• 3安打2打点と猛打賞の活躍をした主将・小林=神宮球場で(山本春煕撮影)

  • 先発の今永は粘りの投球を見せた(松井智子撮影)

  • 2試合連続で本塁打を放った中谷(服部萌香撮影)

接戦制し、2連勝で勝ち点奪取!

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対国学院大2回戦(2012年09月12日 20時47分)

 東都大学硬式野球1部秋季リーグ対国学大2回戦が9月12日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

国学大 011 030 100 6
駒 大 410 101 10× 8

      打安点
(7)中 谷 521
(8)小 林 532
(5)下 川 420
(6)白 崎 420
(9)江 越 411
DH柳 原 422
(3)福 山 311
PH山 口 111
PR松 本 000
3 古 市 000
(2)戸 柱 420
(4)砂 川 300
     計37168

▽二塁打=江越、柳原、福山、小林
▽本塁打=中谷

       回 打安責
 今 永 4 2/3 2143
 片 山 1 2/3 801
○栗 林 2 2/3 910

 初回、小林勇登(経4)が出塁すると3連続二塁打で一挙4得点。2回には中谷泰周(市4)が2試合連続となる右越本塁打を放ち、この回までに5点を奪う。先発・今永昇太(経1)は2回に1点を失い3回、先頭打者に左越本塁打を放たれると、5回に満塁の危機を招き途中降板。下川知弥(営2)の失策なども絡み、この回3失点。1点差に追い付かれるが、打線は6回、7回にも追加点を挙げ突き放し、最後は7回途中から登板した栗林駿一(経4)が3人で抑え、開幕カード2連勝で勝ち点を掴んだ。

◆西村亮監督
「(今日は)これからもこれくらい打たないと。でもここまで打てないだろうね。今日は粘り強く次の1点、次の1点をとっていたから良かった。(中谷は)すごい。オープン戦から調子は良かった。(次の東浜は)完封記録もあるし、まずは1点取ること。(勝ち点は)手応えはない。ひとつひとつのチャンスをものにできるように。ランナーを確実に進めて粘り強く。 (山口は)粘り強いバッティングで練習でも良かったし、ボールの捉え方が上手い。初打席でヒットは自信になるよね」

◆小林勇登
「(勝ち点は)ほっとした。(今日は)厳しかったが、1点ずつ取れて良かった。(猛打賞は)ヒットが出て良かった。(春からは)とくに技術的なことは変えていない。最後なので思い切っていった。(16安打で8得点は)打線は気にしていない。ピッチャーと守りが課題。(中谷は)調子が良くて、前で打ってくれるから楽に入れる。(亜大戦は)まだ1回も勝ってないので、まずは1勝」

◆中谷泰周
「(今日の本塁打は)ホームランバッターではないから何とか後ろに繋ごうとコンパクトに打った結果。力強い低い打球が打てた。(夏場は)毎日1000本の素振りを続けた。チームメイトも皆、鋭い打球を打つので、自分も負けてられないと切磋琢磨していた。(打線が好調だが)下級生には好きに打ってもらって、上級生が返す。打てなかったら、上級生がカバー。(次の東浜投手は)コントロールが良く、追い込まれる前に甘い球を逃さずに打ちたい。(亜細亜戦は)簡単には勝たしてくれないと思うが、守備からいいリズムで攻撃につなげて積極的に振っていきたい」

◆下川知弥
「(今日は)勝ち点を取れてほっとした。(打撃が好調だが)まずは守備第一。ヒットはたまたまだが良かった。(エラーは)したくなかった。申し訳ない。その後の打席で取り返すことだけ考えた。(投手は)精一杯投げているので、野手が頑張らないといけない。(来週の亜大戦は)相手は強いが、自分たちのやってきた事をやれば張り合えると思う。初戦勝って絶対勝ち点を取りたい。(東浜は)良いピッチャーなので、甘い球を狙っていきたい」

◆今永昇太
「(今日は)調子は良くなかったが、3回の先頭打者にホームランをうたれたところで目がさめた。チームが良い雰囲気なのに自分のせいでずるずるいかせるわけにはいかないと思った。 (チームの初回の4得点は)点をとってもらった後が1番大事というのはわかっているのに、安心してしまったのは自分の弱さで、反省するところ。(先発は)任されるからには試合をしっかり作らなければならないと思うし、粘り強くいきたい。(亜大戦は)負けてする反省よりも勝ってする反省のほうが大きいと思うのでそこをまず反省する。投げることがあれば、いらない四球や付け入る隙を与えないようなピッチングを」


 なお、次戦・亜細亜大1回戦は9月18日、10:30から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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