• 2試合連続完封勝利を挙げた今永=神宮球場で(山本春煕撮影)

  • 齋藤は決勝となる適時二塁打を放った

  • 先制点の足がかりとなる二塁打を放った砂川

1点差守った!今永170球熱投

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対拓殖大3回戦(2014年04月09日 18時50分)

東都大学野球春季1部リーグ対拓殖大3回戦が4月9日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

拓 大 000 000 000 0
駒 大 000 010 00× 1

      打安点
(7)齋 藤 311
(4)前 田 100
(6)下 川 400
(8)江 越 300
(2)木 下 300
DH米 満 300
(3)巻 木 310
(9)伊藤修 300
(5)砂 川 310
    計 2631

▽二塁打=砂川、齋藤

     回 打安責
○今 永 9 4050

 4回、2死から砂川哲平(法4)の左中間二塁打で好機を作ると、続く齋藤導久(政3)が右線適時二塁打を放ち先制に成功する。先発・今永昇太(経3)は、先制した直後の5回に2死三塁の危機を招くが後続を打ち取り得点は許さない。ほぼ毎回のように走者を背負うが要所を締める投球を見せた。2試合連続となる完封勝利で勝ち点1獲得に貢献した。

◆西村亮監督
「(今日は)勝った気がしない。今永が踏ん張っただけ。(今永は)数字は0で抑えたが、投球自体は良くはなかった。それでもランナーを出した後でも状況に左右されず、強気になれる力がついたのが、秋とはまた違ったところ。(継投は)ほかに絶対的に抑えられる投手はいなかったので、考えていなかった。(打線は)緩いボールに対応できていなかった。もはやバッティングになってない。(江越が不調だが)まあ周りが騒ぎたてているけれど、江越はもう一度整理しないといけない。こんなことでは、次からの試合に勝てない」

◆江越大賀(法4)
「(今日は)昨日から野手の打ち取られ方が一緒だった。今永に助けてもらった。(昨日のミーティングでは)守備のミスが目立ち、相手に流れを与えてしまうので逆にミスをしないことで流れを自分たちへ持っていこうと話した。(勝ち点を取れたが)内容はあまりよくない。一週間調整して、チームの雰囲気を変えていきたい。(青学戦に向けて)青学大は次の試合が初戦なのでどんどんくると思うが、相手の勢いに負けないようにやっていきたい」

◆今永昇太
「(疲れは)投げているうちに無くなった。(ファールが多かったが)そのような戦い方で来ると思っていたので粘り強く投げることを意識した。四死球を6つも出してチームにリズムを作れなかったことが反省。(今回先発を任されて)エースとして緊迫した試合を投げ切れたことは良かった。(ストレートで勝負していたが)スライダーをカットされていたし、自信のあるストレートを投げれば打ち損じてくれると思ってた。(170球も投げたが)高校の時以来。とりあえず勝てたので良かった。(勝ち点を取れたが)一番最初の戦いで上位を争えるか下での戦いになるか決まるので勝てて良かった。次も上を見られる」

◆斎藤導久
「(今日は)今永が頑張ってくれていたのに野手が点を取れなくて申し訳なかった。(先制打は)球種はチェンジアップ。浮いてきた球を狙った。最近消極的だったが割りきって積極的にいけた。(冬に強化した点は)振り込んで体重を増やした。(初戦白星だが)内容的には良くなかったが結果としてはよかった。次に生かしていきたい。(チームの雰囲気は)悪くはなかった。修正するところもあるので今後に生かしていきたい。(ラストイヤーだが)チームの日本一に貢献できるように。(次は)内容がよくなかったので良い内容で頑張りたい」


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次戦、対・青学大戦1回戦は4月15日、13:00より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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