• 相手校のエースにフルセットの末勝利した鈴木=大田区総合体育館で(松本紗季撮影)

  • 閉会式終了後には、部員全員が笑顔で記念撮影を行った(佐藤隼史撮影)

入替戦決定も、次につながるプレー見せる

[卓球部]秋季関東学生リーグ1部・中大戦(2013年09月07日 12時48分)

 秋季関東学生リーグ1部・中大戦が9月6日、大田区総合体育館で行われた。結果は以下の通り。

駒 大3―4中 大☆
●大場崇志(経3)0―3大坂○
○加藤悠二(商4)3―0八木橋●
○鈴木大地(営3)2―3藤木●
●中村謙吾(法3)、中村祥吾(法3)組2―3藤木、松生組○
●英 稔史(経1)1―3松生○
○根本一城(市3)3―2庄●
●中村祥1―3徳永○

 秋季リーグ戦の最終日。1番手が敗れるも続く加藤がストレート勝ちでチームを盛り立てる。3番手に登場した鈴木は全日学2位の選手と対戦。フォアドライブで果敢に攻めていき、フルセットに持ち込む。最終セットはリードを許しながらも粘りを見せ、最後は6連続ポイントで逆転勝利を収めた。ダブルス、5番手は敗れるが、6番手・根本は序盤2セットを強気に攻めとる。その後2セットを取り返されるが5セット目をラリー戦の末制し、勝利を収めた。しかし最終番手の中村祥は接戦をものにすることができず敗戦。1勝6敗で7位となり、1部残留をかけて10月に行われる埼工大との入替戦に臨む。

【関東学生リーグ男子1部最終結果】

1位 明 大 7勝0敗
2位 専 大 5勝2敗
3位 早 大 5勝2敗
4位 中 大 4勝3敗
5位 法 大 3勝4敗
6位 日 大 2勝5敗
7位 駒 大 1勝6敗
8位 筑波大 1勝6敗

 勝敗が同じチームは直接対決の勝者が上位になる。7位は2部2位と入替戦が行われ、8位は2部へ降格。

◆長崎隆志監督
「(リーグを振り返って) 3、4年が主体のなか、英が粘り強くやってくれたことが来季への光になった。(佐藤)究のけががあったけど次の主力の3年が意識を持ってやってくれたのがうれしかった。(中大戦は)(鈴木)大地につきる。 苦しい試合だったけどよく粘ってくれた。常に緩急をつけろと言っていたけど今日はそれがよくできていた。試合には負けたけど入替戦につながる試合だった。(入替戦は)一旦体を休めてスイッチを入れなおしたい。埼工大はうちと同じくチーム力で戦うチーム。チーム力で負けないように、向かっていく気持ちでやりたい」

◆佐藤 究主将
「(今日はチームになんと声をかけたか)自分達の試合と周りの試合がうまくかみあえば6位もあり得たので全力でやって勝って終わろうと。(リーグ戦を振り返って)最後のリーグ戦でチームを1年引っ張ってきたので最後まで戦いきりたかった。やってきたことは120%出し切った。結果入替戦になったけどみんな4年生が最後という気持ちを持ってくれてた。チームとしては負けたが気持ちのいい試合ができた。最終戦をみんなと戦えてよかった。(入替戦は)選手層が厚いので強み。リフレッシュして気持ちを入れ直しもう1度僕らの代が引っ張る」

◆加藤悠二
「(リーグ戦を振り返って)勝たなきゃいけない試合を落としてしまったりして後輩の力を頼ることになってしまった。 (今日は)今回究がけがをしてしまい、4年生で出ているのが僕だけだったので、4年生を代表して勝ちたいと思った。その気持ちに乗じて、調子もどんどん上がっていった。 (入替戦は)なんとしてでも勝って、後輩たちに1部の舞台を残してあげたい」

◆鈴木大地
「(藤木は)大学に入って何度か対戦してるのでやり方は分かっていた。今まで負けたときは大事なところでミスをしてしまっていたが、今回はそういったところで打ち切ることができた。 (5セット目は)どんなにリードされても絶対挽回できると思って諦めないで戦った。(秋リーグを振り返って)集中して声が出てるときはよかったが、気迫に負けてしまったときは簡単に負けてしまうことがあった。来季も1部でできるなら強い相手に向かっていきたい。 (入替戦は)1年の春の時に自分が出て負けたので、勝って自分が貢献したい」

なお、入替戦対埼工大戦は10月6日、和光市総合体育館で行われる予定

■会場へのアクセス
・東武東上線、有楽町線、副都心線「和光市」より徒歩20分
・東武バス 和光市駅南口1番乗り場
 司法研修所循環乗車「和光市総合体育館前」下車 徒歩3分

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