• 優勝を目の前に残り30秒での逆転負け。試合後も結果を受け入れられないのか一人うなだれる加藤知拓=日本武道館で(川崎篤彦撮影)

無念、目前で逃したタイトル 男子準優勝、女子ベスト8

[空手道部]第41回東日本大学空手道選手権大会(2005年05月06日 13時53分)

 第41回東日本大学空手道選手権大会が5月5日、日本武道館で行われた。男子団体組手は準優勝、女子団体組手はベスト8に終わった。尚、今大会は男子は75校、女子は54校が東日本の頂点を目指すトーナメント方式(男子は5人一組、女子は3人一組の団体戦)で行われた。
 男子団体は昨年度、決勝まで勝ち進んだものの惜しくも帝京大に敗れ準優勝。女子も3位という結果。今年こそはアベック優勝を目指し、互いに勝ち進んだ。
[男子]
決勝進出
駒大 2-3 ○帝京大
<男子団体組手決勝> 
 ここまで勝ち進んできたオーダーを2人変更し臨んだ決勝・対帝京大。相手は奇しくも昨年と同じ帝京大である。先鋒、中堅が勝利し2対1で迎えた副将戦。副将は昨年唯一帝京大戦において勝利した加藤知拓(政2)である。開始1分間は互いに誘い合う静かな展開だったが、加藤がその口火を切る先制の中段けりを繰り出す。その後も加藤の猛攻は続き試合時間は30秒をきる。誰もが加藤の勝利、そして駒大の優勝を疑わなかったその瞬間に相手の突きと蹴りが入り同点。そして残り1秒で相手の突きが決まり勝利目前にして敗北。奇跡の勝利に勢いに乗る大正大。続く大将・瀬戸口裕太(営3)は粘るも成す術なく敗北。昨年のリベンジは果たせなかった。
[女子]
準々決勝
駒大1-2大正大
<女子団体組手準々決勝>
 女子団体は昨年度と同じく若林梨沙(商2)と佐藤愛美(国2)を筆頭に順当に勝ち進んだ。準々決勝・対大正大。全日本のナショナルチームのメンバーを2人擁し、メンバーを充実させてきた大正大。先鋒の井手佳寿美(国3)が敗れ、次鋒・若林が上段突きを確実に決め相手を寄せつけない強さを見せ勝利。勝敗の行方は福満美和子(法4)に託されたが相手の多彩な技に苦戦し、攻撃の糸口をつかめないまま敗北。無念のベスト8敗退となってしまった。
★優秀選手
重江賞誉(仏3)
加藤知拓(政2)
試合後コメント
主将・四位智之(政4)
「(今日は)しょうがなかったです。悪くはなかったです」
副将・福満美和子(法4)
「大正大戦は山場だと思っていましたし、だからチャレンジする気持ちでいきました。稽古して得たものを生かそうとみんな頑張りましたし、良い試合をしたと思います。次こそはアベック優勝を目指します」

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