• 119球の熱投で勝利した今永=神宮球場で(篠崎萌撮影)

  • 下川はいずれも得点に絡む2安打の活躍を見せた(北詰友梨撮影)

  • リーグ戦初打点となる三塁打を放った福山亮(太田悠撮影)

今永無四球完投!リード守り連敗脱出

[硬式野球部]東都大学野球春季1部リーグ対中大1回戦(2014年05月20日 10時50分)

東都大学野球春季1部リーグ対中大1回戦が5月20日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

       打安点
(8)江 越  320
(6)砂 川  300
(4)前 田  410
DH下 川  320
(9)斎 藤  211
(3)福山亮  212
(5)米 満  301
5 巻 木  000
(2)木 下  400 
(7)長谷川  320
     計2794

      回  打安責
○今 永  9  3380

 初回、江越大賀(法4)の内野安打と下川知弥(営4)の右前安打と四球で1死満塁の好機を作ると、押し出し2つと米満一聖(経1)の犠飛で3点を先制する。さらに7回、下川の内野安打などで1死二塁とすると、福山亮(経4)の適時三塁打で1点を追加する。先発の今永はほぼ毎回安打を許し8安打を浴びるが要所を締め、8奪三振で完投勝利。チームは連敗を脱出し、一部残留が決定した。

◆西村亮監督
「(今日は)今永に抑えてもらって、少ないチャンスをものにしたが内容的には成長していない。もっと容易に試合が出来ると思うが、慌てすぎている。(一部残留が決定したが)正直ほっとしているが残留することが目標ではない。春からの経験が活かせておらず、目の前のプレーに集中しすぎ。大人になり切れていない所がある。(失策から失点してしまったが)亜大戦の終わりからドタバタしている。なんでもないことで失策しているので、チームとしてそういう雰囲気があるのかもしれない。(今永は)良くはなかったが、その中でも組み立ててきたことはよくできたと思う。(明日は)残留が確定した後で、気の張り具合を持続していかなくてはいけないと」

◆福山亮
「(今日は)まずは1勝できたことが嬉しい。(残留が決定したが)四年の最後は絶対に1部でやりたかったので、自分たちの最低限の役目は果たしたかなと思う。(島袋との対戦は)もちろん考えてはいたが、意識しないよう、とにかく塁に出ることを考えて打席に立った。その結果四球で出塁できたので良かった。(7回の適時三塁打は)打った球はツーシーム。下川が塁に出ていたので、何とか返そうと思った。三塁打はたまたま。(亜大戦からの連敗が止まったが)チームの雰囲気を払拭できた。それが今日の勝ちにつながったと思う。(明日は)一点でも多く取っていい形で終わりたい」

◆今永昇太
「(調子は)7~8割で投げてもいい球がいったので打ち取れた。(ペース配分は)今までの自分の投球を見直して、球数が多くなってしまうのでシーズンを通して投げるにはバテてしまう。だから追い込むまでは質のいい球を投げて、しっかり腕を振って勝負できるようなピッチングをした。(前回の投球に比べて)いい投手は腕を振る技術と振らない技術を持っていると思う。振らないことも技術でそれが大人のピッチングであり、ペース配分だと思う。そういった意味では実践できたので秋に繋がると思う。(試合後は)正直、ホッとした。だが残留してそういう気分になるのと、亜大みたいに優勝を目指す上に行くチームとはスタートラインから違うと思う。力では亜細亜に負けていないと思うので、もっとレベルの高いところを当たり前にしていきたい。でも点差以上の力を感じるのでそういう所をしっかりしたい。(残留が決まったが)とりあえず秋に神宮でやる切符はつかんだので晴れ舞台でしっかり自分のピッチングを披露したい」

◆下川知弥
「(今日は)今日で残留を決めようと言っていた。(残留が決定したが)変なプレッシャーが無くなったので2戦で終われるようにしたい。(島袋投手との対戦を希望していたが)相手は本調子ではないが、いいピッチャーなのでチャレンジする気持ちだった。 (4番DHについて)監督からバッティングに専念するよう言われた。自分の役割を考えて、今は打つことに専念したい。機会があれば守備もしたい。(次戦にむけて)今日もちょっとしたことで失点してしまった。明日はこの春のベストゲームにして、秋につなげたい」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、中大2回戦は5月21日、10:30より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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