• ランク入り決定の瞬間、ガッツポーズする加藤=横浜文化体育館で(高橋伽奈撮影)

  • 鈴木は敗戦するも成長を見せつけた

加藤、有利な試合運びでランク入り!

[卓球部]第79回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)(2012年10月28日 01時18分)

第79回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)3日目が10月27日、横浜文化体育館で行われた。結果は以下の通り。

<男子シングルス2回戦>
○加藤悠二(商3)3―1西浦(近大)●
●吉田拓磨(経1)0―3藤本(同大)○
○関本 健(営3)3―1神原(埼工大)●
○鈴木大地(営2)3―2花岡(近大)●
○佐藤 究(経3)3―2近藤(中大)●

<男子シングルス3回戦>
○加藤3―0濱口(福岡大)●
●関本0―3藤本(近大)○
●鈴木1―3山本(早大)○
●佐藤0―3根田(明大)○

<男子シングルス4回戦>
○加藤4―1石田(立命館大)●

※4回戦より7セット制。4ゲーム先取で勝利。

 今日はシングルス4回戦まで行われ、3回戦までに4人が進んだ。関本、佐藤は終盤に粘りを見せたが敗退。鈴木はラリー戦を展開するが後一歩及ばなかった。加藤は2回戦、序盤は接戦になるが3セット目を奪取。そのまま猛攻撃で勝ち取ると、3回戦は一方的な試合展開に。ランク入りがかかる4回戦も、威力のあるバックドライブを中心に相手を積極的に攻め勝利。これで来月に行われる全日本学生選抜卓球選手権大会への切符をつかんだ。明日は更なる上位進出を目指し戦う。

◆長崎隆志監督
「(加藤がランク入り)3年間の経験が今日の試合に全部出た。リーグ戦で勝って安定して自信がついていいリズムができていた。昨日の試合から今日の初戦などからこれはいくなと。素晴らしい出来。今はよほどのことがなければ崩れない。崩れて負ける姿を想像できないほど、それぐらい成長した。(目標は2人だったが)鈴木もランク入りのチャンスはあった。この1年で成長してきてあと少し。2人入れなかったけどさらに頑張ってくれる雰囲気は感じた。(明日は)今日と同じように強い気持ちで悠二らしくやればおのずとついてくる。ベスト8、ベスト4のためにやれることをやればいいだけ」

◆佐藤 究主将
「(3回戦は)準備をしてきたんですけど、出だしにうまくポイントを重ねることができなかった。バックが得意な選手なのでフォア側を狙ったんですけど甘いボールを返してしまってうまく崩せなかった。(課題は)悠二が唯一ランクに入って、しっかり実力で入った感じで回転量も対応力もずば抜けている。自分にはそこがないのかなと。(1人ランク入り)1人1人入りたいと思ってやっていたので悠二が入れて良かった。入れなかった人はそれぞれ思いを持ちながら次につなげられたらなと」

◆加藤悠二
「(今日は)平常心を保てば勝機が見えてくるので平常心で自分のプレーができるよう心がけた。ランク入りが最低ラインだと考えていたので入れてホッとしている。得意なバックドライブで勝負を仕掛けて試合を有利に進めることができた。(試合前は)サーブレシーブや三球目、四球目攻撃の確認とといった練習をしていたけれど、肩を痛めてからはランニングやトレーニングをしていた。(明日は)一つでも多く勝ち進んでベスト4目指したい」

◆鈴木大地
「(今日は)ランク入りを目指していたので向かっていく気持ちで試合にのぞんだ。接戦が多かったが一戦一戦試合の流れを見て相手の欠点をつくプレーをした。(今後の課題は)プレーの幅を広げたい」

 なお、明日は9:30から男子シングルス5回戦~決勝戦が行われる予定。

■会場へのアクセス
 JR京浜東北・根岸線「関内」駅より徒歩5分

発行冊子最新号一覧背景(左)

卓球部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)