• 今永は今季初白星とはならなかった=神宮球場で(二宮優里亜撮影)

  • 8回に適時打を放った小川(笠原嘉高撮影)

投手陣乱調、反撃及ばず三連敗

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ亜大1回戦(2015年09月29日 17時22分)

  東都大学野球秋季1部リーグ対亜大1回戦が9月29日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り

駒 大 000 000 011=2
亜 大 210 010 24×=10

       打安点
(4)米 満  300
H4 田中佑 200
(8)小 川  421
(6)前 田  400
(7)川 合  300
H 伊藤修  100
DH永 山   210
RD島 田   000
H 松 尾   000
(3) 内 山  400
(9)長谷川  300
H 高 石   110
(5)巻 木 320
(2)高橋亮 200
H 恒 川   110
R 林 慧   000
2 岡 田  001
      計 3372

     回  打安責
●今 永 5 2333
  片 山 3 1863

 先発の今永昇太(経4)は初回、先制本塁打で2点を奪われると、2,5回には、先頭打者に四球を与え、後続を打ち取れずに追加点を許す。初回の失策により、雰囲気が落ち込んだまま迎えた後半戦。今永からマウンドを託された片山雄貴(経4)は、7,8回に連打と野手の失策で6点を失った。援護したい打線は8回、小川弘輝(法4)の二塁適時打で得点を挙げるも、逆転には至らず。今季最多の7安打を記録するも、うまくつながらず、多くの得点を取ることはできなかった。

◆西村亮監督
「(今永は)しっくりきていない。変化球が浮いてきているのに、スライダーを使って打たれていた。元々変化球を課題としていたのに、そこで打たれていた。三回くらいからはまっすぐで勝負させていたが、まだまだ甘いということ。(今日の打線は)今永が投げて安心しているのかもしれないが、打って得点を取ってあげないと勝てない。チーム全体が慎重になっている、それを打破していかないとダメ。(今日の試合は)しょうもない試合だった。いい意味で責任感を持ってやってほしい。強い気持ちで全部ヒットにするつもりで戦ってほしい。明日からは切り替えて全部勝つつもりで戦っていく」

◆巻木周平(経4)
「(今日は)初回に相手の先頭打者で、4年生で経験もある前田が失策したことで、チームとしても一気に落ち込んでしまった。そこでカバーするのも今永はじめとした4年生であるが、踏ん張りきれないまま試合に入ってしまった。攻撃面でも序盤は特に今までの試合と同じように、やりたいことができないまま、後半どうしようもないイニングまで行ってしまった。ミスは出るものであるが、そこで流れを変えられる選手がいなかった。(投手陣は)今永は普通に投げれば点を取られる投手ではないので、点を取られるということは状態としては良くない。よくないにしても周りの野手がカバーしないといけない。(明日は)終わったわけではないので、明日どうにかして勝って3戦目ができるように切り替えていくしかない」

◆今永昇太
「(今日は)調子が良いとか悪いとかの問題じゃない。ずるずると失点してしまった。今日の試合で力がないことを実感した。練習でしっかり補正していかないといけない。力まずに、本当のミスはしないようにする。(反省点は)ただ単純に制球が悪かったわけではなく、自分としては良い球を投げようとしているのに、結果としてこうなった。ブルペンで投げていたときはよかったと思っているので、自分の思った球が投げられていても、神宮では自分の力が出せていない。(今後の課題は)練習の足りなさを実感したので、色々意識していることを、客観的に見て、直さないといけない」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、対亜大第2回戦は9月30日(金)10:30~より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分 

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