• 窪田、新主将としての意気込みを語る=都内ホテルで(豊田綾撮影)

  • 3大駅伝を振り返る大八木監督(内田真生撮影)

  • 和気あいあいと記念撮影をする4年生

第16回大学三大駅伝報告会

[陸上競技部]新主将は窪田、新体制で箱根優勝へ(2013年03月01日 02時00分)

 第16回大学三大駅伝報告会が2月28日、駒沢大学陸上競技部後援会主催のもと都内のホテルで行われた。会場には陸上OBをはじめ、多数の来賓がかけつけた。駒大の12年度の駅伝成績は出雲駅伝5位、全日本駅伝優勝、そして箱根駅伝は総合3位。王者復活には至らなかったが、復路優勝、4年生の3つの区間賞獲得をみせた。大八木弘明監督や今年度主将を務めた撹上宏光(経4)らが挨拶と今季を振り返った。また、来年度の新体制が発表され、主将に窪田忍(経3)が就任し、今後の活躍への意気込みを語った。以下は監督と選手のコメント。

◆大八木弘明監督
「箱根駅伝で4年生には1回も優勝させてあげられなかったことが監督として申し訳なかった。今年のテーマはスピードと強さを求めてきた。その中で、今年の箱根も最終的には強さが足りなかった。往路は9位で終えたが、復路は4年生の意地がみえて区間賞、復路優勝をやってくれた。素晴らしい4年生だったと思う。感謝している。これからも企業のほうで活躍してほしい。これから4年生も卒業し、また厳しい戦いが始まるけど、在校生が頑張らないと今後の箱根の優勝はないと思うし、三冠というものをひとつの目標としてこれから頑張っていってほしい。今年は数多くの世界大会があるが、この中から日の丸をつけて走る選手が出てこない限りはやはり箱根の優勝もないと思う。そういう思いで精進しながら頑張っていきたいと思いますので、これからもご支援、ご協力をよろしくお願いします」

◆撹上宏光(主将)
「昨年のこの会で私が撹上という名前だけにチームの格を上げると申しましたが、結果的には三冠を達成することが出来ず、私自身最後の箱根駅伝で走ることができずにチームをはじめ、この場にいらっしゃる方々にご心配とご迷惑をおかけしてしました。先ほど監督のほうから4年生に箱根駅伝で優勝を経験させてあげることができなくて申し訳ないという言葉をいただいたのですが、我々4年生一同ももちろん箱根駅伝で優勝したかったという気持ちもありますが優勝というよりももっともっと大切なものを駒沢大学の4年間で学ぶことができたと思います。このような貴重な経験を確実に積んできたので、それぞれ違った道に進みますが、今まで経験してきたことや学んできたことを次の段階へと生かしていきたいと思います」

◆窪田忍(新主将)
「昨年度の駅伝を振り返ってみてやはり箱根駅伝で優勝できなかったということがとても悔しいですし、私個人といたしましても2区で自分の走りを十分に発揮できなかったことが悔やまれます。ですが、復路で4年生の先輩方が素晴らしい走りをしてくださって、応援している後輩の私たちから見ましても責任感のあるすごい先輩方だなと感じました。今年私たちが最上級生となって、また、私が主将となるわけですが、昨年度の先輩方を超えられるようにしっかりと頑張っていきたいと思います。そしてチームとしてはなにより箱根駅伝で優勝できるように練習していきたいと思います」

発行冊子最新号一覧背景(左)

陸上競技部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)