• 試合に負け、悔しがるエース・鈴木=愛知県体育館で(寺家村誠撮影)

  • 中村兄弟、二人三脚で歩んだ大学4年間

  • 初出場も堂々たる戦いを見せた渡部

随所に力を見せたがランク入りならず

[卓球部]第81回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)(2014年10月25日 22時46分)

第81回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)2日目が10月25日、愛知県体育館で行われた。結果は以下の通り。

<男子シングルス2回戦>
○鈴木大地(営4)3―2坂口(早大)●
●小島 渡(国4)2―3竹岡(早大)○
○中村祥吾(法4)3―1北原(専修大)●
●英 稔史(経2)1―3加藤(愛工大)○
●染谷凌平(経2)0―3矢城(立命館大)○
○松田尚樹(営1)3―0白根(近畿大)●
○渡部大輝(法1)3―1吉田(日大)●

<男子シングルス3回戦>
●鈴木0―3吉田(愛工大)○
●中村0―3町(明大)○
●松田0―3池田(青森大)○
●渡部0―3有延(明大) ○

 2日目はシングルス5回戦までが行われた。1年生以来の出場となった4年・小島は2セットを先取するも、デュースの末3セット目を奪われると一気に相手の流れに。そのまま立て直すことができず逆転負けを喫した。2回戦までに中村祥や鈴木らは安定した試合運びで勝利を挙げるが、強敵揃いの3回戦では相手を攻略できず、敗戦。初出場の1年・松田、渡部も物怖じしない戦いで相手に挑んだが3回戦で姿を消した。今大会、シングルスは9人が出場した。だが、ランク入りを果たした者はいなかった。

◆内山健吾主将
「(今大会を振り替えって)関東で上位の選手が、全国の上位を占めている。上位校である明大、中大、専大とのレベルの差を感じた。リーグ戦トップ4を目標に立てたが、それはベスト16に残っている選手に勝たなければいけないということ。(今大会で4年生から学ぶことは)今までリーグ戦で4年生が主軸で戦ってきたが、これからはその4年生を越せるように頑張っていきたい」

◆鈴木大地
「(今日は)初戦は最初のセットを取られてしまったが、そのあとを耐えることができて勝てた。次戦は、相手が強かった。目標の三回戦までは進出できたが負けてしまった。強い相手と戦えてよかったが。(全日本へ向けて)学生としての全国大会は最後だから、1つでも多く勝ちたい」

◆小島渡
「(コンディションは)最後のリーグ戦が終わってから、期間が空いていたが、調子が悪くなかった。(1年生以来の全日学だが)3年ぶりの全日学で、緊張よりもワクワクした気持ちの方が強かった。試合も楽しんでプレーできた。(対竹岡戦は)出だしは相手が慣れていなかったためリードできたが、徐々に攻略されてしまい、リードを詰められるにつれてネガティブになり、自分から積極的に攻めることが出来なかった。コース取りも甘かった。(なぜ大学でもローターを)中学からローター使いで、進学した高校で自分のローターに目をかけてくれた。それが、自身の心の支えになっていたから。(大会を通して)全日学で、3回勝つことが目標であったが、それが達成できず悔しい気持ちだった。」

◆渡部大輝
「(初めての全日学は)高校時代と違った雰囲気だった。(コンディションは)出だしは良くなかったが試合中に調子が良くなった。(印象に残った試合は)2回戦の吉田選手との試合。相手選1、2年の時ランク入りしている選手だったが強気のプレーで勝利できた試合。(1年生として)上級生しかいないことと、自分自身結果を残していなかったので挑戦するだけだった。(今後に向けて)今大会で強い選手と対戦でき、自分の課題が明確になった。今大会の経験を生かし、今後駒澤大学に貢献できる選手になりたい」

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