• 勝利でチームに勢いを与える佐藤 =亜大日の出キャンパスで(太田 悠撮影)

  • 接戦を制し、決勝進出を決める幸村・梶川

快進撃続く!史上初の決勝進出!

[硬式テニス部](2013年12月15日 07時16分)

第24回関東大学対抗テニス選手権大会[女子]決勝トーナメント準決勝、慶應義塾大戦が12月14日、亜細亜大日の出キャンパステニスコートで行われた。結果は以下の通り。

トータル  ☆駒 大3―2慶 大
S1●高橋明希0(2-6、3-6)2藤岡莉子○
S2●竹内ひかり0(1−6、3-6)2坂本君佳○
S3○佐藤美沙乃2(6−1、6―0)0滝口理華子●
D1○小林・浅野2(4−6、6−4、6-4)1池田・安形●
D2○幸村・梶川2(6―4、5-7、6-3)1篠田・今橋●

※()内数字はゲームカウント、外はセットカウント

女子テニス部史上初の決勝進出を目指し、準決勝の相手は1部校の慶大。勝てば2戦連続の格上撃破。
S3の佐藤は1年生ながら、1ゲームしか与えない堂々とした戦いぶりを見せる。シングルスで2敗し、もう1つも負けられないD2の小林、浅野は1セット落とすものの、大会では2回目と思えない、息の合ったコンビネーションで逆転勝利、星をイーブンにする。D1の幸村・梶川は2セット目を落とし、1対1するも、最終セットは鋭い返しで、リズムをつかみシーソーゲームを制した。強豪撃破により、駒大はチーム史上初の決勝進出果たし、あと1勝で優勝というところにたどり着いた

◆江口淳一監督
「22年にベスト4になったが、この代では初のベスト4で、女子は初の決勝進出。慶應はこの前練習試合でやっていて、強い相手。シングルスでは力に差があるかなと思ったが、ダブルスはチーム力で戦えた。次の早稲田は大学1の相手。胸を借りるつもりで挑みたい」

◆竹内ひかり主将(営3)
「攻めているときはいいが、相手に攻められたときや相手に返された時の精度をもっと上げていかないといけない。攻めているときも相手の逆やコースを狙っていかないと。(監督やコーチから)もっと先に展開していかないと、上の相手には勝っていけないと言われた。(明日は)明日も出させてもらえれば、チャレンジしていきたい」

◆高橋明希(英3)
「自分と同じような相手で、バックのクロスラリーが多くて、そこからの展開ができずリズムを悪くしてしまった。フォアもうまくいかなかった。(監督やコーチから)バックのクロスラリーにストレートを持っていけるように。せっかくポイントを取った後に簡単に取られていると言われた。(課題は)ボールに入って行ってもうちょっと攻撃的にいきたい。あとは攻められたときの守備もしっかりしたい」

◆幸村沙也花(英3)
「ファーストセットは前回みたいに自分たちで作っていけた。セカンドセットはチャンスボールや取らなきゃいけないところで取れなかった。ファイナルセットはみんなの応援があって元気になれた。(課題は)今日のファーストセットみたいに自分たちの思うように、相手に流れがいかないようにしたい(明日は)明日もチーム1丸となって、試合では期待に応えられるようにがんばりたい」

◆佐藤美沙乃(英1)
「S3で出させてもらって、予想していた、相手と違って下の相手だったが、出たらやろうと思っていたので勝ててよかった。秋季リーグからの課題だった高い打点での対処がしっかりできたのでよかった。(相手の印象は)自分が緩んだら、いつ試合が転ぶかわからないので気を引き締めて、臨んだ。(次への課題は)もっとサーブやリータンや1球目から試合を展開できるようにしたい。(明日に向け)ベスト4に残っているのはどこもいい学校なので、いいところを吸収して、自分の試合になったらできることをしっかりやっていきたい」

◆梶川真利亜(GM1)
「前回と同じく名門校が相手だったので、自分たちのやれることができればと思った。応援が本当に力になってD1が勝った瞬間、エンジンが入って、絶対勝つという気になった。(相手の印象は)慶應は気のゆるみがなく、1ポイント1ポイント集中していた(明日は)またD2で出させてもらうので、名前で臆することなく、実力でぶつかっていきたい。相手がだれであろうと自分たちのテニスをしたい」

決勝戦、早稲田戦は12月15日10時より、亜大日の出キャンパステニスコートで行われる

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