• 8回、逆転打となる右中間適時二塁打を放った鹿嶋=八王子市民球場で(高橋伽奈撮影)

  • 原口は2回2/3を無失点に抑える投球を見せた

  • 勝ち越しの走者生還に喜びを爆発させる選手たち

鹿嶋、意地の一打で入替戦先勝!

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球春季リーグ2部3部入替戦(2012年06月02日 23時37分)

 東都大学準硬式野球春季リーグ2部3部入替戦、対城西大1回戦が6月2日、八王子市民球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 002 000 040 6
城西大 002 010 200 5

      打安点
(8)笠 井 320
(4)植 松 310
DH 向  432
(3)高 木 412
(5)藤本耕 410
(7)片 柳 300
(2)鹿 嶋 422
(6)藤本誠 400
(9)道 場 310
     計32116

▽二塁打=向、高木、鹿嶋

     回   打安責
 岸 野 60/3 3074
 坂 東  1/3 321
○原 口 22/3 1100

 3回、向祐貴(法3)の右中間適時二塁打で2点を先制する。直後、先発・岸野和希(営3)は単打と犠飛を浴びて同点に追いつかれてしまう。その後さらに失点を重ね、3点を追う8回、高木健太(商4)の左中間適時二塁打など4連打で2点を返す。さらに鹿嶋勇太(営4)が右中間適時二塁打を放ち逆転に成功。その後は継投した原口拓弥(政4)が安定した投球で逃げ切り、入替戦初戦を先勝した。

◆植松俊紀主将(商3)
「(今日は)(城西には)前に負けているので、試合の前から皆で絶対勝とうと思っていた。逆転されたりしたけど、ビッグイニングを作れるのは駒沢の強みなので、勝ち越しに持っていけて良かった。(8回は)笠井がタッチアウトになって少し雰囲気が悪くなってしまったけど、ゴロを転がせば何かあると思っていたのでゴロを打とうと。(試合中チームの雰囲気は)逆転された時は少し悪くなったけど、グラウンド整備を挟んでちょっとずつ守備も良くなってきて、全員の雰囲気もかなり良かった。(残留に王手だが)一戦必勝。全力でやりたい」

◆鹿嶋勇太
「(今日は)トーナメントのつもりでそれらしい最後まで諦めない試合ができた。(8回は)自分のなかでゲームの一番のキーポイントになると思っていた。勝負所で打てたことがバッターとしては一番うれしい。(投手陣は)正直技術的には全然。ピッチャーは踏ん張っているとは思う。(8回、チームには)覚えてない。つながってくるならあの回だと。(初戦を取ったが)このリーグ戦は独特で勝ち点3で優勝、勝ち点2で入替戦。過信ではなく自信持って。(明日は)こうなったら一戦必勝。頑張っていきたい。(勝てば引退だが)落としていなくなる訳にはいかない。意地だけ」

◆高木健太
「(まず1勝ですが)入替戦に行くのは恥ずかしいこと。でもこっちは6位で相手は優勝して来ている、勢いの差があるなかで勝てたので今後のプラスになると思う。(今日は)後半に逆転できてその後ピッチャーが抑えてくれたっていうのが良かった。(8回どんな気持ちで打席に)集中していた。前の打席ゲッツー2つで散々な結果だったので、ここで打たなきゃ4番ではないと。(適時打を打って)素直にうれしかった。耕平、かっしーがしっかりつないでくれた。(勝てば引退だが)もともと引退していたはずだけどいろいろあって出ているんで、最後に1本でかいの打ちたい」

◆原口拓弥
「(今日は)雰囲気悪かったので流れを止めなきゃって。(7回途中からだったが)これ以上点をやったら最悪。7回は抑えようと。(8回、9回は)点を取ってチームの雰囲気を悪くさせないようにテンポよく投げたり、野手陣に声かけてやっていった。(初戦を取ったが)このチームが初戦を取ったのはデカい。この取ったイメージで次もいい感じで。(明日は)本当にやるだけ。勝てば引退なので与えられたイニングを投げるだけ。本当はリーグ戦で引退だったけど仕方ないので勝って終わりたい」

 なお次戦・2部3部入替戦、対城西大2回戦は6月3日、9:30から上柚木公園野球場で行われる予定。

■球場アクセス
・京王相模原線「南大沢」駅から徒歩20分、または京王バス「北野駅」、「八王子駅南口」行き乗車、「陸上競技場前」下車から徒歩3分

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