• 山口は自身最高となるベスト8を決めた=青学大緑ヶ丘グラウンドで(中尾彬人撮影)

  • 押し切れず惜しくも敗戦した岩田

女子単・複ともに3回戦を勝ち進む!

[硬式テニス部](2015年02月16日 19時13分)

関東学生新進テニス選手権大会【女子】が2月16日、青学大緑ヶ丘グラウンドテニスコートで行われた。結果は以下の通り。


<シングルス3回戦>
〇山口恵実2(6-7、6-1、6-1)1大坪慧美(筑波大)●
●佐藤美沙乃0(3-6、2-6)2坂本明香(専大)〇
●岩田愛永1(7-6、5-7、2-6)2中山未紅子(青学大)〇

<ダブルス3回戦>
〇青木・小林2(1-6、7-5、11-9)1粉川・春山(青学大)●
●浅野・河野0(4-6、0-6)2首藤・橘(日大)〇


ベスト8を賭け、シングルス3回戦に出場した山口恵実(社2)。いつものようにラリーを繋ぐテニスを展開しつつも、時折攻めの姿勢を見せた。タイミング良く左右に球をを打ち分ける山口に相手はペースを崩しミスを連発。リズムを掴んだ山口は、少しずつ点差を離していき勝利を手にした。1年生ながら3回戦まで駒を進めた岩田愛永(歴1)は、均衡した試合を展開。第1セットはタイブレークを制してセットを取ったが、相手は簡単にペースを掴ましてくれなかった。相手はラリーを繋ぎ、しり上がりにリズムを掴んでいった。次第に追い込まれた岩田。最終セットは、完全にペースを握られてそのまま敗戦。熱戦を繰り広げたが、あと一歩がでなかった。昨日は駒大対決に打ち勝った青木美侑(現3)・小林瑞歩(市3)は、第1セット、思うようにプレーができずミスが重なって落とす。だが、第2セットからは息の合ったプレーを展開。2試合連続のスーパータイブレークに入ると、両者譲らない試合展開が続いたが最後を押し切り、準決勝への進出をきめた。明日は山口がベスト4を目指し、早大の金井綾香に挑む。



◆山口恵実
「(相手は)ネットプレーが少なく、ストロークが多かったのでやり易かった。(第1セットは)最初は相手のペースに乗ってしまい、このままじゃ駄目だと思った。そこからは、いつもと違い、フォアに周りこんで打つようにした。(第2セットと最終セットは)ポイントの差はあったが、切羽詰まったゲームだった。自分がゲームをリードできるようになると、相手はすぐにプレースタイルを変えてきて強引に相手自身のペースにしようとするので、簡単にポイントをとらせてくれなかった。(次戦は)ベスト8だが、1回戦で同期を倒しているので、その分まで頑張らなければいけない。攻めと守りのメリハリをつけて、勝ち進みたい」

◆岩田愛永
「(相手は)練習試合で勝ったことがあるし、同じくらいのレベルだったので、勝たないといけないと思っていた。(第1セットは)あまり打ってこなかったので、ラリーを繋げたらミスしてくれた。(第2セットは)相手が開き直って打ってきたので、食らいついたがポイントが離されていった。そこで焦ってしまい、焦ったままその後のゲームを進めてしまったのが良くなかったし、早く切り替えるべきだった。メンタルが弱さが表れた。(ベスト16という結果を受けて)とりあえず嬉しかった。本選で2回勝てたし、3回戦まで上がれたのは大きかった。勝ち続けたまま春関に挑むのは、課題が見つからないまま挑むことになるので、課題が見つけられて良かった。(春関は)ランキングが低いので本直からになるかはわからないが、調子も上がってきているので、インカレに行けるようにしっかりと練習していきたい」

2月17日は、ベスト4を目指す山口が出場する女子シングルス4回戦が青学大緑ヶ丘グラウンドにて行われる。

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