• 強豪相手に善戦するも、敗れて肩を落とす松田=墨田区総合体育館で(松本紗季撮影)

  • 根本は初戦に1番手で登場し、ストレート勝ちでチームを盛り立てた

関東王者に敗れ、8強目前で閉幕

[卓球部]第84回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)3日目(2014年07月05日 19時22分)

 第84回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)3日目が7月5日、墨田区総合体育館で行われた。結果は以下の通り。

<決勝トーナメント1回戦>
☆駒大3―0龍谷大
○根本一城(市4)3―0榮次●
○鈴木大地(営4)3―0王●
○中村謙吾(法4)、中村祥吾 (法4)組3―0榮次、川久保組●

<決勝トーナメント2回戦>
駒大0―3明大☆
●松田尚樹(営1)1―3森薗○
●鈴木0―3丹羽○
●中村謙、中村祥組0―3平野、森薗組○

 3日目の今日は前日の抽選の結果、初戦で龍谷大と対戦。1番手・根本が強豪選手を相手に積極的に攻撃を仕掛け、ストレート勝ちを収めるとその勢いのまま2番手、ダブルスも勝利し初戦を突破した。2回戦は明大と対戦。1番手で登場した松田は攻めこまれ、中盤にドライブが決まって1セットを奪うが最後は相手にコースをつかれて敗戦。続く鈴木も日本代表選手と対戦し、攻撃に圧倒されて敗れるとダブルスも1セットも奪えずに敗退。3年ぶりの8強入りはかなわなかった。

◆長崎隆志監督
「(龍谷大戦は)根本が力のある選手をシャットアウトしてくれたのが大きい。もたもたすると競ってしまうけれど、隙なく倒してくれたのが次につながった。(明大戦は)1番チャンスがあったのは松田。同点にして相手にプレッシャーをかけたかった。向こうからのプレッシャーにも耐えてやらないといけない厳しい試合だった。(今後は)個人戦が続くがそれぞれが目標を設定してそれをクリアしてくれればレベルアップにつながる。粘り強く仕掛けていってほしい」

◆大場崇志主将
「(今日の意気込みは)抽選でどこか強いところと当たると思っていて、結果明治と当たって負けてしまい残念。(チームの雰囲気は)応援が大人数でいつもと違って良かった。(今日は)明治は全日本チャンピオンで強いけど簡単に負けると流れが良くないので粘りたかった。負けて残念だけど結果をちゃんと受け止めたい。(今後は)来週の関東学生は4年で最後。個人戦なのでみんな目標を持って、結果がついてくれれば」

◆鈴木大地
「(今日は)チームの目標がベスト8以上だったので向かっていくという気持ちで望んだ。(試合は)関東1位の明大だったが準備していたことが出せた。(龍谷大戦は)初めての相手だった。自分のプレーをすれば勝てると思った。それが勝利に繋がった。(明大は)やはり強かった。悔いは残っていない。(関東学生は)対戦相手とかも出ているので対策をしっかりして試合に望みたい」

◆根本一城
「(今日は)2回戦で明治と当たるので1回戦をいい流れで乗り切ることが明治に勝つ条件になると思い、集中してやった。(龍谷大戦は)今回初めて前半に出て、前半は勝って盛り上げる役割だと思うので、役割をこなせたと思う。 (関東学生は)目標はベスト16以上なので1戦1戦集中して自分の力を出し切れればいい。あと4、5日間の練習をちゃんとやっていく」

◆松田尚樹
「(大会前の意気込みは)前半に出ると思っていたので一生懸命やろうと思っていた。(明大戦は)同じ学年でしたけど強かった。厳しい試合になるなと予想していたが思ったよりチャンスがあった。(大会を通して)チームの目標であるベスト8も十分狙える位置にいたが負けてしまい残念。個人としてはサーブミスが多いので改善したい。反省点は多いがやれることもあった。(今後の大会に向けて)今回やるだけのことはやった。自分より強い相手や苦手の左利き相手にどうやったら勝てるのか考えて練習したい」

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