今永14K!打も奮起し優勝へ前進
[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対拓大1回戦(2014年10月15日 21時00分)
東都大学野球秋季1部リーグ対拓大1回戦が10月15日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
駒 大 010 102 012=7
拓 大 000 000 001=1
打安点
(5)米 満 411
3 巻 木 000
(4)前 田 500
(9)下 川 300
9 中川昌 110
R9小 森 000
(8)江 越 440
(7)齋 藤 321
DH長谷川 311
HD川 合 100
(3)福山亮 311
H5福山慎 210
(2)高橋亮 311
(6)砂 川 421
計 36146
回 打安責
○今 永 8 3270
中 山 1 621
2回、1死三塁から長谷川雄飛(法2)の中越適時二塁打で先制すると、江越大賀(法4)の4打席連続安打などで14安打を放ち、7点を奪う。先発の今永昇太(経3)は要所を締める投球を見せ、8回を投げ被安打7、自己最多の14奪三振の好投を見せる。9回には中山大貴(経1)が登板し、1点を失うが後続を打ち取り、試合を締めくくった。明日の第一試合で中大が負け、駒大が勝利すると、駒大の優勝が決まる。
◆西村亮監督
「優勝を意識せず、目の前の一試合集中しようと、試合前の練習からやってきたが、やはり硬いところはあった。それでも、去年に優勝争いを経験している分、そこを打破しようとする姿勢がベンチワークなどを通じて感じられる。(今永は)天候もあり、いつもよりコントロールに不安があったが、要所をしめられた。危ないところを併殺に打ち取るなど、やはりエースの投球だなと感じた。(江越が好調だが)後半に調子をあげてきた。やはり4番が打つと、チームが活気付き、いい流れができる。あとは3番に期待したい。(3試合続けて二桁安打だが)緩いボールに振らされて、速いまっすぐで詰まらされる悪循環が続いていたので、緩いボールをしっかり振って、追い込まれてもそれに対応していこうと意識させた。優勝決定戦である中大戦がのこっているので、まだ選手たちが優勝を意識できないところがあるが、昨年春の優勝を逃した時のメンバーがほとんどなので、そこは踏まえているはず。あとは、今永以外が投げた時どうかというのがずっと課題だったので、そこを克服できればいいなと思う」
◆今永昇太
「(悪条件の中での投球となったが)序盤は力で押す投球をしていたが、中盤から終盤にかけてはしっかりスピンのきいた球を、ボール先行にならないようにした。(ランナーを背負った4回は)力んで少し制球を乱したが、前田のファインプレーに助けられた。本当に野手に助けられた。(14奪三振だが)拓大の打者は追い込まれたら粘って甘い球を狙うので、ある程度球数が増えるのは想定していた。ツーストライクに追い込んでからしっかりと腕を振って、いい珠がゾーンに入ったので空振りしてくれたのだと思う。(優勝が近づいてきているが)ここまできて優勝を意識しない方が難しいが、そういうことが目の前にちらつくと足元を掬われる。自分達は誰も優勝を知らないので、そういう時はいつも通りのプレーをするしかないので、冷静に皆で相手を分析してやっていきたい。このチームには土俵際で踏ん張る力があるので、去年とは違うチームを見せられたらと思う」
◆福山亮(経4)主将
「雨という悪いコンディションの中でも、最後まで集中力を切らさずせめきれたのはとてもよかった。(打線は)当たっているなという印象。力はあると知っているので、最後にここで爆発してくれるのはチームにとっても心強いし、このままの勢いで残り1戦、そして中大戦でも頑張って欲しい。(守備で良いプレーが出たが)いいプレーがでて雰囲気がよくなるのでは無く、いい雰囲気の中で良いプレーが出ると思うので、それはベンチの声かけであったり、スタンドで応援してくれるみんなが良い雰囲気を作ってくれるからこそできるプレーだと思う。(亜大戦を勝利で飾ることができて)試合はどんどん続いていくのでそれはきちんと切り替えて、残りの試合を戦っていきたい。優勝とかではなくて、まずはしっかり目の前の一球に集中して、全力で頑張りたい」
◆砂川哲平(法4)
「(今日の調子は)練習の時から自分のスイングが出来ていて、ボールもよく見えていた。(悪天候の中での試合は)試合中は寒さは感じず、いつも通りプレーをしていたが、雨も降っていたので、グランド状況は頭に入れながらのプレーだった。(優勝が近づいたが)最後まで自分たちの野球をすることが大事だと思う。意識を高く持ち、最後まで自分たちの野球をしていきたい。(今日打った球は)まっすぐ。(最近の守備について)守備は自分の持ち味なので、守備からリズムを作れるようにしている」
◆長谷川雄飛
「4年生と野球ができるのは今季がラストなので、勝つしかないという気持ちで挑んだ。(打った球は)低めの真っ直ぐ。先輩方から思い切って行けと言われたので、打てると思った球は積極的に振っていった。(指名打者の入れ替わり激しいが)特に刺激を受けるとかはない。自分のバッティンクをしていくだけ。(明日は)一戦一戦を、勝ちにこだわって、そして個人的には、与えられた仕事をきっちりこなして、期待に答えたい」
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次戦、対拓大戦は10月16日(木)13:00~より神宮球場で行われる予定。
■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分
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