• 有終の美を飾る坂口・佐粧=二子玉川キャンパステニスコートで(太田悠撮影)

快勝で残留決める、リーグ戦閉幕

[硬式テニス部](2013年09月21日 23時17分)

関東大学テニスリーグ【男子】2部3部入れ替え戦・立教大戦が9日13日、駒大二子玉川キャンパステニスコートで行われた。結果は以下の通り。

トータル 駒 大8―1立教大☆


D1 ●栗原・嶋田1(4-6、6-2、6〔2〕-7)0大竹・前島○
D2 ○上村・尾形2(6-2、6-2)0中澤・鈴木●
D3 ○坂口・佐粧2(6-3、4-6、6-2)2高野・鈴木●
S1 ○坂口雄大2(6-1、6-4)0前島克哉●
S2 ○首藤諄貴2(2-6、6-3、7-5)1大竹 徹●
S3 ○上村功樹2(6-4、6〔5〕-7、6-2)1中澤祐貴●
S4 ○目黒優貴2(6-3、7-6〔7〕)0菅野貴仁●
S5 ○竹内雄太郎2(6-2、6-1)0山本祐太●
S6 ○尾形勇輔2(6-1、6-3)0鈴木 純●

3部との入れ替え戦。最後は快勝という結果になった。D3の坂口・佐粧は苦手とする第2セットを落とし、相手に流れを奪われるかと思われたが、4年生ペアの意地を見せ最終セットは圧勝で勝利をつかんだ。S2首藤は序盤ミスを連発し、なかなか持ち味を発揮できないが徐々に鋭いコースに決まるようになり、最終セットもしっかり取り切り逆転勝利。S1の坂口は相手のミスを誘うショットやコースギリギリの技ありショットなどで貫録勝ちを見せ、4年間の集大成を飾った。チームは大勝で2部の強さを見せ、2部残留を決めた。

◆江口淳一監督
「平成16年に2部に上がってから8回目の入れ替え戦で、立教とも3回目ぐらいの入れ替え戦で、終わってみれば3部との力の差を感じる戦いとなるが、試合中は常に胃が飛び出るぐらいハラハラする試合だった。主将の坂口が女子の神保と同じようにリーグを通じて成長して、主将としてもプレーでも成長を見せた。4年生が出たくても出れないやつがいて、そういうやつが我慢してくれて、逆に出たやつは出たやつで責任を果たしてくれたので勝てたと思う。来年は入れ替え戦出場せず、今年を繰り返さないようにしたい」

◆坂口雄大(市4)
「ダブルスは6度目の正直でようやく勝てて、相手の力はそうでもなく、勝とうと佐粧と話していた。序盤は相手が硬くて思うように点が取れたが、第2セットはやはり自分たちの弱点でリードしているときのパフォーマンスが落ちてしまった。社会に出てからもそういうところを直していかなければと思う。シングルスは格下で勝てる相手だったので特にない。(リーグ戦を通して)1つに向かっていく姿勢の大切さを学んだ。それが大事みんなで1つのことを達成していくことが大事だと感じた。(1年間主将をやって)素直に難しかった。誰もができることではないと思うし、チームをまとめるための主将としてのリーダシップがあると思うが、自分にはそれが足りなかった。それも社会が求めていることなのかと思う。(4年間を通して)社会に出てテニスをやるかわからないし、人生でテニスをやるのも最後かもしれないと大学1年生の時に思った。駒澤テニス部で結果的によかったのかなと思う。(男子テニス部とは)元気あふれるテニス馬鹿どもが集まる集団」

◆佐粧貴匡(政4)
「今までリーグ戦全敗していたので何としてでも勝ちたかった。相手は2部と3部との差を感じた。(リーグ戦は)全試合出させてもらって、全敗だったのは悔いが残るが、最後勝ててよかった。(主務として)陰ながら仕事。ミスもなくできて、部のためになっていたのでよかったと思う。(テニス部とは)人を精神的にも肉体的にも成長させてくれる場所」

◆栗原悠輔(経4)
「今年のリーグ1回も勝てなくて、今日も勝つことができなかったが、すべてを出した結果だと思う。(今回のリーグ戦)研究されつくしてて苦しいリーグ戦だった。応援の支えが大きくて、ありがたかった。(4年間は)つらい時期もあったが、最高の部活だった。チーム全員でリーグ戦を戦えたのがいい思い出だった。(テニス部とは)家族みたいなもの」

◆山田大地(法4)
「4年生最後の年でさんざん練習してきて、結局レギュラーではなかったし、悔しい気持ちはあるけれど信頼できるレギュラーたちが頑張ってくれたので2部の5位という結果だったけれども、みんなで力を合わせて戦えた。(テニス部での思い出)よく練習したなと思う。自分はコーチをはじめ人に恵まれていて、そのおかげで春関で1勝して戦績をあげることができた。(テニス部とは)人生」

◆中澤拓矢(英4)
「テニスはそんなにだったが、後輩といた時間は楽しかったのでミーティングでは泣いてしまった。(テニス部とは)家族。一緒にいることが普通の存在」

*掲載が遅れたことをお詫び申し上げます

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