• 今永は終盤に失策で勝ち越しを許した=神宮球場で(荒川和輝撮影)

2桁安打も勝ち越しならず…今季二度目の3連敗

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ中大2回戦(2015年10月07日 17時14分)

 東都大学野球秋季1部リーグ対中大2回戦が10月7日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り

駒 大 000 200 010=3
中 大 102 000 01×=4


      打安点
(8)小 川 500
(4)福 山 520
(6)前 田 510
DH永 山 310
RD島 田 000
H 岡 田 110
(3)恒 川 420
R 林 慧 000
3 篠原仁 000
H 中川昌 100
(9)7青 地 411
(7)松 尾 310
R9長谷川 000
(5)巻 木 201
(2)高橋亮 220
H 高 石 100
2  長   000
   計  36112

      回  打安責
  高橋由 4  1843
● 今 永 4  1720


1点差で迎えた8回、安打と四球で二死満塁とすると、暴投の間に1点を返し試合を振り出しに戻す。しかしその裏、二番手の今永昇太(経4)は三塁打を浴びるとさらに四球で二死1,2塁とピンチを広げ、失策の間に勝ち越しを許してしまう。粘りを見せたい打線であったが、逆転とはならず、勝ち点を落とした。


◆西村亮監督
「(チームについて)この状況がすべて物語っている。チーム全体に際の弱さが出ていた。勝負しないといけないところで勝負せずに逃げていた。(現状は)厳しいのは明白。1つ1つ克服しつついろんな準備をしていかないといけない。それでも一度追いついたのは今永が流れをつくってくれたから。チームの雰囲気は良くなっていたので野手陣の奮起に期待し、この先も諦めることなく戦いたい。(今永について)今日は本来の投球ができていた。ウリのまっすぐは特によかった。変化球がまだまだ課題。(今後は)学生野球最後ということで使えるところは全部使いたい。今日はいいものが見れたので次は先発も考えている」

◆巻木周平(経4)
「(今日は)終盤に点をとったりチャンスをつくったりしているがあと一歩、大きな壁が超えられない。試合の内容は良くなっている。(今永の登板で)流れが変わった。苦しい中いい球を投げてくれていたことが同点につながった。(次戦に向けて)あと一歩をとことん突き詰めて挑みたい」

◆今永昇太
「(今日は)自分に求められているものはナイスピッチングではなくて、勝つ投球だと思っている。勝利につながる投球ができないとナイスピッチングとはいえない。(優勝がなくなったが)切り替えて、逆に言えば下を見なくてはいけない戦いが続くので、そのときに自分が不安材料にならないようしていきたい。強い姿を見せていきたい」

◆青地功樹(国3)
「(打った球は)外角の真っ直ぐ。ストレートで押してくる投球が持ち味の投手だったので、真っ直ぐの球を狙って叩いていく気持ちで打った。(打線が奮起できない試合が続くが)初球から打ちに行けていない。積極的なバッティングをすると相手にも脅威になるので、ファーストストライクからバットを振っていくことを心がけたい。(2カード負け越してしまったが)ここまできたら気持ちの問題。練習を重ねて、残りの勝ち点をなんとか取っていきたい。東野、高橋由といった下級生が頑張ってくれているので、上級生の打者がが打ち勝って投手を勝たせて上げるような試合をしたい」

◆高橋由弥(経2)
「(今日は)先発を任されて、その仕事をしっかり果たせなかったので悔しい。5回まで投げて1失点までに抑えるという気持ちでいたが、3失点してしまい試合中盤でチームに迷惑をかけてしまった。コントロールにこだわりすぎて自分の持ち味である強気(な投球)というのがあまりでていなかった。これ以上の失敗は許されないと思うので、任された場所でしっかり投げぬくということだけだと思う」


※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、対国学大第1回戦は10月13日(火)13:00~より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分 

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