• シングルス・ダブルスともに勝ち星を挙げる尾形=中大テニスコートで(山本春煕撮影)

強豪相手に敗戦するも、総力戦で最終戦へ

[硬式テニス部](2013年09月09日 21時42分)

 関東大学テニスリーグ【男子】2部第4戦・中央大戦が9日9日、中央多摩グラウンドで行われた。結果は以下の通り。

トータル 駒 大2―7中大☆

D1 ●栗原・嶋田0(3-6、1-6)2鈴木・中川○
D2 ●坂口・佐粧1(6-1、3-6、3-6)2秋山・月村○
D3 ○上村・尾形2(7-6〔5〕、6-4)0小坂・杉浦●
S1 ●坂口雄大0(4-6、1-6)2鈴木大介●
S2 ●首藤諄貴0(7-5、3-6、0-6)2岩見直哉○
S3 ●上村功樹1(7-6〔5〕、6-7[4]、RET)1中川 航○
S4 ●目黒優貴0(2-6、2-6)2松浦優太○
S5 ●竹内雄太郎0(1-6、1-6)2武内直人○
S6 ○尾形勇輔2(6-4、6-1)0小坂絢太●


※()内数字はゲームカウント、外はセットカウント、[]内数字はタイブレイクでの敗者のポイント

リーグ戦1勝2敗で迎えた4戦目、ここまで全勝の中大相手に全試合で苦戦を強いられる。そのなかでもD3の上村・尾形はお互いやりやすいと語っているように安定の試合運びを見せ、2セット先取でチームを盛り立てる。その流れのままシングルスでも、尾形は相手を寄せ付けないストレート勝利を見せ、上村は途中棄権となるも2度のタイブレークと激戦を演じた。敗戦はしたものの2人の流れが最終戦に勢いを与える試合となった。

◆江口淳一監督
「(今日は)選手たちは頑張ったが、力の差があった。相手のほうが引き出しが多くプレーの幅があった。研究されていて嫌なところをつかれた。尾形、上村はダブルスでもシングルスでも活躍している。ダブルスに出てないものにも頑張ってもらいたい。(次に向けて)次勝てば入れ替え戦は免れるので、総力戦で勝てるようにしたい」

◆坂口雄大主将(市4)
「(ダブルスは)第1セットは出だしがよく、声をかけてコミュニケーションが取れた。ミスが目立たなかったことが第1セットを取れた要因。第2セットは相手が吹っ切れて勢いに乗ってきた。それを押し返せなった。最終セットは受けに回ってしまい、うまく取りきれなかった。もったいない。(シングルスは)自分のミスが多かった。ストロークから作りたかったが、その前にミスをしてしまった。(最終戦にむけて)つぎで入れ替え戦に回るか決まるのでチーム一丸となって勝ちたい。今までの練習の成果、1年間の思いをぶつけていきたい」

◆上村功樹(市3)
「単複とも相手が強いということは知っていて、心構えはできていた。だけどダブルスが終わった後のシングルスまでの時間に準備ができなかった。ダブルスでは尾形と組んでいていい感じだったので、決め事をしっかりして、大胆に行くこともできた。(タイブレークが2セット続いたが)あんまり気負いせず臨めた。セカンドはとれなかったがインカレ出場相手に戦えた。体力負けだった。最終戦は本当に負けられないので頑張りたい」

◆尾形勇輔(市2)
「(今日は)ダブルスはやっていて2人でプレーを楽しめた。このままいきたい。シングルスは続けての試合だったので最初、集中力が足りなかった。相手はサーブが強い選手だったが、第1セットで慣れることができたので第2セットは自分のペースに持ち込めた(次は)チームにとって大事な最終戦になるので、自分のプレーでしっかり戦っていきたい」

なお、第5戦・対青山学院大戦は9月13日、青学緑ヶ丘グランド内テニスコートで行われる予定。
■会場へのアクセス
JR横浜線「淵野辺駅」南口からバス 15分
「泉短大前」下車 徒歩3分

発行冊子最新号一覧背景(左)

硬式テニス部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)