惜しい敗戦も、次に繋がる試合に

[硬式テニス部](2014年09月17日 22時47分)

関東大学テニスリーグ【女子】２部最終戦・日大戦が９日17日、日大テニス部合宿所で行われた。結果は以下の通り。

トータル ★駒大３ー４日大

Ｄ１　○高橋・河野２(６-３、６-２)０多田・首藤●
Ｄ２　●梶川・山口０(５-７、６-７[４])２前田・橘○
Ｓ１　●佐藤美沙乃０(４-６、２-６)２首藤みなみ○
Ｓ２　○河野 瞳２(６-２、７-５)０前田夢佳●
Ｓ３　○浅野友貴子２(６-１、１-６、６-２)１園田彩乃●
Ｓ４　●羽澤未宥１(６-１、５-７、４-６)２橘梨子○
Ｓ５　●岩田愛永０(４-６、１-６)２本橋夏実○

入れ替え戦への出場は決まっていたが、結果次第では、リーグ戦を一位で通過するか、二位で通過するかが決まる最終戦。Ｄ１の高橋・河野は、攻めのテニスでペースを握った。途中、追い上げられる場面もあったが、臆することなく攻めのテニスをし続け、勝利を手にした。Ｓ２の河野は、リズム良く、第１セットを先取。第２セットで１-４と一度は離されたが、驚異の粘りで試合の流れを引き戻し、そのまま勝ち星をあげた。Ｓ３の浅野は第１セット、完全に試合を支配し、相手を圧倒。逆に第２セットはあっさりと落としたが、最終セットは生まれたチャンスをものにして６-２と相手を寄せ付けなかった。チームは、ダブルス１勝、シングルス２勝の計３勝で試合に敗れ、リーグ戦を二位という成績で終えた。この結果により、チームは９月21日に亜大との入れ替え戦が決定した。

◆江口淳一監督
「(今日は)勝って、リーグ一位で入れ替え戦に臨みたかった。(相手は今季)ずっと４-３で勝ち進んでいるので、どこかで力を出さないと勝てないとわかっていたが、一つ勇気が足りなかった。上級生に勇気を出してほしかった。(入れ替え戦は)相手の亜細亜テニスコートは、よく使ったことあるし、よく知っている選手も多い。自分たちはチャレンジャーだし、一部を目指して頑張りたい」

◆竹内ひかり主将(英４)
「入れ替え戦に行けるのは嬉しいし、成長できているということだが、もう一度修正しなければいけない。アウェイだし、相手は一部で戦ってきているので、相手が有利だと思う。しかし逆に、こちらは失うものは何もない。一部にいけるチャンスがあるのなら、全力で挑みたい」

◆高橋明希(英４)
「(今日は)前試合でダブルスがどっちも勝ったので、今回も勝つつもりだった。(入れ替え戦への進出は決まっていたが)安心してはいけないなと思っていた。みんな、どこかで安心してしまっていたのが今日の敗因。もし、今試合で入れ替え戦がかかっていたら、もっと気合が入っていたはず。(試合内容は)相手がケガをしていたので、狙っていった。特徴がある相手ではなかったので、自分のプレーで確実に勝ちを取りにいったが、途中どこかで引いてしまったことで挽回されてしまった。(勝因は)相手よりも攻めの姿勢があったこと。その中でもポーチに出ることが多かった。(次戦は)今日以上に強い相手。今日のテニスをすれば勝てない。もう一度反省して、練習して、みんなで一部にいきたい」

◆河野瞳(国３)
「(今日は)入れ替え戦は決まっていたが、一位で行きたかった。(ダブルスは)試合前から相手選手がケガしているのを知っていたが、それに気を取られず自分たちのプレーをした。引いてしまったこともあったが、しっかり話し合っていたし、勝つことができた。(シングルスは)第１セット、自分のテニスができ、先取できた。第２セットは、相手が先に攻めて来るなどとプレースタイルを変えてきたので、一歩引いてしまい、１-４まで追い込まれた。そこからは切り替えて攻めれた。攻める気持ちの大切さがわかった。相手に合わせず、自分から展開することを意識した。(次戦は)今まで以上に良くなってきている。今回は悔しかったが、みんな次に繋がる試合をしていた。自分は、この勝ちを自信に、入れ替え戦に臨みたい」

◆浅野友貴子(市２)
「(今日は)リーグ戦一位通過を目標にしていた。(相手は)勝たないといけなかった。(第１セットは)こんなものかと油断してしまったが、自分のやるべきことをやった。(第２セットは)責め急いでしまったが、落ち着くことができた。我慢してきたチャンスに自分から展開しにいけた。(次戦は)去年は入れ替えにいけなかったが、今年はここまでいけたという自信がある。勝たないと意味がないので、チームでしっかり調整して、気持ちを入れ直して、頑張る」

なお、入れ替え戦は、９月21日に亜細亜大学テニスコートで10時から行われる予定。

東京駅よりJR中央線・青梅線・五日市線の特別快速にて約1時間15分　五日市線武蔵引田駅徒歩7分