背負っているという自覚を持って走れとも言われていた。(今後は)スピードにキレを出せるようにしたい。関カレなどの大舞台で、しっかり結果を出したい」

◆湯浅慎也
「(初レースは)緊張は少しあった。高校最後のレースから5ヶ月近く離れていたこともあり、レース勘があまり戻っていなかった。(今日は)タイムも伸びなかったし、組でも1番を取りたかったので悔しい。(監督からは)初めてのレースなので楽しめとは言われていたが、結果が欲しかった。終わってから「2番じゃダメだな」とも言われていた。(課題は)ラストの力がないことと、レース展開が遅くなった時に積極的に前に出ていけなかったこと。(タイムの目標は)今日はインカレの基準の3分57秒だったがギリギリで切ることができなかった。今シーズン中の目標タイムとしては3分52秒を切りたい。(次へ)目標タイムを切りたいし、組で1番になれるレースをしたい」

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