• スタートを切る中村=大手町スタート地点で(高笠優子撮影)

  • 力走する村山=横浜駅付近で(五十嵐秋音撮影)

  • 3区油布から4区中谷へのタスキリレー=平塚中継所で(高笠優子撮影)

  • 山上りを任された馬場=芦ノ湖ゴール地点で(高橋春子撮影)

常勝軍団が挑んだ箱根路 Vol.1

[陸上競技部]大八木監督、往路選手インタビュー(2014年01月04日 12時38分)

 1月3日、箱根駅伝後に駒澤大学玉川キャンパスで慰労会が行われ、次のキャプテンに中村が指名された。選手には今大会を振り返るとともに、今後に向けての抱負を語ってもらった。
 なお、往路・復路の2回に分けて掲載します。
 今回はチームを率いた大八木監督と往路を走った選手のコメントを掲載します。

◆大八木弘明監督
「層の薄さが出た。東洋大に先行されたらなかなか前に行けなかった。今年は育成の年にはなったが、(東洋大は)勝ちながらも若い選手を使っているから、層の強化をしっかりしていかなければならない。(1年生について)今回中谷がよく走ってくれたと思う。(選手たちには)来年に気持ちを切り替えて練習をしっかりやろうと伝えた。(中村を次のキャプテンに指名した理由は)練習、生活面の両方の面からしっかりと引っ張っていける人間だから。(今後の目標は)3冠!その中でも箱根を重視していく」

◆1区・中村匠吾(経3)
「個人としては1区を任されて日体大と東洋大といったライバルになる選手を引き離すということを頭に入れて走ったが、結果として2位でタスキを渡すことになって、いい流れを作ることが出来なかった。(監督からは)早大の大迫さんがトップに来ていたのでしっかりついて行って、後半の六郷橋の辺りから勝負しろと言われていた。(新チームのキャプテンとして)今回箱根で負けて、選手層の薄さがこれからの課題だと感じた。まだまだチームに甘さや隙があると思うので、そのあたりを1人1人がこの1年で自分を変えてもらいたい。それでまとまったチームになれば優勝を狙えるかなと思う。(次の目標は)2月に熊日の30㌔ロードレースが控えているので、次の年のマラソンに繋がるような走りをしたい。駅伝でも3冠を狙える力はあるので自分がしっかりまとめていきたい」

◆2区・村山謙太(経3)
「2区を任されて、1区の中村が結果としてトップではなかったが、いい位置でタスキを持ってきてくれたので、自分はチームに勢いをつけようと思いながら走った。自分の実力が発揮できず、12㌔からは痙攣も起こってしまい、ゴールするのでいっぱいいっぱいという状態だった。(弟の城西大3年・村山紘太とは同一区間だったが)順位も離れていたので一緒には走れなかったが、単独走で記録で勝負した。(4月からは最上級生だが)来年の箱根でも2区を走らせてもらえるなら、前半つっこまないようにして走りたい。今回は、痙攣で自分の力は出せなかったので、来年は、体力をつけてまた頑張っていきたい」

◆3区・油布郁人(営4)
「(レースを振り返って)監督に言われていた設定タイム通りの最低限の走りはできたが、やはり駅伝は流れがあるので、東洋に抜かれたときに食らいついていけなかったのが自分の実力不足だと感じた。(最後の箱根だが)2位というのは悔しいが、駒澤の最高記録でゴールすることができたので、悔しさはあるが、現状の力は出し切れたと思う。(これからは)もっとレベルアップしていかなければいけないと思うので、先輩たちに揉まれながら、日の丸を背負って活躍できる選手になりたいと思う」

◆4区・中谷圭佑(経1)
「(初めての箱根だったが)思い切って走ることと、絶対に区間賞を取るということだけを考えていた。緊張はなかった。(雰囲気は)出雲、全日本や高校駅伝と比べても声援の数が違って、どこを走っていても声援があったので走りやすかった。(これからは)チームとしては3冠を目標として、個人としては、リオ五輪でどれだけ代表に近づけるか挑戦し、東京五輪には代表として出場できるように頑張りたい」

◆5区・馬場翔大(商2)
「(箱根を振り返って)始まる前は長かったが2日間は早かった。(5区を志願したと聞いたが)去年の箱根を終わった後に監督から自ら行動できないといけないと言われていたので自分を変えるためにも志願した。(山に自信は)少し不安もあったが自信と言うよりやらなければならないと思っていた。(今後の目標は)トラックやロードレースでの自己ベストを更新して箱根で勝つこと」

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