• 9回1失点で完投勝利を挙げた高橋由=神宮球場で(斎藤広樹撮影)

  • 青地はダメ押しとなる適時打を放った

高橋由初完投!秋連覇へ価値ある一勝

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ国学大3回戦(2015年05月29日 20時52分)

東都大学野球春季1部リーグ対国学大3回戦が5月28日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り

駒 大 101 002 001=6
国学大 000 000 001=1

      打安点
(8)小 川 300
(4)田中佑 300
PH菅 野 110
PR林 慧 000
4 伊藤修 000
(6)前 田 532
(3)永 山 400
(7)岡 田 410
DH篠原仁 200  
HD高 石 100
(5)巻 木 410
(9)青 地 311
PH森 下 100
9 島 田 000
(2)高橋亮 421
   計   3594

     回  打安責
○高橋由 9  3541

 初回、2死三塁の場面で、相手の失策で先制すると、3回にも失策で追加点を挙げる。援護をもらった初先発の高橋由弥(経2)は再三走者を背負うが要所を締める投球で、国学打線を0点に抑える。打線は6回、2死二塁の好機を作ると、青地功樹(文3)の中前適時打、続く高橋亮介(経3)の左越適時二塁打で2点を追加し、点差を広げる。高橋由は9回に1点を失い完封こそ逃したが、後続を打ち取り初完投初勝利。期待の左腕の力投で、春季リーグを勝利で締めくくった

◆西村亮監督
「(高橋由は)最後の1点が悔しいが、完投できたのは大きいし、いい経験になったと思う。いいものを出してくれた。(今永が不在のシーズンだったが)東野がそれなりのことができるようになったのは大きいと思う。一戦目を守って投げられたのは大きい。終盤になって高橋由がそれなりに行けるとわかったのは大きな収穫。もう一枚二枚後ろを任せられる投手が出てきてくれると秋もいいかなと思う。(打線は)もう少し工夫しないと得点能力も上がってこないと思う。課題が明確になったので、そこを夏鍛えて行きたい。(4番は)期待の三年がけがをするなど、まだまだ力不足。(岡田は)首位打者の可能性もあったが、最終カードで力んでしまった。平常心を保つのは難しいと思うので、そういう意味でも得るものは大きいシーズンだったと思う。切磋琢磨して、チーム力を上げていきたい」

◆新垣道太コーチ
「(今季を振り返って)苦しい戦いが続いた。あれがなければこれがなければというプレーが続いたので、それを克服できるように夏は練習していきたい。キャプテンの巻木を中心にすごく元気のあるチームなので、しっかりサポートして行きたい。(秋は)優勝しかない。そのために課題を克服できるように一日を大事にしていきたい」

◆巻木周平
「1戦目と同じく投手中心に守って、守備もミスなく守り勝つことが出来た。どんな強い相手でも今日のような試合が出来ていれば負けることはないと感じたので、こういった試合が緊迫した場面でもできるようにしたい。(高橋由の投球は)シーズン通して安定していたので、今日完投できたことは自信になると思う。(打線は)東都は特に投手が良いため簡単に打たせてはくれない。相手のミスに付け込んで、少ないチャンスをものにする力が必要になってくる。(今季は4位だったが)最下位でなかったことは良かったが、優勝以外は順位はどれも一緒だと思う。(秋へ向けて)今季は経験の無い選手も多く足元をすくわれることも多かったが、神宮を経験して一部で勝負出来るという自信が付いた。いいものを持っている選手も多いので、課題は多くあるが、全力を発揮できるようこれからも練習していきたい」

◆高橋由弥
「(昨日の試合から連投だったが)昨日の試合で割と長く投げていたが疲れが残らなかったのでいつも通り投げることができた(意識したことは)投げる時のフォームのバランスがいいと良い球を投げることができるので、そのバランスを意識していた。(悪かった点は)先頭打者をやくうちとれなかったこと。四球などもありあまり良くなったので、そこを改善していきたい。(今季出来た課題は)まだストレートをうまくコントロールできないので、秋までにできるようになりたい。(秋季リーグでは)先発でも中継ぎとしてでもしっかり抑えられるように安定した投球をしたい」


  東都大学野球リーグは全日程が終了。駒大は5勝7敗勝ち点2、4位で春季リーグを終えた

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