• 10奪三振での完封勝利を挙げた今永=神宮球場で(五十嵐秋音撮影)

  • 米満は初スタメンながら、猛打賞の活躍を見せた

  • 決勝の適時三塁打を放った伊藤(高橋成美撮影)

米満猛打賞!投打噛み合い白星発進

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対拓殖大1回戦(2014年04月07日 21時53分)

東都大学野球春季1部リーグ対拓殖大1回戦が4月7日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

      打安点
(7)齋 藤 521
(4)前 田 510
(6)下 川 533
(8)江 越 311
(2)木 下 310
DH米 満 430
(3)篠原仁 200
H3巻 木 100
(9)伊 藤 312
(5)砂 川 300
    計 34127

    回 打安責
○今永 9 3130


 4回、1死から連打で二、三塁の好機で伊藤修太(経2)が右中間2点適時三塁打を放ち、2点を先制する。さらに8回、米満一聖(営1)の猛打賞となる3本目の中前安打などで一死満塁とすると、齋藤導久(政4)の右前安打と下川知弥(法4)の走者一掃の左中間適時三塁打で一挙5点を追加し突き放す。先発した今永昇太(経3)は被安打3の10奪三振に抑え、完封勝利。昨季連敗した拓大から勝ち星を挙げた。

◆西村亮監督
「(今永は)少しボールが高めだったが、四球を出さずにゲームを作ってくれたのでよかった。もう少し低めにボールが決まっていれば、もっと今永らしい投球が出来ていたのかなと思う。(米満は)オープン戦から調子がよかった。神宮でも堂々としているので、心強い。(オープン戦では不調だったが)今でも好調というわけではない。今回の試合ももっと序盤に追加点を挙げたかったし、追い込まれた後もあっさり終わりすぎていたので、これからはもっといやらしく、しつこく攻めていかないといけない」

◆江越大賀(法4)
「(どんな声を掛けたか)初戦なので、気合いを入れて行こうと。オープン戦の時はイマイチ盛り上がらなかったが今日はみんな気合いが入っていてやりやすかった。(最終打席で安打が出たが)詰まったがヒットになってラッキー。飛んだところが良かった。それまでの打席はインコースを攻められていた。(2盗塁だが)2つ目はサインは出ていなかった。走れるところは走っていこうと。(守備は)打球が伸びる風だったので難しかった。(今永は)安心して守っていられる。(明日は)4番なので、一本欲しい時に打てるバッティングをしたい。明日勝って一気に決めたい。二連勝で青学戦を迎えたい」

◆米満一聖
「(今日は)思っている以上に結果が出たのでよかった。高校1年の時に神宮で試合をしていたが大学での初神宮は緊張のなかでも楽しい打席だった。(今日3安打だったが)満足せずにより良い結果を求めていきたい。(持ち味は)今日みたいに塁に出てチャンスを作っていけるところ。(高校と大学でのレベルの違いは)ピッチャーのまっすぐのキレ、変化球が違う。チェンジアップをどう見極めるかが今後の課題。単打、単打で長打になればいい。(バッティングの心掛けは)初球から甘い球を逃さず打つことを心掛けている。(手本は)イチローのバッティング。(オープン戦では)そこそこ。調子は悪くなかった。3割後半くらい打っていた。(木のバットは)詰まったり、苦しんだりした。高校でも練習はしていた。(どんな1年にしたいか)チームに信頼されるように結果を出していきたい。(次に向けて)スタメンで出れれば覚悟していきたい」

◆伊藤修太
「(今日の試合は)1年のころから出ていたので、あまり緊張しなかった。自分達のプレーで、いつも通りやれば大丈夫だと思って思い切ってやった。(先制三塁打は)チャンスで狙っていたストレートがきたので思い切った(冬の練習は)力強いスイングを目標として、振り込みをたくさんした。守備に関しては走り込んだりした。全体的に数をこなしたことで、自信につなげていた。(改善点は)見逃し三振をしてしまったので、変化球や低いコースでも見極めて、簡単にアウトにならないようにしたい。(後輩が入ってきて)あまり気にしてないが、練習のときは先輩にも後輩にも気を遣わなければいけない立場なので大変。(明日は)しっかり準備をして勝てるように頑張りたい」

◆今永昇太
「(今日は)初回のピンチを乗り切れたので悪いなりにいい投球ができたと思う。上体が沈み込んでしまって球が高めにいってしまった。終盤まで治らなかったので次のときまで修正したい。(フォームを変えたのは)2イニング目の途中からその投げ方をしたらいいボールがいくようになったので。序盤変だったので修正できてよかった。練習でも投げていたがしっくりきていなかった。(課題は)1年間で調子の波があったので、それを減らすために毎日投げ込んで悪いときになにが悪いのか、いいときはなにがいいのかが分かれば悪いときに修正できる力がつくと思うので、自分でチェックして積み上げてきた。(どういうシーズンにしていきたいか)初戦が大事。完封できたことはチーム的にも大きいし、やっていけば自ずと結果に繋がっていくと思う。今は先を見ずに僕は明日の準備をするだけ」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦・拓殖大戦2回戦は4月8日、10:30 から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分


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