• 苦しみながら戦い抜いたS4神保=駒大テニスコートで(小野沢権悟撮影)

  • 安定したストロークで勝利を掴んだS5田中

  • 今日で引退となる4年生

2部降格、新体制で1部を目指す!

[硬式テニス部]関東大学テニスリーグ【女子】入替戦・筑波大戦(2012年09月25日 01時27分)

関東大学テニスリーグ【女子】入替戦・筑波大戦が9月23日は中止になり24日、駒大テニスコートで行われた。結果は以下の通り。

トータル 駒 大1―6筑波大☆

D1 ●川上・神保1(6−1、1−6、4−6)2菅村・中村○
D2 ●川口・小林0(3−6、0−6)2足立・関○
S1 ●河野 瞳1(7−5、2−6、3−6)2菅村恵里香○
S2 ●川口 瞳0(5−7、2−6)2足立愉有子○
S3 ●川上静香0(3−6、4−6)2関真由美○
S4 ●神保 栞1(6−4、0−6、4−6)2大塚絵梨奈○
S5 ○田中菜穂子2(6−4、6−4)0中村香菜子●

 悪天候のため翌日に延期された入替戦は、2部1位の筑波大と対戦。駒大はダブルスで流れを掴みたい場面に、D2川口の力強いスマッシュを要所に見せつけるもストレートで破れてしまいD1に期待が掛かる。D1川上・神保は出だしこそ快調にポイントを奪いファーストセットをものにするが、セカンドセットではミスを重ねてしまい、ファイナルセットに突入。神保のスマッシュが冴えるものの相手の流れを変えることができず惜しくも敗北し前半は0−2で折り返す。
 後半シングルス勢の追い上げを見せたい駒大。S6田中は、出だしに差をつけられるがラリーを制し流れを掴む。その後もチャンスシーンで確実にポイントを奪い1勝目をあげる。長期戦になったS4神保はファイナルセットで先にポイントを連取するも、終盤足を酷使しながらも必死にボールを追いかけるが相手の勢いを止めることができず敗北。その後も駒大は勝ち星をあげることができず1−6で敗れ、思いを残し2部降格となった。

◆江口淳一監督
「毎年欠かさず入替戦に出場し、負けたことがなかったから言葉にできない。(4年生に向けて)頑張った結果だから受け止めて欲しい。負けたから弱い人間というわけではない、頑張った結果何かが足りなかっただけ。足りなかった事を見つけて人生に活かして欲しい。(次の代に向け)すぐ1部昇格。鬼になってチームを変えていく」

◆川口 瞳主将(英4)
「(リーグを振り返って)結局このチームで一勝も出来ず降格させてしまって申し訳ないと思っている。(キャプテンを務めて)とにかくあっという間で、きつい時もあったが人間的に成長できたかなと思う。(同期に向けて)1人もやめる事なく1年から頑張ってきて迷惑もかけたが、同期の皆は大切な存在。ありがとうと言いたい。(後輩に向けて)4年間部活をやれる事は当たり前じゃないし、色んな人達のサポートのおかげで1つの事に打ち込めている。とにかく全力で打ち込んで卒業時にやってきて良かったと思えるように人間的に成長して欲しい。 (駒大テニス部とは)成長させてもらった場所。毎日皆で部活するのが当たり前だったから、これがなくなるのは寂しい。でも4年間続けてきて良かった」

◆山口真唯副主将(商4)
「(1番の思い出は)2年の時に4年生に昇格してもらった年が1番印象的。(同期に向けて)4年間辛いことも楽しい事もたくさんあったが、一緒に4年間辞めずに続けてこれて良かった。(後輩に向けて)今日は皆頑張ったが、落ちてしまったので、来年辛い練習やトレーニングがあると思うが乗り越えて1部に上がって欲しい。(駒大テニス部とは)オフもなく、毎日練習だったからあって当たり前というか、無くてはならない存在」

◆川上静香(社4)
「(リーグを振り返って)1勝もできなかった。けど、最後まで起用してくれた事に感謝したい。(4年間で思い出に残っている事)1年生の春合宿。大学の体育会の厳しさを学んだ(笑い)。(同期に向けて)辛い時に支えてくれて、楽しい時は一緒に盛り上がってくれて楽しかった。ありがとうございます。(後輩に向けて)まだテニス人生が残っているから、悔いの無いようにやり切って欲しい。(駒大テニス部とは)人間性を成長させてくれた場所」

♦田中菜穂子(英4)
「(4年感を振り返り)自分達の代で降格してしまった、申し訳ない気持ちでいっぱい。もっと4年生が引っ張って行かなきゃいけなかった。嫌だと思う時でも、後輩が菜穂子さんって来てくれて嬉しかった。仲間が居るからここまで続けてこれた。来年昇格して欲しいので応援に行く。(同期に向けて)リーグに出ている同期を見て、自分も出て勝ちたいと思ったから頑張れた。同期は仲間だし良いライバル。(駒大テニス部とは)皆明るくて元気で、駒大に入ってなければ出会えなかった大切な存在」

◆大和亜紀(地4)
「(4年間振り返って)自分は高校時代に戦績もなく、大学でも良い成績を残せなくて駒大テニス部の名を汚していると思いながらやっていた。途中で辞めるのは性格的にも嫌だったので、4年間続ければ何か自信に繋がると思ってやり切った。幹部になってからも忙しかったけど、同期と力を合わせて引退するまでこれた。リーグは降格してしまい後輩に申し訳ないが、4年間やれてきた事は大きいのでこれからの糧にして行きたい。(同期に向けて)お互いを刺激し合い、ただのクラスメイトの仲良しさんとは違い成長し合ってきた存在。同期の力は大きい。(駒大テニス部とは)1番成長できた場。楽しみながらも厳しくやってこれた」

◆神保 栞(社3)
「(リーグを振り返って)有明からダブルスは1勝もできなかった。今日も2部に落ちてしまってくごく悔しい。(次期主将として)1年で1部に上がるということを目標に皆で上がりたい。(4年生との思い出)瞳さんと心身優勝したことは自分の3年間の中で大きい事。1年生の最初に静香さんとダブルスを組ませてもらって、最後に静香さんともう一度組めて嬉しかった。(4年生に向けて)やっぱり存在が大きくて、私たちが最上級生になってしまい不安もあるが、力を合わせて頑張るので応援してもらいたい」

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