• インカレ予選出場を決めた青木=有明テニスの森公園で(中尾彬人撮影)

  • 明日、インカレ本選の出場をかけて戦う青木・小林

インカレ出場に向けて期待膨らむ

[硬式テニス部](2015年05月07日 22時08分)

関東学生テニストーナメント大会4日目が、有明テニスの森公園で行われた。結果は以下の通り。

<ダブルス3回戦>
●山口・梶川0(3-6、4-6)2久次・本郷(山学大)○

<シングルス予選コンソレーション1R>
●富田七菜子(4-8)高橋唯(青学大)○
●福永雛乃(3-8)根本咲菜(東学大)○
○青木美映里(3-8)千葉南奈(青学大)●

<ダブルスス予選コンソレーション1R>
○佐藤・岩田(8-4)中沢・楚南(亜大)●
○首藤・遠藤(8-3)吉田・松本(日大)●

<ダブルスス予選コンソレーション2R>
●首藤・遠藤(5-8)深田・本城(明大)○

<ダブルス本戦コンソレーション1R>
○青木・小林(9-7)青木・江見(法大)●

青木美映里は、相手の球に対しフォアを中心にラリーを続けた。1ゲームをリードした状態で試合を続けると、4-3から相手を突き放し8-3で勝利を決めた。佐藤・岩田は互いにシングルスではインカレ本選への出場を決めているが、今試合では8-4と差をつけてインカレ予選出場の切符を掴んだ。青木・小林は序盤大幅にリードをしていたがそこから追い上げられる。7-7となったとこで1度試合が中断したこともあったが、試合が再開すると難なくポイントを決め勝利した。ここまでの試合で、インカレ本戦には女子ダブルス1組、女子シングルス2人が出場確定。インカレ予選には女子ダブルス2組、女子シングルス1人、男子シングルス1人が出場確定している。


◆出井章雅コーチ「(青木は)いつも意識高く目的を持って練習しているので、試合のパフォーマンスに成果が表れているか表れていた。(佐藤・岩田は)2人もいつも夜遅くまで練習していているし、信頼関係も強いので予選を決めることが出来たんじゃないかと思う。(山口・梶川は)チャンスは多かったが、大事な時に気持ちが引いてしまっていた。その気持ちがプレーにも出てしまっていたので、勿体無かった。(青木・小林は)5-0とリードしている中、1つのミスで自身にプレッシャーをかけて追い込まれてしまった。だが、最後は基本に忠実に戦うことができていたのが勝因。4年生の底力が出ていたし、練習の賜物だと思う。後輩たちにプレーで見せることが出来ていた。(明日は)青木・小林に練習通り思い切ったプレーでインカレ本戦出場を決めてほしい。津島も伊藤も同じ。特に伊藤は1年生なので思い切ってくれたらと思う」

◆山口恵実(社3)・梶川真利亜(GM3)ペア
「(今日は)自分たちの調子は悪くなかっが、焦らないでいいとこを焦ってポイントを取られたり、勝負をかけるタイミングが良くなかった。(第1セットは)ラリー自体は続いていたし、相手に引けをとらないストロークをしていたと思う。だが、相手は大事なとこできちんと決めることが出来ていた。自分たちも大事なとこでポイントを決められる形が必要だと感じた。(第2セットは)気持ちに余裕がなく、こちらから展開できなかった。相手は気持ち的にも戦術的にも余裕があったので、大事なところでもポイントを取ることが出来ていたのだと思う。(これから)自信を持って大事なとこで決められるプレースタイルを作る。コートも出来たので、これから作り上げていきたい。インカレで勝てるように、チームにも上手い選手がたくさんいるので、参考にして視点を広くプレーできるようにしたい。練習をしっかり頑張る」

◆佐藤美沙乃(英3)・岩田愛永(歴2)ペア
「(率直に)今日勝てばインカレ予選決定だったので、ホッとした。(今日は)岩田が膝を痛めているのに頑張ってくれた。普段どれだけ助けられているかがわかったし、自分の悪いところもたくさんわかったので良かった。(内容は)片方が組み立てたラリーでもう片方がポイントを決めるプレーだった。他にも佐藤が後ろで我慢して出来たチャンスを岩田が打つという新しい展開をすることができた。夏に向けていいトレーニングにもなった。相手の情報が全くなくてやりづらい部分もあったが、インカレに行きたいという自分たちの気持ちが上回っていた。(今後は)1部の人にも勝てるようにならないとインカレでも負けてしまうので2人で協力して反省点を直さないといけない。足りないところが見えた大会だったので、満足せず危機感を持ってしっかり戦えるようになりたい」

◆青木美映里
「(今日は)意外に気持ちが晴れていて緊張していなかった。春関本戦でフォアを武器にした自分の試合が出来ていなかったので、後悔しないようにプレーした。(内容は)ずっとキープしてもブレイクされることが続いていたが4-3の時に0-30で追い込まれていたので開き直って攻めて6-3に出来たのは大きかった。気持ちも勝っていて、そこから8-3まで1つも落とさなかったのは良かった。(インカレ予選に向けて)去年は春関本戦にも出場出来なかったが、今年は出場出来たしチャンスを活かすことも出来た。自分の地元の岐阜でインカレがあるので、いいプレーをしてインカレ本戦を決めたい」


今大会は5月10日まで、全試合が有明テニスの森公園で行われる。

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