• 延長10回サヨナラ負けを喫した=神宮球場で(山本春煕撮影)

  • 下川は先制適時打を放つ

  • リーグ戦で久々の先発を務めた片山

打線沈黙、サヨナラ負けで3戦目へ

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対拓殖大2回戦(2014年04月08日 16時53分)

東都大学野球春季1部リーグ対拓殖大2回戦が4月8日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 001 000 000 0 1
拓 大 000 010 000 1x 2

      打安点
(7)齋 藤 400
(4)前 田 400
(6)下 川 421
(8)江 越 410
(2)木 下 400
DH米 満 310
(3)巻 木 300
(9)伊藤修 400
(5)砂 川 310
    計 3351

▽二塁打=江越

      回  打安責
 片 山 42/3  1831
 箱 島 31/3  1330
●高橋涼 11/3  921

 打線は3回、2死三塁の好機で下川知弥(営4)が中前適時打を放ち先制する。先発・片山雄貴(経3)は粘りの投球で4回まで無失点に抑えるが続く5回、2つの四球で2死一、二塁の危機を迎えたところで降板。代わった箱島章矢(地2)が中前適時打を浴び同点に追い付かれてしまう。6回以降、相手の2番手投手の前に走者すら出せない状況が続き、試合は1-1で延長戦に突入。迎えた10回裏、高橋涼平(経4)が四球と安打で2死満塁とされると、相手4番に中越適時打を放たれサヨナラ負けを喫した。

◆西村亮監督
「(9回のマウンドでは何を)自分の出せるものをしっかり出きっていて、こういう場面もなかなかないのでしっかり投げ切らなきゃだめだぞと。(打線が攻めきれなかった)緩いボールをうまく使われてそれに対応できなかった。(片山の継投は)捉えられてきているかんじでもあったし、木下がなんでもないミスをしてしまったし、でも上位にまわったら代えようとは決めていた」

◆江越大賀(法4)
「(チームの雰囲気は)明日勝つという気持ち。試合で盛り上げていこうとやっている。 (相手の投手は)チーム全体として、追い込んでからのチェンジアップで三振を取られていた。真っすぐに球威があって、緩急を付けていた。対応しようとしたが、うまくいかなかった。(個人的には)フルカウントの場面などでインコースを攻めてきたから、それを頭に入れていた。(明日に向けての修正は)相手を飲み込むくらいのやる気と気迫で行きたい。今日のことはいい意味で忘れて、明日勝ちに行くだけ」

◆高橋涼平
「(今日は)準備はしていたが、サヨナラがあるということで力んでしまった。10回の先頭打者に与えた四球は、一番出してはいけなかった。(調子は)そんなに良くないが、投げなくてはならない。フォークのキレがあまりない。調子が悪くても抑えられるようにしたい。(サヨナラ負けについて)秋の青学戦でもサヨナラ負けをした。中継ぎとして投げる以上、点は与えてはいけない。周りから信頼されるような投球をしていきたい。(明日に向けて)打者一人ひとり集中して抑えていきたい」

◆下川知弥
「大切なところでミスがでてしまい、そこから失点した。勝ちきれない甘さがある。(先制のタイムリーは)インコースのストレート。片山が踏ん張っていたので、なんとか援護しようと思った。(二試合ともに先制打を放ったが)やることをやっているだけ。一打席ずつ、自分のできることをやっている。(チームの課題は)ここぞという時にヒットが出ないことが課題。しかし、まずは守備の方から見直していかなければいけない。(明日に向けて)特別なことはやらず、自分たちの野球ができるように努力するだけ」

◆片山雄貴
「(今日は)そんなに調子は悪くなかった。オープン戦でも2順目で捕まる傾向があった。もう少し低めに集められたら。集中力が切れてフォアボールでピンチを招いてしまった。(リーグ戦、久々の先発だったが)気合いを入れてやってやろうという気持ちだった。1イニングずつ、1人1人意識をして、リリーフのような感じで投げようと思った。バッティングがいい選手が残っているので点を取ってくれるはず。まず1勝したい。(今日のよかった点は)三振が少なかった。ゴロでのアウトが多かったので自分の持ち味が生かせた。(上級生になって)変わりはない。思いきってやるだけ」

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