• 準決勝、相面を決める矢上=東京武道館で(比志島大樹撮影)

  • 和栗は惜しくもベスト8

  • 準優勝を決め、笑みをこぼす矢上

主将の意地!矢上、関東大会準優勝

[剣道部]第46回関東女子学生剣道選手権大会(2014年05月18日 09時13分)

第46回関東女子学生剣道選手権大会が5月17日、東京武道館で行なわれた。結果は以下の通り。

<1回戦>
○矢上悠香(文4)<小手、小手>2-0鷹野(専大)●
●高木祥子(経4)<面>1-2<(面)、面>田中美(国際武道大)○
●岸沙有(文4)0-1<小手>山村(筑波)○
●清水陽子(経4)0-2<小手、反則>金屋(城西国際)○
○津島里帆(経3)<面>1-0住吉(櫻大)●(延長戦)
○中村瑠美(文3)<不戦勝>土屋(東福大)●
○志村霞月(経2)<小手>1-0菊池(順天堂)●
○和栗宏恵(文2)<面、面>2-0高橋(海洋大)●
●渡部悠希(文2)0-1<瀬沼>(東海大)○
○岡崎愛美(文1)<面、面>2-0片山(都市大)●

<2回戦>
○矢上<(面)、面>2-1<面>富永(国際武道大)●(延長戦)
●津島0-1<面>棚本(清和)○(延長戦)
●中村0-1<面>小木(国士舘)○
○志村<面>1-0福沢(慶大)●
○和栗<面、面>2-0高良(東女体大)●
●岡崎0-1<面>水谷(順天大)○(延長戦)

<3回戦>
○矢上<小手、面>2-0白水(清和大)●
●志村0-1<面>濵井(拓大)○(延長戦)
○和栗<胴>1-0坂田(武蔵野台)●

<4回戦>
○矢上<面>1-0末広(国士舘)●(延長戦)
○和栗<面>1-0轟原(青学大)●

<5回戦>
○矢上<小手>1-0江田(日体大)●
○和栗<胴、面>2-0阪本(早大)●

<6回戦>
○矢上<面>1-0高橋萌(法大)●
○和栗<面>1-0駒込(日体大)●

<準々決勝>
○矢上<面、小手>2-0古谷田(東学大)●
●和栗0-2<面、面>渡邊(日体大)○

<準決勝>
○矢上<面、小手>2-0端(法大)●

<決勝>
●矢上0-1<面>渡邊(日体大)○

※()は一本目

 駒大からは10人が出場し、そのうち6人が2回戦に進出する。2回戦、3回戦を超えた矢上と和栗は安定感抜群の戦いで勝利を重ねていく。迎えた準々決勝、矢上は一本を先制すると、その後も調子よく二本勝ちを収める。一方の和栗は一本を先制されてしまい、相手の勢いにのまれるように二本目を取られてしまう。準決勝、勢いづいた矢上は二本勝ちを決め決勝に駒を進める。決勝の相手は和栗を破った渡邊。一進一退の攻防が続くが、一瞬の隙を突いた面を決められ、惜しくも優勝は逃してしまう。だが、駒大の歴史に名を残す準優勝という結果を得た。

◆中清剛監督
「(今日の選手の調子は)二人とも初戦から調子が良く上位を狙える。(結果について)毎日稽古を一生懸命して、終わった後も居残り練習をしているのを見て、結果をだしてくれるんじゃないかと思っていた。準優勝ですから、やってくれた。(反省は)最後の決勝は固さがでた。男子が全国にいけず残念な結果だったので、女子には頑張ってほしかった。(全日本に向けて)1から出直すつもりで、稽古を積んで、頑張っていきたい」

◆矢上悠香
「(今日の調子は)1回戦は自分の調子が出ていなかったが、監督から気持ちを前面に出していけと言われ、2戦目からは面を主体とする自分の技を出すことができた。(今日一番印象に残っているのは)高橋選手(法大)との試合。最後に思いきった面が打てたことが良かった。(結果については)決勝戦までいけるとは、自分でも思っていなかった。この結果に満足せず、秋の大会に向けて頑張っていきたい。(監督からは)気取らず、焦らず、おごらずと言われた。(今日の反省は)準決勝までは自分の剣道ができていたのに、決勝では雰囲気に飲み込まれて自分の思いきった技が出なかったこと。今後は調子が良い悪いに関わらず自分の剣道ができるように、日々練習に取り組んでいきたい。(主将としてというわけではないが)選手になれなかった人たちの気持ちを背負って戦うことを意識した。(全日本に向けては)目標は優勝。一戦一戦頑張っていきたい」

◆和栗宏恵
「(今日の調子は)最初は抜群ではなかったが、助監督や先輩に助言をもらい、2回戦以降はいつも通りの自分でできた。(結果について)この結果に満足しないで、全日本に向けて優勝する勢いで練習する。(反省は)最後に自分の弱い部分が出たので、次にその部分を修正できるようにしたい。(全日本に向けて)優勝するために頑張って稽古していきたい」

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