• 強気の姿勢で相手を攻める青木・小林=有明テニスの森公園で(中尾彬人撮影)

  • 応援の力はインカレ出場を後押しした

青木・小林も決めた! 駒大いざ、インカレへ 

[硬式テニス部](2015年05月08日 14時30分)

関東学生テニストーナメント大会4日目が5月8日、有明テニスの森公園で行われた。結果は以下の通り。

<ダブルス本戦コンソレーション2R>
○青木・小林(9-8)・橘・首藤(日大)●


青木・小林が喜びを顔に表した瞬間、それまで会場に張りつめていた緊張感が和らいだ。インカレ出場が確定したまさにその時のことだった。昨日、接戦を制してインカレ予選出場の切符を掴んだ余韻を引きずったまま、今日ははインカレ本選を賭けた試合に挑んだ
3-2までリードをしていたが、ブレイクされ3-3とされると相手の勢いを止められず、3-6に。ピンチを迎えた。だが、そこから攻めの姿勢を取り戻し、6-6に追いついた。その後、6-7からあと一つで負けてしまうところまで追い込まれたが、味方の応戦も力になり、脅威の粘りをみせて危機を回避、ブレイクも見せ8-7と追い上げた。均衡した試合内容が続いたが、終盤に差し掛かるにつれ味方の応援も熱くなった。強気の姿勢を切らすことはなく、気持ちで試合を運んだ。最後はその応援に答えるように試合を決めガッツポーズ。インカレ本選出場を決めた歓喜の瞬間だった。これで駒大の春関は終了。インカレ本戦には女子ダブルス2組・女子シングルス2人、インカレ予選には女子ダブルス1組・女子シングルス1人・男子シングルス1人が出場確定した。


◆青木美侑(現4)・小林瑞歩(市4)ペア
「(今日を迎えるにあたって)春関本戦の1回戦で負けた時に、インカレを本直出場することは無理になったと思ったが、大会の形式上、まだ本直出場の可能性が残っていることを知った。そこからは、いつもリードしても、気持ちが引いてポイントを守りきれないことが多いので、勇気を持って強気の状態で、ここ2試合はプレーした。(内容としては)守ってしまい一度3-6になったが、そこからは2人とも攻めることができた。早い段階でストレートを打ったり、前につめて相手にプレッシャーをかけたりと強気にプレーできたので、6-6に追いつくことができた。(8-7と逆転したが)ファーストのサーブが中々入らず恐れてしまったが、ポイントを取りたい気持ちは相手よりも勝っていた。とにかく、根性と気合いでポイントを取りにいった。(緊迫していたが)緊張を声で跳ね返して気持ちを保っていた。その中でも応援の力は大きく、助けになった。(今後は)リードしても強気にプレーできなかったり、ミスしてしまったりと、課題も多く見えた大会だった。今自分たちができる練習だけではなく、その先勝つためにもう一段階ギアを上げることが可能なプレーを試合の中でできるように挑戦しなければいけない。(インカレに向けて)4年生なので、今までやってきたことを全て出したい。リーグ戦も見据え、この大舞台で1つでも多く勝つとこをみんなに見せて、チームの勢いをつけたい」

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