• 被安打4、8奪三振の好投も同打者に2打席連続被弾を浴びた今永=神宮球場で(五十嵐秋音撮影)

  • 前田はリーグ戦初本塁打を放った(副嶋大悟撮影)

今永2被弾、粘り切れず初戦黒星

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対青学大1回戦(2013年09月19日 17時56分)

 東都大学野球1部秋季リーグ対青学大1回戦が9月20日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 000 101 000 2
青学大 000 010 11Ⅹ 3

      打安点
(9)砂 川 410
(4)前 田 311
(6)下 川 210
(8)江 越 410
(5)福山亮 311
(3)篠原仁 200
 H3西村凌 100
 DH柳原悟 200
 HD長谷川 200
(2)岩 崎 200
 H 小 森 100
(7)齋 藤 410
     計 3062

本塁打=前田
二塁打=江越

    回 打安責
●今永  8 2942

 4回、無死1塁の場面で江越大賀(法3)が左翼線へ二塁打を放つと、続くゴロ間に走者が生還し、先制するが5回に本塁打を浴び同点に。そして6回、前田滉平(法2)がリーグ戦第一号となる本塁打を左翼スタンドへ放ち、リードするが7回にふたたび本塁打で同点に追いつかれる。8回には2死からのセーフティーバントの打球処理を誤り、2死二塁となると続く打者に中前適時打を放たれ勝ち越しを許してしまう。投げては今永昇太(経2)が4回まで完全試合、被安打4の好投だったが終盤は粘れずリーグ初戦は黒星となった。

◆西村 亮監督
「(今日は)なかなか点が入らないところに、ポンとホームランが出てしまうところが難しさ。警戒しているだろうが2本も同じ打者に打たれたのは痛い。(今永は)悪くはなかった。人間だからそういうこともある。上がるにつれて慎重さを学んでほしいと思う。(岩崎は)木下が怪我でその間によくやってくれている。気持ち的に優しいところがあるが、今日は頑張ったと思う」

◆松本皐兵(地4)
「(今日は)先制できたのはよかったがミスが点に繋がったのは改善しなければならない点。打てなくても勝てる野球をこれからやっていきたい。(チームの雰囲気)終わってからは暗かったけど、明日に向かうしかない。(春悔しい思いをしての秋だと思うが)2位も3位も変わらない。優勝するために夏やってきたので、明日から頑張る。(合宿の成果は)一つ一つしっかり、一球一球を無駄にせず、1球に執念を持ってやってきた。成果が出てるかどうかはわからないが、結果が示してると思う。(次戦は)いい意味で忘れて、気持ちを切り替えて割りきっていく」

◆今永昇太
「(今日は)初戦だったが緊張していなかった。ダメージを受けても切り替えていけた。(4回までパーフェクト)逆にできすぎたと思っていた。ホームランでの2点は気にしていない。バッターの方が一枚上手だったなと思う。(2打席連続本塁打は)吉田正を注意していた。杉本は2打席目勝負していたが、意図していたところに投げられなかったので投げ切れるような投球をしていでかなきゃいけない。調子は上ずる球もあったのでそんなによくはなかった。(8回は)2安打でこのままいけるかなと思ったが甘さが出た。8回以外はある程度自分の力を出せたと思う。(次戦では)いかに粘れるかが重要なのでコースをついてピンチでも落ち着いて慎重になりすぎないようにしていきたい」

◆前田滉平
「(今日は)思うようにランナーが出なくて、苦しい打線だった。今永がなんとか踏ん張ってくれたけど、最後にホームランを打たれてしまった。(自身のホームランは)打ったのは内角のストレート。先頭バッターだったので、塁に出ようと思って打ったら、たまたま。打った瞬間はフライかとおもって、必死に走った。入ったのが見えて、まさか入るとは思っていなかった。(初戦だったが)チームで初戦は勝ち取ると話していたが、チーム全体としてねばれなかったことが敗因。(次戦については)明日チーム全員でしっかりと1勝する」



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 なお、次戦・青学大2回戦は9月20日、13:00から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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