• 右足を振り抜き、ゴールを決めた小牟田=時之栖スポーツセンター裾野グラウンドで(河田奈津子撮影)

  • 多彩なパスでチャンスを作り出した碓井

  • 終始声を出し、試合を盛り上げた川岸

大阪へ好発進!小牟田弾で辛くも勝利

[サッカー部]「アミノバイタル」カップ2012第1回関東大学サッカートーナメント大会1回戦・東海大学戦(2012年06月02日 23時38分)

 「アミノバイタル」カップ2012第1回関東大学サッカートーナメント大会1回戦・東海大学戦が6月2日、時之栖スポーツセンター裾野グラウンドで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

☆駒 大1―0東海大
   (0―0)
   (1―0)

【得点者】()はアシスト
75分:[駒]小牟田(碓井)

【メンバー】
GK大石健太[3]
DF荒井裕介[2]、三澤祥馬[4]、川岸祐輔[2]、田中雄一[3]
MF若山瞭太[3]、碓井鉄平[3]、小牧成亘[2](→83分大木 暁[2])、湯澤洋介[4](→90+1分溝口祐真[2])、山本大貴[3]
FW宮城雅史[4](→63分小牟田洋佑[2])
【SUB】
GK積田景介[1]
DF平尾優頼[2]
MF中村 駿[1]
MF平野篤志[1]

※[ ]内数字は学年

 本選出場を懸けて迎えた大事な初戦。試合は序盤、駒大が前線から激しくプレスを掛けペースを握る。39分の湯澤のシュートなど惜しいチャンスを作るが、人数をかけた相手の守りを崩せないまま前半終了。後半に入るといきなり仕掛けてきた東海大に流れを明け渡す。それでも何とか防ぐと、75分に途中出場の小牟田が碓井からのパスを見事なトラップからシュート。これが綺麗に決まり先制する。その後は全員の気持ちが入ったディフェンスで逃げ切り、2回戦進出を決めた。

◆秋田浩一監督
「(小牟田は)まあ良かった。あれで粘れるようになればいいが。淡白だしシュートはうまいんですけど。ストライカーというのは、俺に任せろ、俺が決めてやるというのがないと決まらないから。歴代のセンターフォワードがすごいっていうのもあるけど、巻や赤嶺だってどこかで自分で気付いて変わっていったので、ある程度まではいく力を持っているから、それさえ変われればもっと頼れるストライカーになるのでは。(川岸は)次は変えるかもしれない。今は川岸だが、前は平尾だったし嶋谷もやれるので、今競わせとくことで来年に繋がる。三澤と組むのは良いやつから組んでいく。最後に、秋にはぴしっとしたいと思います」

◆三澤祥馬主将(経4)
「点が取れない時間が続いて、全体的に焦れてきているなという部分があったが、相手の決定的な場面が結構多くなってきて後半、それでやられなくて良かった。流れが悪いときに小牟田が決めてくれたので、失点してないことと、1点取れたことで、とりあえず勝てた。前半のうちは失点をしないことだけを考えて、そこはよかったと思うが、チャンスもたくさんあったので、そこを決めておけばもっと楽な試合になっていたので、もったいない。こういう厳しい試合を勝てて、ここから乗っていければいいと思うので、次は気持ちをいれて、チームのことを考えて、仲間のためにチームのために走ることを考えてやっていきたい」

◆碓井鉄平(政3)
「今年はインカレがなくて全国大会が大臣杯だけなので、自分たちがやっぱり強いということを証明したかった。前半は前線の精度がよくなかった。相手が守備を固めてきてたというのもある。(クロスをよく上げていたが)キーパーが出てこないタイプだったんで、どんどん放り込めば駒大が競り合いに勝ってチャンスになると思った。あとはDFが多かったから早いクロスを入れるようにしてた。(課題は)サイドの湯澤や小牧を上手く使うことができなくて、結果良くなかった。あと、最近、流れが悪くなる時間がある。そこをどうにかしないと。(次戦は)どっちが上がってきても勝者。自分達らしくやりたい」

◆小牟田洋佑(政2)
「前半は結構チャンスを作れていたが、最後シュートうまくいってなくて、みんなちょっと焦ってる感じだった。特に意識はしていなかったが、いつも通り自分のプレーをやろうとした。(久しぶりの試合出場は)監督に最後のチャンスだ、というくらいの感じだったので点を取ってやろうと思っていた。(得点は)普段は結構シュート練習していた。あの角度もよくやっていたんで練習通りだった。(次戦は)自分の仕事はシュートとゴール前で起点になることなので、自分のシュートをしっかりやっていきたい」

◆川岸祐輔(歴2)
「今日は久しぶりに試合に出て、どうしても勝ちたかったので、気持ちは入っていた。(辛勝だったが)そうですね。苦しみながらも勝てたので良かったと思う。(勝因は)最後までやることを徹底して、ゴールに向かっていったことがやっぱり良かったと思う。(監督からは)自分はもうはね返すことだけなので、前に強くやることと、声を出すことを意識してやった。やっぱり自分は指示の声と、あとは盛り上げる声を出した。とりあえず何でもいいから。(自分の強みは)気合いですかね。気持ちを前面に出すプレーをやっていけたらな、と思う。(次節は)まだ出るか分からないが、またチーム一丸となって勝てればいい」

 なお、2回戦・対東京国際大学戦は6月4日、11:30から時之栖スポーツセンター裾野グラウンドで行われる。

■会場へのアクセス
・御殿場線「岩波駅」
※1「岩波駅」からは公共交通機関がなく、試合会場まではタクシーのみの移動となります。
※2「岩波駅」からの無料シャトルバスに乗ってしまいますと、全く別の「時之栖グラウンド」へ向かってしまいますのでご注意ください。

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