• 自己新記録マークした井上=日本体育大学健志台キャンパスで(田代愛撮影)

  • 好タイムでゴールした大谷(右)と小根山(左)(大久保翠撮影)

上級生好調でチームに勢い!

[陸上競技部]第240回日本体育大学長距離競技会(2014年10月25日 23時40分)

 第240回日本体育大学長距離競技会が10月25日、日本体育大学健志台キャンパス陸上競技場で行われた。結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。


〈10000m〉
【7組】
1位 鍋谷紀之(大阪府警) 29:29.34
2位 二岡康平(歴3) 29:35.13
3位 伊藤弘毅(青学大) 29:35.65
5位 井上拳太朗(現3) 29:38.67☆

【8組】
1着 アレックス・ムワンギ(YKK) 28:21.65
2着 マチャリア・ディラング(愛知製鋼) 28:49.93
3着 梅枝裕吉(NTN) 28:52.18
4着 大谷卓也(営4) 28:52.26
8着 小根山泰正(法4) 29:07.85☆

☆は自己新

 7組目に出場の二岡、井上は後方からのスタート。二岡は8000m辺りでペースを上げ、そのままゴールした。井上も二岡に続くように後半前に出て、自己記録を大幅に更新する走りを見せた。8組目の大谷、小根山は常に前方でレースを展開。後半、大谷がペースを上げると小根山が離れたが、お互いあまりペースを乱すことなく、好タイムで次々ゴールした。


◆大八木弘明監督
「(今日のレースは)よかった。大谷が28分台を出せたし、小根山もよかったと思う。2人とも我慢ができていた。二岡と井上はハーフも走っているし、組のペースが遅かったので仕方がない。それでも最後まとめたのでまあまあだった。2人はどのくらい走れるのかを見たかった。(全日本駅伝に向けて)絶対に4連覇。チームの状態は良い」

◆二岡康平
「(今日のレースは)調子が良くなく、遅すぎた。最近練習で離れたり、レースで思っていた走りが出来なかったりしていた。(監督からは)ラスト2000mで仕掛けろと言われていたが、全然余裕がなかった。(これからの意気込みは)箱根に向けて、ハーフや長い距離で安定感のある走りができるようにしたい」

◆井上拳太朗
「(今日のコンディションは)気候も良くて、状態も申し分なかった。(自己ベストを更新したが)最低29分30秒台を目指して取り組んだ。組がスローペースだったので、監督にトップに出ろと言われていたができなかった。それが最後タイムに出てしまったと思う。(全日本にエントリーされたが)メンバーとして自覚を持って、一本一本、真剣に取り組んでいきたい」

◆大谷卓也
「(今日は)大学に入ってから初めての10000mで、思い切っていこうと思っていた。外国人選手がペースを引いてくれるということだったため、それにしっかりついていこうということだけ考えていた。(今後は)大学に入って、13分台、28分台が出せたので、その力を安定して出せるようにしたい。駅伝にも食い込んでいけるようにしたい」

◆小根山泰正
「(今日は)5000mまでは自己ベストのタイムで通過していた。4年生なのでなるべく前でレースをしようとして、いけるだけ先頭についていこうと思っていた。最後にペースが上がった時は脚にきていたので上げられなかったが、それ以外は自分のイメージ通りだった。(監督からは)いいペースで引っ張ってくれる外国人選手についていき、最後まで我慢だと言われていた。(今後は)来月の上尾ハーフに出る予定なので、箱根に向けてロードでしっかりと走れるようにしたい」

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