• 今季を振り返る大八木監督=都内ホテルで(田代 愛撮影)

  • 固い握手を交わす窪田(右)と中村

第17回大学三大駅伝報告会

[陸上競技部]新主将は中村、新体制で箱根優勝へ(2014年03月06日 23時22分)

 第17回大学三大駅伝報告会が3月6日、陸上競技部後援会主催で都内ホテルにて行われた。会場には陸上部OBをはじめ、後援会関係者など多くの来賓が出席し、選手たちの健闘を讃えた。
 駒大の13年度の駅伝成績は出雲駅伝優勝、全日本大学駅伝優勝、そして箱根駅伝準優勝。惜しくも三冠達成はならなかったが、箱根駅伝では駒大の往路・総合の記録を更新した。大八木弘明監督や今年度主将を務めた窪田 忍(経4)らが挨拶をし、今季を振り返った。また、来年度の主将の中村匠吾(経3)も今後の活躍への意気込みを語った。以下は監督と選手のコメント。

◆大八木弘明監督
「夏を過ぎて駅伝シーズンに入ったとき、選手たちが本当に成長したと感じました。昨年、三大駅伝のうち一つ勝とう、と選手たちには言ってきました。それが出雲、全日本と勝ってくれました。それは最初に言った通り成長です。今年は負けた悔しさが、ものすごくあります。だけどこれは次につながると私は思っています。選手たちは次こそ箱根で勝ち、この三冠を少しでも自分たちの目標として掲げてやってくれるのではないかと思います。難しいと思うが、一人ひとりがしっかり自覚を持ちながらやっていくのが結果として出ると思いますので期待していただければと。それと今度、村山と中村、OBの星創太(09年度卒、現・富士通)が日本を代表して世界ハーフに行きます。大学から世界へといけるという気持ちを今持っておりますので、しっかり頑張っていきたいと思います。駒澤から世界へ、そういう気持ちで今年一年間指導していきますので、これからもご声援ご協力のほどよろしくお願いします」

◆窪田忍(主将)
「このチームを発足した時に今年度のチームの目標として箱根駅伝優勝ということを掲げて、一年間スタートしました。結果は出雲駅伝で優勝、全日本駅伝で三連覇、勢いに乗った状態で箱根駅伝を迎えましたが、やはり力不足で2位という結果に終わりました。個人的には出雲、全日本とチームに助けてもらったので、箱根駅伝では自分がしっかり走ってチームを優勝に導こうという思いで走ったのですが、力が及ばず差をほとんど縮めることができませんでした。ですがこのチームで駅伝が出来て本当によかったと思います。これからマラソンをやっていこうと思っているので、しっかりと練習をしてマラソンを走れる体を作って若いうちからどんどん積極的に挑戦していきたいと思います。一年間応援ありがとうございました」


◆中村匠吾(新主将)
「昨年のチームは出雲、全日本は優勝することが出来ましたが、一年間目標にしていた箱根駅伝優勝には手が届きませんでした。今年も箱根駅伝の翌日から新チームの練習をスタートし、一人ひとりが何が足りなかったのか、次に何をしなければいけないのかということを常に考えてここまで練習してきています。また、3月に入り新入生も入寮して、またひとつ昨年のテーマでもあった結束をすることによって、チーム全体が同じ方向を向き三大駅伝に向かって努力していきたいと思います。来年この場で三冠という報告が出来るよう頑張っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願い致します」

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