• 1シーズンでの2部降格となり肩を落とす選手たち=上柚木公園野球場で(山本春煕撮影)

  • 先発の高橋は11安打を浴びた

  • 7回、貴重な同点適時打を放った藤本耕

1季で散る、無念の2部降格

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球春季リーグ1部・2部入替戦対東海大3回戦(2013年06月03日 20時13分)

 東都大学準硬式野球春季リーグ1部・2部入替戦対東海大3回戦が6月3日、 上柚木公園野球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 100 001 210 5
東海大 202 000 30× 7

      打安点
(8)笠 井 530
(4)随 行 420
DH渡 辺 421
(5)藤本耕 432
(9)川 口 310
PH魚 野 100
(6)藤本誠 310
(3)秋 元 411
PR佐々木 000
3 小 栗 100
(2)三 枝 410
(7)佐 野 401
     計37145

▽本塁打=渡辺
▽二塁打=笠井、川口、藤本耕、秋元

     回 打安責
●高橋 8 36113

 1勝1敗で迎えた最終戦。初回、2死から渡辺優(営2)が右越本塁打を放ち先制する。直後、先発した高橋謙太(営2)は中前適時打と失策で2失点。2点を追いかける7回、3連打で1死満塁の好機を作ると藤本耕平(現3)の中前適時二塁打で同点とする。だがその裏、3失点と再び勝ち越しを許す。8回には1点を返すが打線がつながらず、計14安打を放つが5点に踏みとどまった。東海大との入替戦を落とし、2部降格が決まった。

◆藤本耕平主将
「(今日は)結局、地力の差があったんじゃないかと思う。力不足だった。(最終戦だったが)秋も1部でやりたいって思いで、何が何でも勝ちたいと思っていた。秋元さんが最後だったのでそういう意味でも勝って有終の美で終わらせたいなと。(適時打は)個人としては良いところで打てたし良かったとは思うが、キャプテンとしてはチームが勝てなかったので悔しい。(降格だが)2部っていうのはちょっと不甲斐ないと思うけど、決まったもんなのでまた明日から入れ替えていきたい。(1部は)レベルの差があったし、もっと1部でやりたいなって思った。(主将として)良い試合しても勝てなかったりっていうのが多かったので、辛くもあった。それでもどうやったらチームが勝てるかなって、自分の背中で見せるしかないと、片柳と一緒に考えてきた。(秋までは)モチベーションを保って、いかに仕上げてリーグ戦に向えるかも重要になってくる。落ちたっていうのを引きずらずにしっかり受け止めてからリーグ戦、完全優勝したい」

◆笠井 勝(法3)
「(今日は)序盤優位にもっていこうとして気合入ってたけど、相手に雰囲気も持っていかれていらない点も与えてしまった。序盤のもっていき方が敗因。(猛打賞だが)調子は良くなかったけど、とにかく後ろにつながるように。4番まで回せば耕平が何とかしてくれる、出ることだけ意識した。(降格して)正直悔しい気持ちでいっぱいだが、いつまでも下向いてるわけにはいかない。(1部は)相手はミスがなくて確実な野球をしてくる。レベルの高い所で野球ができたことはすごいうれしくて、しっかり経験したっていう意味で次に生かしていければ。(接戦も多かったが)接戦をものにできなかったのが力不足。全員が、自分がどうしたらとか、もっと力があればっていうのを分かったと思う。(秋に向けて)一からやり直して力をつけて、2部優勝して1部上がれるように頑張る。ミスがない野球ができたらもっと楽に勝てる。丁寧に一個一個やっていきたい」

◆高橋謙太
「(今日は)負けて悔しい。(疲れは)特に無かった。(調子は)途中から良くなってきた。序盤を抑えていたら良かった。(同点に追いついた直後は)力を入れて投げたが、向こうのバッターのが上手かった。抑えなきゃいけないとこだった。(リーグ戦を振り返って)出てない試合は3試合くらいしかなく、先発の時はほぼ最後まで投げさせてもらった。いろんなバッターと対戦ができて自分の良い所、悪い所が分かった。(具体的には)真っ直ぐでつまらす事が出来たのは良かった。悪い所は真っ直ぐ意外。自信が無くストライクが取れなかった。(秋は)登板回数も増えると思うので、完投では無く完封を目指してやっていきたい。リーグ戦期間を通して活躍できるように頑張りたい。秋は優勝します」

◆渡辺 優
「(今日は)1部に残りたかったので悔しい。(初スタメンだが)魚野がベストナインとかとっていて自分も結果を残さないといけないと思っていた。(本塁打は)夢中で振ったのがたまたま。でもうれしい。あんまり感触は覚えていない。(理想の打者は)大きいのではなく後ろにつないで、外野の間を抜けるような打球を。(負ければ降格という中で)やるだけだと思って、悪いことは考えず良い緊張感を持ってできたと思う。(今季は)いつも追いかける形で自分たちのペースに持っていけなかったのは反省点だが、1部のレベルを把握できたのでまた練習していく。(秋までは)守備と連携をもっと磨いて、チャンスで1本が出る打線に。個人としては今日のように大事なところで打てるような精神力もつけたい」

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