• 東野は5回を無失点に抑え2勝目を挙げた=神宮球場で(副嶋大悟撮影)

  • 猛打賞の活躍を見せた下川(井上萌撮影)

  • 長谷川は貴重な追加点を挙げた(藤本一輝撮影)

ルーキー熱投!勝ち点4で優勝へ王手

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対拓大3回戦(2014年10月17日 15時28分)

 東都大学野球秋季1部リーグ対拓大3回戦が10月17日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 001 000 020=3
拓 大 000 000 000=0

      打安点
(9)下 川 430
9 小 森 000
(4)前 田 200
(7)齋 藤 400
(8)江 越 400
DH長谷川 421
(5)米 満 400
(3)福山亮 210
3 巻 木 100
(2)高橋亮 400
(6)砂 川 300
計     3261

      回  打安責
 ○東 野 5  1730
 白 崎 1  410
 中 山 1  300
 片 山 1  300
 今 永 1  400

 3回、1死一塁の場面で、失策の間に走者が帰り先制する。先発の東野龍二(経1)は粘りのある投球を見せ5回を3安打に抑えると、白崎塁(法1)、中山大貴(経1)が共に1イニングを3人で抑える。援護したい打線は8回、失策と長谷川雄飛(法2)適時打で2点を挙げると、終盤8、9回はそれぞれ片山雄貴(経3)、今永昇太(経3)が落ち着いた投球を見せ、3-0で勝利。次週の中大戦で勝利、または中大が青学戦に勝ち点を落とせば、13年ぶりの優勝が決まる

◆西村亮監督
「勝っても負けても、中大戦に勝たなくては意味がないので、今永を火曜に投げさせるために先発は考えていなかった。(1年生投手が奮闘したが)何回まで投げるか役割を決めて、その中できっちり抑えてくれた。特に先発の東野はゲームを作ってくれたのが大きかった。(佃から3点をとったが)もう一つ打線が奮い立たないと、火曜日の大決戦に勝てないので、残り3日で意識をもう一度調整していきたい。(今永が締めたが)勝っていれば抑えに回そうと思っていた。今日休めたことは大きいし、思い通りにいった。(下川が今日好調だったが)昨日スタメンから外れて、1打席の大切さなど考えることは多かったと思う。(中大戦は)勝っても負けてもこれで終わりなので、緊張する場面になったが、優勝争いを経験した4年生に引っ張ってもらって、良い結果につながればいいと思う。向こうも負けられないので必死になってくると思う。気持ちのぶつかり合いになると思う。意識を高めながらゲームに集中したい」

◆福山亮(経4)主将
「(今日は)先制はミスでもらった点だったが、今日の目標である勝利をつかめたので良かった。(下川が猛打賞だったが、)いつもと違う打順で気分転換でき、一本出て気持ちが楽になったと思う。(斎藤が追加点を挙げたが)あと1、2点欲しい場面で一本出てくれたので、チームとしても助かった。(1年生投手が健闘したが)マウンドに上がっても落ち着いた投球をしてくれていたので、次につながるいい投球だったと思う。(片山が好投したが)昨日悔しい思いをして、今日修正してきたのは流石。ナイスピッチだと思う。(中大打線は)調子もよく、打てる打者も多い。また、島袋も本来の調子に戻ってきているので、そこをなんとか打ち崩して勝ちたい。打てないときにどうやって得点するかが重要だと思う。火曜日もそういう試合になると思うので、野手陣が頑張って勝ちにいきたい。(中大戦まで3日期間があるが)自分たちがやってきたことをやって、中大戦ベストの状態で臨みたい」

◆東野龍二
(今日は)初先発で緊張感はあったが、強い気持ちで0点に抑えることができて嬉しい。当番は最初から5回までと決まっていたので、まずは一回一回抑える気持ちで投げた。相手への意識はしていなかったが、食らいついてくる打者という印象を受けた。昨日は最後まで投げ切ることは出来なかったが、今日は相手を追い込む投球が出来たことが改善した点」

◆下川知弥(営4)
「今まで打てていなかったのは実力。今日は試合に出させていただいたことに感謝している。(3安打の活躍だが)ここまできたら理屈ではない。打つことだけ考えていた。(投手陣が活躍したが)東野は今リーグ中にどんどん成長してきたので、安心してプレーできた。白崎と中山には1年生らしく思いっきり頑張れと声をかけた。3年生の2人は自分のピッチングが出来たらしっかり抑えられると思っていたし、経験もあることは知っているから任せられた。(中大への印象は)打線に勢いがあるチーム。その勢いに乗せないように、試合をしていきたい。(優勝へ王手だが)優勝を目指してやってきた。意識しないのは難しい。それでも自分でそれを我慢して抑えられたらいい結果が出ると思う」

◆齋藤導久(政4)
(今日の調子について)だいぶ調子がよくなってきて、思い切って振れたということもある。(連投の佃については)今日も良いピッチングで疲れを感じさせないものだったので、難しかった。ワンチャンスをものに出来たり、相手のミスにつけ込むことが出来てよかったと思う。(今日打った球は)まっすぐ。(中大戦に向けて)そこで勝たないと意味がない。試合までにチームで調整して、気持ちで戦っていくしかない。(対策は)この後の青学戦を観て相手の研究をしたい。相手のすきにつけ込めるように準備していきたい」

◆今永昇太
「今日は展開次第で投げさせるといわれていた。東野など前の投手が頑張ってくれていたのでいい投球ができた。優勝争いという大事な場面で起用してくれるのはピッチャー冥利につきるので、次の試合は必ず勝ちたい」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、対中大戦は10月21日(火)13:00~より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

発行冊子最新号一覧背景(左)

硬式野球部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)