• 波に乗れず負けを喫した梶川・山口=早稲田大学東伏見キャンパステニスコートで(浅見基撮影)

  • 河野・浅野は最終セットを制した(水野太雅撮影)

雪辱果たせず2回戦敗退

[硬式テニス部](2014年11月23日 18時36分)

第25回関東大学対抗テニス選手権大会[女子]決勝トーナメント2回戦早稲田大戦が11月23日、早稲田大学東伏見キャンパステニスコートで行われた。結果は以下の通り。

トータル  ★駒 大1―3早稲田大A
S1●佐藤美沙乃0(0−6、0-6)2細沼千紗○
S2●羽澤未宥0(0−6、1―6)2宮地真知香○
D1●梶川・山口0(2−6、1-6)2早野・金井○
D2○河野・浅野2(6―1、3―6、6―1)1岡田・木村●

勝てば準決勝への進出が決まる今試合。昨年決勝でチームが敗れた早稲田大が相手だった。シングルスで勝って勢いに乗りたかったが、攻めることができずに敗戦。1部の貫禄を見せつけられた。連敗した分、勝って追い上げたいダブルス。D1の梶川真利亜(GM2)・山口恵実(社2)は第1セット、0-3と最初、ゲームを落としたが、強気のプレーで立て続けにゲームを取り2-3に。ここから追い上げるかと思われたが、ミスを連発。波に乗ることができないまま試合終了となった。チームの負けが確定し、試合に入ったD2の河野瞳(国3)・浅野友貴子(市2)。第1セットは、息の合った戦いぶりをみせた。相手は立て続けにミスをし、6-1と圧倒。このまま勝利かと思われたが第2セットだったが、相手がミスを修正し、ペースを掴まれた。自分たちのペースに引き戻すことはできず、最終セットに突入。最終セットでは、2-1からブレイクに成功し、リズムを掴んだ。流れに乗るとそのまま相手を圧倒。唯一の勝利を飾った。チームは、1-3と敗北。昨年の雪辱を果たせず、二回戦敗退となった。12月13日から順位決定戦となる。


◆河野瞳主将「(このペアは)去年まで先輩と組んでいたので初めてだった。お互いわからないことが多かったが、浅野は自分を引っ張って支えてくれた。ダブルスは先輩後輩関係ないなと思った。(第1セットは)気持ち良く良いプレーができたが、(第2セットは)崩れてしまい最後まで立ち直せなかった。後悔している。(第3セットは)やることをやり勝ち切れた。これからに繋がるゲームだった。(今後は)練習するだけ。しっかり組んで、お互いが分かり合えるようにしたい。
(今日のチームは)早稲田は強いと知っていたが、前に早稲田の練習に参加した時に早稲田のレギュラーと普通に打ち合えたので、勝てない相手でないと思っていた。大学の名前で消極的になってしまうが、自信を持っていた。だが、実際に試合して負けると、マイナスの気持ちが外に出てしまっていたので、良くなかった。(主将としては)昨年準優勝したので良いとこまで行きたかったが、2回戦負けで悔しい。まだ順位決定戦があるので、そこに向けて良くしていきたい。勝ち負けにこだわらず、一人一人がチームのために頑張ってほしい」

◆梶川真利亜・山口恵実ペア
「(今日は)リーグ戦が終わったので来年へ向けて新しいプレーをするために積極的に攻める気持ちでいた。(試合は)プレーの完成度はまだまだ。でも諦めずに積極的に攻める気持ちは忘れなかった。(相手は)やろうとしていたことをされてもらえなかった。精度が高かった。(今後は)今年は勝つことを目標にするのではなく、内容を意識したい」

◆浅野友貴子
「(試合は)チームの負けが決定していたが、自分たちのプレーをして1勝しようと思っていた。(第1セットは)課題を試していたが、相手かミスをしてくれたので楽に勝てた。(第2セットは)第1セットの勢いのまま力で攻めようとしてしまった。(最終セットは)落ちついてプレーすることを話して心がけたので自分たちから展開することができた。(このペアは)公式試合に出たことがなかったのでお互いがわならなかった。だが、個々の力はあると思っていたので、2人の良さを出して、2人で良いプレーをしようと考えていた。(今後は)サーブからの展開を上手くなることと、攻めの駆け引きが上手いペアを見て勉強していきたい。(次戦は)結果よりも、個々の力を出し切るべき。良かったと思えるように今年最後を締めくくりたい」

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