• 塚越は今季初登板で、5回3安打に抑えた=上柚木公園野球場で(服部萌香撮影)

  • 2安打と好機を広げた片柳は、監督代行として指揮を執る

王者・中大に完敗、開幕カード落とす

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球春季リーグ1部対中大2回戦(2013年04月19日 00時11分)

 東都大学準硬式野球春季リーグ1部対中大2回戦が4月18日、 上柚木公園野球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 000 000 000 0
中 大 000 204 22× 10

      打安点
(8)笠 井 200
(4)随 行 400
DH魚 野 420
(2)片 柳 420
2 三 枝 000
(5)藤本耕 410
(9)佐 藤 410
(7)佐 野 410
(3)秋 元 300
PH小 栗 100
(6)藤本誠 200
PH三 瓶 100
     計3370

▽二塁打=佐野

     回  打安責
●塚 越 5  2332
 野 口  2/3 610
 新 沼 21/3 1723

 先発・塚越直哉(法3)は2失点ながら5回までを3安打に抑える粘投で試合をつくる。だが続く2番手の野口直(法2)が、1死から連続四球を出すと安打や味方の失策も絡み3失点。6回途中から登板した新沼啓太(法2)も流れを止めることができず、この回計4点を失うと、以降も四球や失策が目立ち失点を重ねた。打線は、4度にわたり得点圏に走者を進めるが得点に結びつけることができず完敗。6季連続でリーグ優勝を誇る強豪・中大の前に2連敗を喫し開幕カードを落とした。

◆藤本耕平主将(現3)
「(今日は)やっぱりミスからの失点がよくなかった。相手はミスがなく、自滅してしまった。防げるミスだったので、今後こういうのを出さないように徹底したい。(1カード終えて)関東大会でも1部の国士舘とやってボロ負けしたけど、昨日の中大戦はまぁ手応えがあった。1部はワンチャンスをものにしてミスがない。死に物狂いで1点を取らないと厳しい。(明日は)前回とは全然違う駒澤で。まだ1カードが終わっただけで残りもある。これでダメだと思わないで貪欲に勝ちにこだわっていきたい。ベンチの雰囲気も悪くないし、これを最後まで維持していきたい」

◆片柳慶久(法3)
「(今日は)この前と同じで点がとれないのに相手に先制点を許してしまったことが敗因だと思う。(先発の塚越は)ボール自体は良かったけどフィールディングが悪かった。(打線は)手も足も出ないわけではない。チャンスでの勝負に弱い。1部はミスをしないことがレベルの高さだと思う。自分たちはやっぱり結局ミスからの失点で負けている。(明日は)関東大会で悲惨な負け方をしている相手なので、やり返すじゃないけどやって勝てたらいい。(個人としては)キャッチャーなのでピッチャーを助けられるような。打撃では1本でも多く打てれば」

◆塚越直哉(法3)
「(今日は)先頭切って3人で抑えたりもして、まずまずだった。調子もよく、どんどんストライクを取って自分のペースで投げられた。(継投した2人には)2人は関東大会は投げたけど、リーグ戦は初登板だったので楽に行けと。後ろの先輩頼って、打たせて取ればいいと声を掛けた。(1カード終えて)最初に強い中大とやって、1部は強いけどある程度の戦いができたし、打てた人もいる。それは1部でもやれるという自信にもなったと思う。(明日は)この前の関東大会でも投げたが、情けなくて悔しかったので、悔しさを晴らす意味でも出番があったら自分らしいピッチングをしたい」

◆新沼啓太(法2)
「(今日は)投げれるピッチャーが最後だったので流れを止めなければならなかったのに止められず悔しい。(内容は)先頭打者を四球で出してしまってチャンスを与え、バント処理をミスして打たれてしまったり、自分1人でやってしまった。(持ち味は)練習試合ではクローザーとして抑えていたが、今日は抑えられなかった。だから今後は任せられる試合はしっかり抑えていきたい。(1部は)2部では甘く入っても打たれなかったものが1部ではストライクをとりにいったものは確実に打たれてしまうという怖さがある。(次戦は)チャンスがあればゼロに抑えられるようにしたい」


 なお、次戦・対国士舘大1回戦は4月19日、13:00から上柚木公園野球場で行われる予定。

■会場へのアクセス
・京王線「南大沢駅」下車から徒歩18分。または京王バス「北野駅」、 「八王子駅南口」行き乗車、「陸上競技場前」下車から徒歩3分

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