• 力強いパンチで攻める高田(侑)=後楽園ホールで(北詰友梨撮影)

  • 積極的に前に出る高田(脩)

  • 手数の多さで圧倒的な勝利を収めた田中(田代愛撮影)

勝利に届かず無念の5位

[ボクシング部]関東大学ボクシングリーグ戦(2014年07月12日 23時28分)

第67回関東大学ボクシング1部リーグ対東洋大戦が、7月12日後楽園ホールで行われた。結果は以下の通り。

駒大4-5東洋大☆

【LF】●永江 良(商2)[WP1-2(28-29 27-30 28-27)]○馬場龍成

【F】○林田翔太(商4)[WP3-0(30-26 30-26 30-26)]●鵜澤悠也

【B】○田中亮明(商3)[TKO(2R 2分38秒)]●工藤裕輝

【B】○金中竜児(禅2)[TKO(2R 2分55秒)]●新崎修平

【L】○高田脩平(社3)[WP3-0(29-28 30-27 29-28)]●秋山祐汰

【L】●斎藤陽二(経1)[WP0-3(27-30 27-30 27-30)]○中村一世

【LW】●松下拓也(法3)[WP1-2(27-30 29-28 27-30)]○高橋拓磨

【W】●鬼倉龍大(経2)[TKO(2R 1分43秒)]○金城大明

【M】●高田侑典(経3)[WP0-3(27-29 26-30 26-30)]○高江洲正達

※WPはWin on pointの略
※()内は3人のジャッジによるそれぞれの3Rの合計ポイント
※TKOとはテクニカルノックアウトの略

 東洋大とのリーグ最終戦。フライ級林田は、冷静な試合運びでポイント差をつけて勝利。続くバンダム級田中は、圧倒的な力の差を見せつけTKO勝ちを収める。フライ級高田(脩)は終始積極的に攻め、勝利まであと一歩のところに迫るが、その後立て続けに3連敗。勝敗はミドル級高田(侑)に持ち越された。気迫のこもったプレーで相手に食らいつくも、3Rで力尽き試合終了。結果は5位と振るわなかった。

◆中島成雄総監督
「(リーグ戦を振り返って)拓大戦に引き続き今日も4-5で負けてしまった。こういう時に1ポイントの大切さが分かる。来年は強い1年生が2人入ることが決まったので、上位を目指していきたい」

◆林田翔太主将(商4)
「(今日は)個人的にも勿論勝つ気でいたしチームでも勝ちたいと思っていた。気持ちの入った試合は出来たがあと一歩のところで勝つことができず、負けでリーグ戦を終えてしまった。応援してくれる人も沢山いて、一緒に戦うチームの皆もいたので、感謝したい。次の代は頑張ってほしい。(キャプテンとして意識したことは)チームの団結。3月の合宿から選手もそうでない人もひとつになるということを意識してきた。今日は皆で応援できてひとつになれていたと思う。(リーグ戦は)青春だった。ボクシングは大学生活の全てだった。リーグ戦は個人ではなくチームとして戦えるところだったので、チームの大切さなどいろいろなことを教えてくれた。(今後の目標は)9月に国際大会で良い結果を残して貢献したい」

◆田中亮明(商3)
「(今日は)チームの負けは少し悔しいけどしょうがないかなと思う。最近は練習にあんまり身が入らなかったけど、試合は落ち着いてやれたので良かった。(2試合連続のTKO勝ちは)狙っていたわけではないが、去年はTKOが0回だったのに今回は2回もとれたので良かった。減量してない分、足が震えない。ライトフライ級でやってた時は構えても足に力が入らなくて足が震えてた。けど、今は減量していないので調子がいい。(意識したことは)相手の身長が低かったので体で前に出てくるから、それに慌てずにしっかり前で対応することができた。(リーグ振り返っては)初戦ダウンもらったり、今日も何発かカウンター気味にパンチをもらっていたので、相手のパンチをもらわないようにしたい。(次に向けては)とりあえずフライ級で出場したいので、フライ級でもこの動きが出来るように体を作って、国体と全日本で優勝したい。(主将就任への意気込みは)皆がついてきてくれるような人になれるように頑張りたい。(どんな風にチームを引っ張っていきたいか)皆ボクシングを好きで始めてるので、それを思い出してもう一度好きだなと思えるようなチームにしたい」

◆高田脩平(社3)
「(今日は)相手とは今日で5回目の対戦だったが、1回も勝ったことがなかった。同じ大阪でずっと負けてたので意識して練習していた。今日は監督の言う通りに出来たから勝てたのかなと思う。(意識したことは)監督からジャブとワンツーだけでいいと言われていた。振ったりするクセがあるので真っ直ぐ打つことを意識した。(良かった点は)いきすぎず、振らずに監督の言う通りのことをいつもより出来たので勝ちに繋がった。(課題は)バランスが悪くなってしまうので、しっかりした構えから打てるように3R通してバランスよく戦えるようにしたい。(チームの成績は)ギリギリ負けてしまったが、また来年勝ちたい。(リーグ振り返っては)2勝2敗で勝ったり負けたりしてたので、来年はチームに貢献したい。(次に向けては)来週予選があって、今日の相手ともやると思う。また個人戦と来年リーグ戦頑張りたい」

◆高田侑典(経3)
「(今日の試合は)2戦目の負けで監督から色々なことを言われていたがそれがちゃんとできなかったのが反省点。プレッシャーは感じなかった。自分できめなければならないことは分かっていた。相手は以前勝ったことがあったが、相手の気持ちも強くて負けてしまった。気持ちの問題だったと思う。(今後は)落ちるところまで落ちたから、あとは上がるだけ。」

◆永江良(商2)
「(今日のコンディションは)よかった。(リーグ戦を振り返って)みんなに迷惑をかけてしまった。勝てる試合にも勝てなかったので、4年生の先輩方には本当に申し訳ない。(今後の目標は)1週間後に全日本選手権の大阪予選会があるので、全日本に出られるように頑張りたい」

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