• 2試合連続の無四球完投も黒星を喫した井口=神宮球場で(服部萌香撮影)

  • 江越は初回、先制の中前適時打を放った(瀧埜ひとみ撮影)

  • 二桁安打を放つも決定打を欠いた打線(高橋伽奈撮影)

好投好打も失策響き「悔しい」一敗

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対亜大1回戦(2012年09月18日 20時24分)

 東都大学硬式野球1部秋季リーグ対亜大1回戦が9月18日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

亜 大 100 020 000 3
駒 大 101 000 000 2

      打安点
(7)中 谷 530
(8)小 林 420
(5)下 川 521
(6)白 崎 300
(9)江 越 411
DH柳 原 200
HD山口修 200
(3)福 山 420
(2)戸 柱 410
(4)砂 川 300
PH前 田 100
     計37112

▽二塁打=小林、中谷
▽三塁打=中谷

     回 打安責
●井 口 9 3350

 初回、先発・井口拓皓(経4)は安打で走者を出すと失策で先制点を許す。その裏、打線は1死二塁から江越大賀(法2)の中前適時打ですぐさま同点とし、3回には中谷泰周(市4)が右中間三塁打を放つと下川知弥(営2)の左前適時打で逆転に成功する。すると5回、今日2つ目となる失策と右中間適時三塁打で同点、続く内野ゴロの間にも得点され逆転を許す。その後も打線は、毎回走者を出すが決定打に欠け得点を奪うことはできなかった。井口が2試合連続となる無四球完投を果たすも、チームは敗れ今季初黒星。

◆西村亮監督
「(今日は)打撃は打った方。やっぱりエラーが。(東浜投手は)いらない失点をしないでできればと思っていた。向こうは打線好調なわけじゃないから。(井口は)状態がよくない割に頑張ってくれた。打たれてとられたわけじゃないから。(打撃の指示は)特に狙いは言っていない。いろんなところに投げてくるから。積極的にコンパクトにというのは、どの試合でも同じ。(明日は)手も足も出ないわけではない。何が何でもとって、という感じ」

◆小林勇登主将(経4)
「(今日も2安打だが調子は)ミスから失点してしまったのが全て。(東浜投手は)低めに、フォークの落ちるボールを振らないようにしていたが、中盤から相手もわかってきて振ってしまった。(9回は)なんとか塁に進めようと思っていたが、力が入ってしまった。(国学大戦後は)打つ方は特に。とにかく守備を。(2失策は)ミスから点に絡んでいるところが課題。(明日は)亜大にはまだ1部で勝っていないので、明日は勝つ」

◆井口拓皓
「(今日は)東浜投手よりも、勝ち続けている亜大にどうにか勝ちたいとみんな気持ちも入っていた。(調子は)良くはない。気持ちに体がついてこないという感じ。でも調子が上がらない中でも無四球で投げきれるというのは自信になる。(亜大は)ワンチャンスをものにする力がある。そこが亜大との差だと思う。(チームは)雰囲気はすごく良い。やるべきことをしっかりやって形にできれば。(明日は)気をひきしめてやるしかない。特に4年生はしっかり力で引っ張っていきたい」

◆中谷泰周
「(今日は)3安打打てたけどチームが負けてしまったから、明日も打ってチームに勢いをつけたい。(9回の打席は)真っ直ぐをしっかりとらえられたが逆風で。いい形で打てたとは思う。(東浜投手は)やっぱりコントロールもいいし、変化球もキレていた。そのなかでも甘い球をしっかり打てたのは大きい。(チームの打線は)ヒットは出る。チャンスでの1本が出るようにするのが課題。 (明日は)しっかり打って無駄なエラー、失点を無くし、1点ずつとって3試合目につなげたい」

◆江越大賀
「(今日は)守備さえよければ勝てたと思う。(東浜投手は)良いピッチャーだが自信をもって勝負できた。(初回の適時打は)悪い形で失点したので流れをやりたくないと思った。1点が欲しい場面だったのでとにかく単打で次につなごうと。(明日は)明日も簡単には打たせてくれないと思うので、カウントを悪くしたとこで取りにきたボールを打ち返したい。明日も勝ちにいくだけ」


 なお、次戦・亜大2回戦は9月19日、13:00から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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