• 初回の3失点が響き、今季初黒星を喫した今永=神宮球場で(五十嵐秋音撮影)

打線沈黙、今永連勝ストップで痛い黒星

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対国学大1回戦(2013年05月22日 19時41分)

 東都大学野球1部春季リーグ対国学大1回戦が5月22日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 101 000 000 2
国学大 301 000 00X 4

      打安点
(4)砂 川 320
(7)齋 藤 300
(6)下 川 400
(8)江 越 421
(5)福山亮 410
(2)木 下 410
PR松 本 000
DH柳 原 200
HD前 田 200
(9)西村凌 200
(3)篠 原 200
    計 3061

    回 打安点
●今永 8 3284

 初回、2死三塁から4番・江越大賀(法3)が投手前適時打を放ち1点を先制。その裏、先発・今永昇太(経2)は制球が定まらず、1死から3連打を浴び3点を失う。3回表に2死三塁で捕手敵失により1点を返すが、その裏、相手の右越三塁打と左中間適時打でさらに1点を失う。4回以降は調子を取り戻し要所を抑える投球を見せるものの打線が奮わず散発6安打に抑えられた。無傷の6連勝中だった今永は今季初黒星。

◆西村 亮監督
「(今永は)ちょっと連打くらっちゃいました。でも今はエースですから。自分でも良いところと悪いところを分かっていると思う。(打線は)緩いボールを打たされて絞り切れなかった。(優勝がかかっていたが)分かっていること。意識するなというのは無理。明日勝ち、2つ勝って勝ち点取るだけ。(選手に変化は)それはない。結果だけを見るとそう見えるが」

◆松本皐兵主将(地4)
「(今日は)プレッシャーを力に変えていこうという話をしていたが、相手投手がうまかった。(今永は)今までができすぎじゃないけど、負担をかけていたし野手陣が助けてあげなければいけなかった。研究もされてきているし疲れているので。(国学大は)もともと国学はやるべきことを1こずつしっかりやってくる。わかっていたが嫌な相手に違いはないが、とにかく自分らにできることをやって勝つしかない。(亜大から勝ち点をとって)やっぱり最初の練習では気が抜けているというか、緊張感にかけていて監督にも少し注意をされたのでそういう甘い部分を無くしていかなければと。(明日は)とにかく勝つしかないので。切り替えて準備していくしかない」

◆木下祐志(市3)
「(初回の3失点は)ちょっと止められなかった。相手が初球から振ってきたので、結構踏み込まれて打たれてしまった。(今永は)あまり良くはなかったが、後半尻上がりに良くなってきていた。(国学大は)初球から振ってくるチームというのはあったが、ちゃんと抑えられるイメージはあった。(最後の打席は)初球を狙っていたが、打ち損じてしまったので来た球を打とうと思っていた。そんなに最後のバッターというのは意識していなかった。(明日は)やってきたことは変わらない。今日はみんなも打ち損じてしまったので、やることをやって明日、明後日勝つだけ」

◆今永昇太
「(今日は)序盤甘い球が多くて真ん中に集まってしまった。そこを狙われたのかなと。(原因は)優勝を意識したところもあるが、やっぱり相手バッターの打とうという気持ちに負けてしまった。(その後は)序盤は点を与えてしまい追いかける苦しい展開にしてしまったが、2点くらいなら打線がひっくり返せるので、3点差にはならないようにした。(初黒星だが)今までができすぎていた。こんなもんだなと。負けるときはあるし、こういうときにどう切り替えられるか。フォアボールでとかじゃなくきれいに打たれたので、うまく切り替えられると思う。(この1週間は)優勝を意識することは当たり前だけど、いい雰囲気でしっかり練習はできた」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

 なお、次戦・国学大2回戦は5月23日、13:00から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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